2006札幌・小樽旅行記

札幌時計台

平成18年の6月中旬、久々に北海道に行こうと思い立ち航空運賃の安い千歳を選択。
札幌を経由して小樽に行くことにした。金曜の午後に東京を経って札幌に着くのは夕方。札幌で時間的に見られるのは時計台とテレビ塔程度のものか?

小樽の宿は観光の利便さから見れば市内に限るのだが、たまには温泉に入るのも悪くないかと思い市外に有る朝里川温泉に有る宿に泊まることにした。
楽天から調べると朝里川クラッセホテルという所が見つかり、露天風呂も有るので決定。
食事が朝しか付かないコースだったが、食事は市内か他で食べても良いと思って予約。

前日から風邪気味で喉が痛く、熱も少し有るが風邪薬を飲んで何とか誤魔化す。当日は仕事が終わって急いで帰宅。
朝食をかき込み10時過ぎの新幹線に乗る。後で知ったことだが在来線は高崎線の人身事故の影響でダイヤが乱れていたようだが新幹線なので時間通りに到着。
京浜東北線に乗り換えて浜松町で降り、寄り道もせず羽田に向かう。

モノレールも1本遅らせたお蔭で座って空港まで行く。羽田に着いて直ぐにチェックイン。
席は事前にNETで申し込んだ際に指定してあったのでスンナリ。持ち物検査も問題なくパスして出発ロビーに向かう。

慌てていたのでハンカチを持ってくるのを忘れてしまい、空港内の売店でハンカチを買う。小腹が空いたのでパン屋でパンを買い、自販機でブラックの缶コーヒーを買う。
最近は糖を控えているので専ら飲み物といえば水かお茶。それも無い時はブラックコーヒーくらいしか無い。
それにしても風邪のせいで鼻水が止まらずティッシュが手放せない。

羽田発13時のJALに乗るが半端な時間帯のせいか機体は小さめのB767。半分はツアー客の様だった。
風邪のせいか耳が調子悪くなり、降りる頃は耳が聞えにくくなってしまい不調は降りても2〜3日続いてしまった。
14時半頃に新千歳に到着。札幌の気温は14度とか表示されていたが雨も小降りで肌寒い。

新千歳空港から快速エアポートに乗って札幌で降りる。札幌になったら止んだので取り敢えず荷物を持ったまま時計台を目指して歩く。
時計台の入館料は200円。TV塔との共通券も有るので、後で考えたらTV塔との共通券を買っておけば良かったと後悔。
その時点ではTV塔まで行くか決めかねていたので..

時計台を見て写真を撮っていたら雨が降り始め、体調も良くないので帰ろうかと思ったがTV塔に行き展望台まで上がってみる。
ここは700円。地上90mの展望台まで上がるが外が見えるエレベーターは好きじゃない。
展望台で大通り公園等の景色を見て土産に「北海道の手拭い」と書かれたタオルと「北海道のちり紙」と書いたティッシュ、根付等を買う。


札幌テレビ塔

風邪のせいで熱が有ってダルく、気力も無い。喉は痛いし、降りて地下街を歩き薬局でビタミン剤と喉飴を買う。
地下鉄に乗って駅まで戻ろうかとも思ったが、そのまま歩いて駅まで戻り小樽行きの電車に乗る。幸い、空いていて小樽まで座って行く。
小樽で降りて食事をしようと思うが意外に駅前には店が無い。駅前のビルの地下街に食事処が有るかと思ったがラーメン屋等、あまり食べたいと思うような物も無く、商店街を歩いても同様で断念。

宿のシャトルバスの乗り場に行くが待ち時間が半端で諦めて待つことにする。待合室の場所は表示してあるものの停まる場所が判らず。
しばらく待っていたら、それらしきバスが来たので一緒に待っていた他の人と一緒に乗り込む。

シャトルバスは20分程度で宿に着き、とりあえずチェックインした後で食事処に行って食事を摂る。
松花堂弁当を頼んだら天ぷらが多く、風邪で胃の調子も悪い人間には持て余してしまった。
それから風呂に行く。温泉で無色透明、中々良い湯だったと思う。熱が有るせいか普段よりも熱めに感じてしまい、あまり身体には良い入り方とは言えなかったが...

風呂に入った後で疲れたのと体調が良くないことから、直ぐに寝た。
朝は6時過ぎに目が覚め、風呂に入りに行く。温泉に行くと朝晩の2回は風呂に入らないと気が済まないので..
7時から食事とのことで着替えて食事に行く。バイキングだが土曜の朝ということもあって、それほど混んでいない。
以前、旭川に泊まった時は食事処が混んでいて待たされ、電車に乗るのがギリギリだったことが有ったが今回はそんな心配も無く済んだ。
帰りは宿のシャトルバス(夜はマイクロバスだったが、今回は普通のバス)で駅まで送ってもらい路線バスで祝津まで行く。
おたる水族館は9時開園だが10分前に着いてしまい開くのを待つ。

電波時計をして行ったが宿の中では電波も入らず見晴らしの良い所で受信を試み、無事に同調。
9時になって開き、水族館を見て歩く。全体的にはあまり代わりばえはしないものの、今回はマンボウが居た。

帰りはバスで帰っても良かったのだが観光船が10時半に有るというので話のタネに乗ってみることにし、乗り場に向かうが桟橋のような所で表示も無く探し回ってしまった。
そうしたら料金を受け取って乗船券を渡す人が居て、や っと判る。バス停のような表示が無いので初めての人だと迷ってしまう。

観光船は84名乗り、小型の船で乗り降りは階段状の物を桟橋と船の間に渡して乗り降りする。
乗船代は550円。祝津から小樽港までは25分程度。海の上は渋滞が無いから時間通り?
乗ったのは私と弟と、もう一人の3人のみ。  
小樽の観光船(左側が今回乗った「オタモイ号」)
何故か小樽に停泊していた自衛隊の試験艦「あすか」

小樽港には何故か海上自衛隊の試験艦の「あすか」というのが一隻だけ停泊していた。

小樽港に着いて船を降りるのも、もう一隻有る船に渡って、それから降りる。こういう降り方は初めてだった。
その足で運河に行く。天気も良く運河沿いには色々と店を広げている。(写真や絵、アクセサリー等々)観光客も多く、人力車や輪タクも走っている。


小樽運河とレンガ造りの倉庫

運河で写真を撮った後で店を見て歩く。北一硝子のベネツィア美術館に入ってガラス細工を見たり、別の工房でガラス細工の実演を見たりした後で光によって色が変わるという醤油注しを土産に買う。

その後、北菓楼(きたかろう)というお菓子屋(本店は砂川市)で試食をし、小樽限定というアップルパイを買う。
バウムクーヘンも有ったが、こちらの方が美味かったので..1箱1050円だった。他には「はまなすの恋」というクッキーか何かも有ったようだ。
それから隣に有る六花亭の「北の美術館」という所に入って絵を見た後でお菓子を買う。ここで買った、中にイチゴの入ったチョコレートは美味かった。
(ホワイトチョコではなく、普通のチョコの方)地方 発送もしてくれるのと、Tシャツや小物も売っている。

小樽オルゴール堂の前に有る「蒸気時計」も見たかったのだが、バスの中から一寸見かけただけ。また機会が有ったら、ゆっくりと寄ってみたいものだ。

その後、回転寿司の看板が目に入り、ここで昼食を摂ったが混んでいて今一つだった。
何しろ回転寿司と言うのにレーンの上には見本の食えない皿が回っているだけ。頼んでも客の数に対して職人が少ないのか、待たされた。
単品で頼むのも億劫でコースで頼んだが、結構待った気がする。味は悪くは無かったが、時間が掛かりすぎ。
ホタテの味噌汁も一緒に頼んだが美味かった。ここでは会計の際に何故か小さい鈴をくれた。

食事をした後で海鳴楼(かいめいろう)というオルゴール屋でオルゴールの安いのとCDを買ってから駅に戻りバスに乗って石原裕次郎記念館に行く。
時間的には帰りの電車の時刻とバスの時刻を考えると正味30分くらい。
駆け足で見て出てきた。それからバスで駅に戻り、新千歳空港行きの快速に乗る。
それにしても、この日の小樽は天気が良く暑いくらい。最高気温は24度くらい有ったそうで、道理で暑い訳だ。 
石原裕次郎記念館(奥に見えるのはヨットハーバー)
小樽駅(手前の左側がバスターミナル)

新千歳空港まで座って行け、1時間半くらい前に空港に到着。帰りはモノレールの始発駅になる第二ターミナルを選んだ関係でANA。
チェックイン機で発券してもらい手荷物検査を済ませ、出発ロビーに向かう。修学旅行生が多かった気がする。
売店でお菓子等の土産物を買い、17時半の飛行機に乗る。
これがポケモンジェット(B747-400D)で派手な機体。修学旅行生が半分以上乗っていたようだ。

羽田に向かう途中、空港が混雑しているので待機とのことで霞ヶ浦の上空で10分程度、旋回して待機。
羽田に着く頃はスッカリ暗くなっていた。19時過ぎに羽田に着き、食事をしたかったが真っ直ぐ帰ることにする。
モノレールも始発駅に加え土曜の夜のせいか空いていた。

浜松町から京浜東北線に乗り、東京で降りて新幹線に乗ろうと思ったが熊谷に停まるのが無く断念。
新特急も時間帯が遅く、各駅と大差無いので仕方無く各駅で帰ることにする。上野駅で乗り換えるついでに食事を摂ることにし、駅の構内に有ったカレー屋でカレーの大盛りを食べてから各駅で熊谷まで帰る。
着いたら雨が降って おり、行きも帰りも雨に祟られた。結局、何だかんだで家に着いたのは22時過ぎだった。

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