2006年 鳴門・徳島

平成18年の3月中旬、夜勤の班編成の変更に伴って5日間ほどの休みができて、何処かに行こうと思い検討。
寒い所や雪の有る所には行きたくないので考えた結果、四国か九州かということになったが九州もガイドブックを見た感じでは長崎くらいしか食指が動かない。
四国も、これといって行きたい所は無かったが以前に行って期待外れだった鳴門の渦潮を再度見に行く気になった。
NETで調べると丁度、大潮の時期。前回は中潮で期待ハズレだったので今回はと思って行った。

前回は高松から坂出、小豆島、鳴門といコースだったが今回は弟と一緒の関係で一泊二日の日程になり、鳴門と徳 島市内に行くことにした。たまたま日程が日曜と月曜になってしまい徳島市内での観光は殆どが休館日となってしまい、あまり行く所は無いのだが。

とりあえず鳴門に行って午後の渦潮を見ることにする。
前回はJASに乗ったが、今回は初めてスカイマークを使った。
この時期、何かと整備に問題の有った(機体に不具合が有ったのを修理せず運行していたとか、メーカーの修 理指示を4カ月も忘れて? 放置していたとかの問題)スカイマークだが料金の安さにつられて乗ってみた。

7時に家を出て切符を買おうとしたら東京自由切符が無く、モノレールで1駅まで乗れる切符が有ったので、これを買う。
各駅で上野に行き、京浜東北線で浜松町に行く。通勤時間帯以外は快速運転で通過してしまう駅だが朝の時間帯ということで停まる。
モノレールで羽田まで行き、本屋でCQ誌(アマチュア無線の専門誌)を買う。どうせ機内では音楽も聞けないし何もなくて退屈するだろうから本でも見ようかと思って買ったが、相変わらず見るような内容も無い。
昔なら広告が多くてそれなりに時間つぶしになったものだが、昨今はそれすら無くなってしまった。

羽田でチェックインし、手荷物検査。私はスンナリと通ったが弟は金属探知機に引っ掛かり何回も検査されて怒っていた。
飛行機に乗り込んでも順番待ちで中々離陸せず。滑走路で10分くらい待機していた。

機体はB767ERだがコストダウンでサービスは何も無し。お茶やジュースも出なければ音楽を聞くことも無い。
このあたりは電車と同じで、目的地まで運んでくれれば良いとの割り切りが必要。乗客も少なく半分も乗っていない感じでガラガラ。私は窓際に乗った。

飛んでしまえば天気も良く、下界がよく見える。徳島空港に到着し、空港連絡バスは徳島市内しか行かないためタクシーで鳴門駅に向かう。
鳴門駅に着いたら風が強くて寒い。これじゃあ関東よりも寒いぞ...
バス停でバスを待っていたが、ウッカリしていたら鳴門公園行きのが行ってしまった。
(市営バスと徳島バスの2社 が有って市営バスに乗り損なってしまった)

仕方無く、寒い中を30分くらい徳島バスの鳴門公園行きを待った。鳴門公園に行く前に観光船に乗ることにして亀浦観光港に行くが、バスは通りすぎてしまい慌てたら、なんとUターンしてくるのだ。
私と同様,慌てた客が降車 ボタンを押したら『次で停まる』とのこと。紛らわしい...

お昼を食べていなかったが、観光港に行けば何か食事をする所が有るだろうと思っていたのだが、これが期待外れで土産物は売っていても食事処は無いのだ。
喫茶コーナーは有ってもレストランとかは無いので注意。
仕方無く土産物に買った「鳴門金時」という饅頭を食べて空腹をしのぐ。

観光船は鳴門観光汽船の大型の「わんだーなると」と、水中が見られる小型の「アクアエデイ」が有るが、小型のは予約が必要で料金も高い。
大型は1等と2等の料金が有って私達は2等に乗った。港を出て大鳴門橋の下を通り、回転して渦潮を見てくるのだが風が強くて折角の渦潮も何処が渦か波か判らない。
所要時間は約30分だが、渦潮を見ている時間は半分も無い。せいぜい10分も有れば良いところか?
観潮船のアクアエデイ(水中観測船)
観潮船から見た渦潮(風が強くて渦がよく判らない)

港に戻った後で、バスに乗って鳴門公園(大鳴門橋の近く)まで行く。バス停の脇の階段を上がるとお茶園展望台や架橋記念館エデイの近くに出る。
「渦の道」という大鳴門橋の歩道の入口は道路を横断してトンネルの中を歩い て行く。

渦の道とエデイの両方を見るなら共通券を買うのが、お得。渦の道へ行くが風が強い。寒いし橋の上は一部を除き基本的に吹きさらし。飛ばされそうで怖かった。
写真を撮って早々に戻ってくる。途中には床にガラスを嵌め込んで海面が見えるようにしてあるが、海面まで高いと所で40m以上有ると言うのだがら高い所が苦手な人にはお勧めはしない。


渦の道の途中に有るガラス張りの床
 
渦潮(これじゃ、よく判らない)
渦潮(このくらい無いと..)

渦の道から戻って食事をしに、近くの土産物屋の一角に有る「うづの家」という所に行く。
ここは前回も食事をした所で鯛丼や刺身定食が美味い。私は刺身定食を食べたが、地のもの(鳴門鯛、ワカメ、竹輪)等が付いている。
鳴門の鯛は鳴門海峡の渦潮で揉まれているだけに身がしまってプリプリしていて美味い。

食事を摂った後で架橋記念館エデイに行く。17時閉館とのことで1時間も余裕が無く、駆け足で見てくる。
エスカヒルの東洋一の高低差のエスカレーターも話の種に乗せてやりたかったが、今回は行かずに鳴門駅に戻り宿にチェックイン。

宿はアドイン鳴門というビジネスホテル。「旅の窓口」で調べて大浴場が有るというので予約した。
ホテルだと風呂が狭くて足を伸ばせないので、こういう風呂が有るのは嬉しい。
実際は「大」というほど広くはなくて温泉旅館の大浴場みたいな広さはないが..

風呂に入った後で、胃の調子が悪いがレストランに食事に行く。和食と洋食が有るのだが、たまたま私が行った日は和食のレストランが休みの日で洋食しか営業していなかった。
あまり食欲もないが海老ピラフを食べてくる。
チェックインした時にビールかコーヒーの無料サービスといってサービス券を貰ったのでビールを1杯だけ飲んでくる。

翌日は起きて風呂に入ろうかとも思ったが、結局入らず。
朝食はレストランで洋食。これも普通なら和食と洋食が選べるのだが和食が休業のため、洋食しか選択肢が無く洋食を食べる。
どちらかというと個人的には朝飯はご飯派なのだが...

電車(ディーゼル)の関係で9時前にチェックアウト。鳴門駅から徳島駅まで向かう。この1本前のに乗ろうかと思ったが、途中で乗り換えで結局着くのは同じ時間になるため、乗り換え無しのこの列車にした。

徳島に着いて、とりあえず駅のコインロッカーに荷物を預ける。ここは地下に有るのだが場所が判りづらかった。
駅から歩いて「阿波踊り会館」に向かう。ここで阿波踊りの映像を見る。何処か知らないが幼稚園か小学生らしき団体も来ていた。
その後で阿波踊り関係の資料等を見た後でロープウエイで眉山という山に上る。
阿波踊り会館の五階が乗り場になっているのだ。
ここのロープウエイは15人乗りのゴンドラが2つ付いていて、それが往復する。
(回転して戻ってくるのではなく、本当の往復)


阿波踊り会館(この5階にロープウエイの乗り場が有る・後ろの山が眉山)

眉山からは徳島市内や大鳴門橋等が一望でき、有料の望遠鏡を使えば遠くまで見られる。
ここで写真を撮ったが、これといって見るようなものも無く下山。


眉山から見る徳島市内

阿波踊り会館の1階で土産物を買って駅に向かう。昼時でラーメンを食べたくなり駅の近くで中華そば屋に入る。
ご当地ラーメンの徳島ラーメンかと思ったが違った。(^^;)
結構、混んでいたので待たされるかと思ったが意外に速く出来てきてビックリ。私は五目中華そばを食べる。

それから徳島中央公園(徳島城址)を散策。桜はまだ蕾で、博物館は休館だし見るものも無かった。
手が痛い(腱鞘炎)ので途中で薬局に入り塗り薬の湿布薬を買う。

15時に空港連絡バスが出るため、駅に戻って土産を買う。それから空港バスに乗って空港に着き、ここでも土産とカバンが重いのでキャスター付きの袋を買う。
今度からはキャスター付きのCAが使っているようなカバンを買うことにしよう。
重いカバンを持っていると肩が凝ったり手が痛くなってしまうので..

徳島空港から羽田に付いたらターミナルに直付けではなくリムジンバスに乗ってターミナルまで連れて行かれる。
それにしても乗客は少なく、半分も乗っていたかどうか...これじゃ廃止になるわけだ。
(4月からスカイマークの徳 島便は廃止)

羽田からは何処にも寄らず真っ直ぐ帰る。上野から各駅に乗るが座れず。疲れていたから新幹線に乗るか、新特急等、多少高くても早く着くのに乗りたかったのだが...(--;)

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