桶川市と紅花の関係について、桶川市観光協会ニュースの「たまてばこ」誌(創刊号)によると,江戸時代に中山道の宿場町として栄えた街で、地名の由来は「沖側」とか「起き川」等の説が有るとのこと。
「沖側」の説によると「オキ」は広々とした田畑の意で、その方向である「沖側」がなまったという説。
「起き側」説によると芝川と鴨川の水源が有ることから「起き川」とのこと。因みに中山道の67次の順は日本橋から始まって、板橋・蕨・浦和・上尾・桶川...の順。
板橋から蕨を除けば後は、殆ど高崎線の駅である。(桶川の後は鴻巣・熊谷・深谷・本庄・新町・倉賀野・高崎..)
桶川と「紅花」の関係であるが、これは今から約220年前に江戸商人によって山形から桶川に持ち込まれたようで「桶川臙脂(えんじ)」の名で染料や口紅の原料として全国に知れ渡ったとのこと。
「臙脂」とは紅花の花弁を天日に干して発酵させた染め物の原料のことで、別名を「べに餅」、「花餅」とも呼ばれているそうだ。
現在は染め物をはじめ、「うどん」・「まんじゅう」・「お茶」他の料理の材料としても使われているそうである。
平成10年にも一度見に行ったが、前回は平日のためイベントはやっておらず紅花だけ見て帰ってきたが、平成11年の6月26/27日が「べに花まつり」とのことで行ってきた。今回は雨の中を行ってきた。
カーナビに「城山公園」をセットし出発。国道17号を北本からカーナビの指示に従い西に向かう。
城山公園の近くに来ると「べに花まつり会場」の立て看板が目についてくる。
城山公園まで行くとテントや露天の屋台?が出ており、結構人が出て賑わっている様子。
駐車場は誘導しているのだが入り口が判りづらく行き過ぎてUターンして戻ってきた。
城山公園の1画と思われる砂利の空き地に臨時の駐車場を設定していたようである。
車を停め、歩いて行くと駐車したすぐ傍に紅花の畑が有った。雨の降る中を傘をさしながら露天等を見て歩く。
中には地元の店も出ていたようでジュース類が100円とか、中には餃子が五個で50円なんて格安な所も有った。
他にはフリーマーケットと思われる、車を停めて脇でアクセサリーや衣服、小物類を売っている人達も居た。
紅花を使った「うどん」や「そば」、地酒、お菓子類を売る店も有ったが、結局何も買わず終いだった。
紅花の花束も1束が300円と手頃だったが、ラベンダーほど好きではないもので、これも買わず。
なお祭りの期間中はJR桶川駅の西口と菖蒲町のブルーフェスティバルから会場までの無料巡回バスも運行される。
通常のバスは東武バスでJR桶川駅西口から川越行きで「川田谷支所」で下車。
べに花まつりの詳細は桶川市役所秘書広報課 Tel.048−786−3211や
桶川市観光協会 Tel.048−787−5424
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これは桶川の地酒(太田屋の「紅花物語」)
限定の地ビールも有ったが瓶のため買わなかった。 他には紅花を使った羊羹だとか、饅頭、水羊羹も有った。 |