多々良沼(たたらぬま)

群馬県の館林市に有る。平成13年の1月の、ある日に職場の同僚が多々良沼に白鳥を見に行ってきたと言ったので白鳥を見に行ってみた。

冬は白鳥が飛来するそうで例年、100羽程度の白鳥が飛んで来るそうだが、私が行った日(1月5日)は数えるほどしかいなかった。
白鳥が来始めたのは昭和53年の冬からとのこと。

この件については後日、前橋市在住の方からメールを戴き、近くの「ガバ沼」という所が給餌場となっており、そちらに集まるとの情報を頂いた。
そのため、昼間は多々良沼に行っても満足に白鳥を観察することは出来ないらしい。

その後、平成14年の正月の午後4時近くに行ってみたが、数は少ないものの船着場の近くで数羽見られ、その内の1羽は人に慣れていて手から直接餌を貰うくらい。
餌はトウモロコシが好物のようだった。


船着場まで寄ってきて手から餌をもらうほど慣れている白鳥
(平成14年1月)

風は冷たいし屋外に居るのは辛かった。休憩所というか野鳥を観察する所は有るものの暖房は無いし..

元々、ここは日向漁協という所がヘラ鮒釣りの沼というか池としていた場所らしい。
そこに白鳥が来るようになった
らしく、漁協をはじめとする「白鳥を守る会」が平成4年に作られて現在に至っているらしい。休憩所に有るパネルを見ると、茨城の方から貰った白鳥が2羽いるもよう。

多々良沼は周囲7km、面積83haとのこと。タヌキモ、タタランガレイ等の水生植物の宝庫でもあり、野鳥の恰好の生息場所も有るらしい。
カルガモ(市の鳥)、オナガ、アオサギ、コサギ、ダイサギ、カイツブリ、オオバン、カワウ等
の水鳥を含む約45種の野鳥が見られるとのこと。
コハクチョウは体長が約1.2m。例年11月上旬から3月中旬
まで滞在?するとのことで、最も多いのは1月下旬から2月上旬らしい。

野鳥観察棟(休憩所)の前には高さ2.3mの野鳥観察台が有り、ここからは多々良沼が見渡せる。
多々良沼へのアクセスは東武伊勢崎線の多々良駅が一番近いもよう。私は車で行ったので、駅からの所要時間
は不明だが..
詳細は館林市役所市民環境部環境課(電話0276−72−4111)。現地は多々良沼野鳥観察棟(電話0276−

75−2046)とのこと。
白鳥
これは何だろう?
鴨と白鳥なのかなぁ?、それともアヒル


これは野鳥観察棟(休憩所)

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