東京タワー&水上バスで品川水族館

東京タワー

この内容は備忘録して残している物で料金その他は当時の物です。

平成13年の1月、インターネットの、とあるホームページの掲示板で知り合った人たちと東京の田町駅の近くで新年会のため上京した。
行きは15時半頃駅に行ったら高崎線が浦和駅の構内で車両故障(連結器が外れた?)で
電車の運行に支障が起きているとのこと。後続の電車も折り返しだとか、行っても途中で停まるらしい。
仕方ないので大宮まで新幹線に乗って大宮から京浜東北線に乗り換えることも考えたが、億劫なので東京まで乗ることにする。田町に着いたのは17時ころ。飲み会の場所を確認した後で地図を片手にホテルに向かう。

夜勤明けで飲んだので電車で帰るのも億劫なので田町に泊まることにして、昨年のうちに予約してあった。
(三田都ホテル)

ホテルは思ったより簡単に見つかりチェックイン。明日の朝食のことが判らなかったので出る際に確認したら予約無しでOKとのこと。
最初からパンフレットとかに書いておいてくれよ..
その後、18時から23時過ぎまで飲んだ後でホテルに戻り風呂に入って寝たのが1時過ぎ。

翌日、まっすぐ帰るのも能が無いので見物して帰ることとした。ガイドブックを見ると東京タワーが比較的近くらしいので話のタネに見て行くことにした。
7時に起きてホテルで朝食を摂る。バイキングだが、少し高め。1,200円に
サービス料が追加されていて税込みだと1600円くらい?。東京とはいえ、ちと高い気がする。

8時過ぎにチェックアウトして田町から地下鉄の三田線で御成門まで行き、後は歩き。最初、地下鉄の駅で三田線に乗るのにホームが判らず浅草線のホームを行ったり来たりしてしまった。
(ホームの前方?まで歩いて行けば連
絡用の階段が有るのだが)
御成門の駅を降りて東京タワーを見ながら歩く。ガイドブックによると7分くらいとのこと。

着いたのが8時50分頃で、見ると展望台が開くのは9時からとのこと。
風が有って寒い中を写真を撮ったりしなが
ら窓口が開くまで待つ。
入り口近くには南極探検隊に同行したカラフト犬の銅像も有る。
(例の映画「南極物語」に
登場するタロ・ジロも居る)窓口が開いたので共通券を買おうとしたら(他が)開くのは10時からだが良いかと訊く。


東京タワー前の南極探検隊に同行したカラフト犬の銅像

展望台だけ上ってもしょうがないので、とりあえず2,800円払って共通券を買いエレベーターに乗り、展望台に上がる。
展望台(高さ150mの所に有る大展望)は入場料が820円。

ここから更に上の250mの高さに有る特別展望台まで上がるのは、別に600円が必要とのこと。
上まで上がっても見えるのは景色だけなので、それだけのために600円払うのもバカらしいので止める。
そんなこ
とを言えば大展望台に上がるのだって820円だから、高いと言えば高いのだが..
もっとも私の場合は他の場所も
入れる共通券なので高いのか安いのか判らないが..

10時にならなければ他の場所は開かないし失敗したかな?とも思う。
仕方ないのでホテルで貰った朝刊を広げて
中のベンチで見て時間をつぶす。
土産物でも買おうかと思ったが、観光地でも無いし今更、東京タワーグッズを買う
のも気乗りがせず、結局何も買わなかった。東京タワーは昭和33年に出来たそうで、たしかに窓枠等を見るとその頃の雰囲気が有る。

10時になってエレベーターで下に降りる。大展望台は2階建てになっており、降りる時は階段で下に降りてからでないと下りのエレベーターに乗れないのである。
下の展望台は土産物屋等が有る。ここも覗いただけで何も買わ
ず。
エレベーターで4階に降り、ここで共通券を使ってトリックアートギャラリーに入る。

トリックアートギャラリーは大人400円、小人300円。平面の絵だが、飛び出して立体的に見えるように描かれた
物で、写真を撮ったり触ったりすることが出来る。 

以前に見た美瑛のトリックアートに比べると作品数は少ないようだが、色々と凝った仕掛けがしてあるようだ。
たとえば机の後ろに座ると胴体が消えて見える机とか
(仕掛けは簡単だが、タネあかしをすると面白みが無いので
しないが..)絵の中に別の動物が描かれているとか、逆から見ると別の絵に見える物等々

奥の方を見るとハリウッド映画プレミアムコレクションという、映画で使った小道具の展示をやっており、共通券を持っている場合には200円で入れるというので覗いてみた。
ここは映画のタイタニックで使った小道具だとかエイリアンの
マスク等の小道具、スターウォーズに出てくるロボットだとかが展示されていた。
ここは2〜3枚、写真も撮ったが
著作権の絡みで公開は無理だろうから割愛。
なお常設ではなく、一時的な物のようだ。(場所が4F催事場の為)

それから3階に降り、鑞人形館に入る。
ここは有名人の鑞人形が展示してあるが、インターネットのホームページ
に載せる場合に無断で載せないこととの注意書きがしてある物が結構、目についた。

個人的な感想としては似ている物も有るが、イマイチ似ていないというのが正直なところ。
ミュージシャン等の人形に、この注意書きが多かった気がするので肖像権の関係かもしれない。
入場料は大人870円、小人460円と少し高め。

それから「不思議な散歩道」というホログラフィック ミステリーゾーンという所に入る。ここは平面の写真が立体的に見えるようにしたもの。
角度を変えると見える絵が変わる等、身近にもシール等で有るものの大きい物と思えば
良いだろう。
ただ、作品の位置が子供にも見えるようにしてあるとのことで、大人だと腰を屈めて見ないと見づらい
(よく見えない)のが辛い。
ここの入場料は大人410円、小人300円。

2階に降りて土産物屋を覗くが買いたいと思うものも無く、覗いただけ。同じような土産物屋が軒?を連ねているので余計に買う気も起きなくなる。

最後に1階に降り、水族館を覗く。ここは世界で初めて熱帯魚等の鑑賞魚を展示した水族館とのことで、昭和53年の4月に開館とのこと。
所狭しと水槽が並んでおり、多い所では水槽が4段重ねになっていて全部の種類をジッ
クリと見ていたら日がくれてしまうかもしれない。
私は駆け足というか斜め読みならぬ斜め見をして小一時間で出て
きてしまったが..
入館料は大人800円、お年寄り・14歳以下(お年寄りというのは失礼な書き方だと思うし、具体
的に何歳以上が「お年寄り」という説明も無いし..)は500円。
20名以上からは団体割引も有るとのことで、体の
不自由な方(パンフレットには身障者と書いてある)は特別料金で300円とのこと。

ショップも有って魚や水槽、餌、器具、薬品等も売っている。
水槽には魚の値段が表示されており、水族館と言わ
れなければ鑑賞魚の店と言われても不思議には思わないだろう。

出口の近くには金魚の水槽や、庭園を模したスペースが有り、庭園のスペースでは錦鯉が泳いでいた。
 

東京タワーから地下鉄で一旦、田町に戻りJR線で浜松町に行き、ここから歩いて水上バスの乗り場である日の出桟橋まで向かうが風が強くて寒い。
日の出桟橋に着き、ハーバークルーズ(東京湾一周)でも乗ろうかと考えていた
ら船が出てしまった。
仕方ないので「しながわ水族館」に行く「カナールクルーズ」というのに乗ることにする。

乗船券を買って乗り場に行くと、水族館行きは未だと言って待たされる。時間になって来たのを見ると何とも頼り無い小さな船。
(ブェネツイア)これじゃ屋形船の方が立派だぞ。まるで釣り舟の小型船じゃないか..

(定員53名の最も小さな船)

着いたので乗ったが、時間になっても出発しない。船長も来ないし、私しか乗っておらず、乗る船を間違えたかと心配になってしまった。
波は荒くて揺れるし、中では何か知らないけど部品の修理をしているし大丈夫なんかいな? 

と段々と心配になってしまった。期待した景色も中からだと今一つ良く見えないし、デジカメで撮ると逆光で写りは悪いし、かといって外は風が強くて居られないし最悪。
レインボーブリッジやフジテレビの社屋もキレイに写せず。

それでもお台場辺りで何人か乗って来たのと、運河に入ったら揺れは無くなったが..
品川水族館に着いても桟橋から乗船口というか切符売り場まで結構歩く。水族館は、ここから数分の場所だが..

水族館に着き、切符を買うが入場料は大人900円。
水上バスと一緒に買えば1,530円といくらか安くなるので
帰りはモノレール(大井競馬場が近くに有る)で帰ろうかとも思ったが、結局帰りも水上バスで帰ることにしてしまった。

水族館は鳥羽水族館だとか八景島シーパラダイスの水族館、おたる水族館等、他の水族館を見慣れているだけに、これといって感動するような物は無いが、それでもトンネル式の水槽は感動。これは八景島シーパラダイスの方が大きくて迫力有るけど..まあ、あちらは料金が高いから..

それにしても水族館に行くと美味しそうな魚が泳いでいるので、ついつい刺身にしたら美味いだろう等と思ってしまう。(^^;;)

ここも帰りの水上バス(同じ船が往復しているだけ)の時間が気になって売店での買い物もせずに出たら、なんと10分遅れ。これなら買い物をしている時間が有ったじゃないか...水上バスに乗ったが、例の修理は未だ終わっておらず、やっていた。そのうち眠くなってきて帰りは写真も撮らずウトウトと居眠り。


これは「しながわ水族館」の水上バス乗り場から見える「平和島競艇場」

浜松町(日の出桟橋)に戻り、駅でカツカレーを食べコーヒーを飲んで一息つく。
水族館を見た後なので回転寿司
でも入ろうかと思ったが、あまり入りつけないのでパスしてしまった。

浜松町から秋葉原に向かい、そこで無線屋やパソコン屋を覗く。特に買いたい物も無く、駅の近くのカーナビ等の店を回ってカーナビの地図(CD)を買う。
定価だと2万以上するのだが、16,000円くらいだった。

秋葉原を出て上野で乗り換え。各駅停車だが、これは珍しく本庄行き。高崎線だと高崎行きや新前橋、熊谷の隣の籠原行きが多いのだが、本庄行きというのは初めて。
熊谷に着いたら18時過ぎ。帰りの電車も眠くて途中まで
ウトウトしてしまった。

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