2002・帯広〜小樽・札幌

紫竹ガーデン

平成14年6月、リフレッシュ休暇の4日め、5日めは釧路から帯広を経由して札幌〜小樽に泊まり小樽〜札幌を観光して千歳から戻るコース。
7時に朝食を摂り7時40分頃の特急、「スーパーおおぞら」で帯広に向かう。
叔父と友人宅に寄るのに手ぶらで行
くのも何なので釧路駅で丹頂鶴の玉子というお菓子を土産に買って出発。
釧路を出て白糠の辺りまでは左手に海
を見ながら走る。9時過ぎに帯広に到着。3年ぶりの帯広に里帰り。
到着して駅の中の売店で六花亭に入りイチゴ
の入ったチョコを買う。

駅を出てレンタカーを借りようと営業所を探すが、有った筈の場所に見当たらず。駅の左側(南口=昔から有る方)にハトヤというホテルが有った筈だが無い。後で聞いたら取り壊されたとのこと。道理で無い訳だ..

ワシントンホテルの前辺りに有った筈と探して、やっと発見。店の前は工事をしているし余計に判りづらい。
車を借りたは良いがナビの使い方が判らず、店の人に聞いてしまった。
それにしても、この車に付いていたND社
のナビは使いづらかった..こんなナビじゃ次回からは願い下げ。
行き先とか画面上のメニュー表示をタッチするの
だが、これが意図した所と違う所に反応するし使えない。
取説は置いてないしお手上げ。車を返す時に思わず、使
い勝手が悪いと文句を言ったら逆に『これが一番使いやすい筈なんですが..』と言われてしまった。私の使い方が悪いって言うのかい?(-_-メ)

とりあえず居るか居ないか判らないまま叔父の家に行ってみる。そうしたら居たので墓参りの後で紫竹ガーデンに行く旨を伝えると一緒に行ってくれると言う。
近所のスーパーで花を買い、墓地に向かう。墓地は生家の近くなので
一石二鳥なのである。
墓参りに行ったら風が強くてロウソクの火も着かず、線香を上げることを断念。

墓参りの後で3線というバスの通る幹線の通りに出て紫竹ガーデンに向かう。
そのうち道路脇に花壇が有る所が見えてきたと思ったら、そこが紫竹ガーデンのチューリップの花壇だった。
入場料を払って中に入るとグラジオラスの球根をくれたが、持って帰るのも億劫なので叔父に持ち帰ってもらった。

紫竹ガーデンは思っていたほど広くは無いし、花も場所によっては色のバランスがイマイチでそれほどキレイとは思えず。チューリップの花壇はキレイだったが、半分くらい花が終わっていたのが残念だった。チューリップ等の花の摘み取りも可能なようだ。(有料) 
帯広市郊外に有る紫竹ガーデン
紫竹ガーデンのチューリップ

その後で叔父宅に戻ったら叔母が買い物に出掛けてしまい家に入れず、近所で食事をしようとしたらお昼時にも関わらず準備中とか休み。
仕方無いので車で出掛けて回転寿司屋で食事。その後、近くに有る自由が丘温泉に
寄って温泉に入ってくる。
茶褐色のお湯で肌がスベスベする湯だった。15時に車を返すことになっていたので駅に
向かおうとするがナビが言うことをきいてくれない。
しばらく格闘するが諦めて勘で走る。帯広は道が碁盤の目のよ
うになっているので、迷う心配は少ない。
途中、スタンドを探して給油。それにしても地図の表示しか使えないナビじ
ゃ、あまり意味が無い。

オマケに車は4万km以上も走っているし、リッターカーだから力は無いし散々だった。稚内や旭川で借りたのは同じ料金、同じ車種でも1グレード上の4WD車だったので余裕が有ったけど..

車を返した後で友人に連絡をして駅まで迎えに来て貰う。今年から自宅で陶器の店を始めたそうで、結構忙しいらしいので気が引けるのだが..

色々と話をして17時過ぎに駅まで送ってもらい、駅で名物の豚丼の弁当を買い札幌行きの特急スーパーおおぞらに乗り込む。この列車は空いていた。

これが帯広名物の豚丼を弁当にしたもの
弁当箱の下の紐を引くと生石灰と水の化学
反応で沸騰し温まる。豚肉以外には具は無い。

20時過ぎに札幌に着き、各駅で小樽に向かう。途中まで通勤客等で混んでいた。
21時過ぎに小樽に到着。宿にチェックイン後に食事をしようと思ったが開いている店も見当たらず、駅の売店でツマミとビールを買って宿に戻って飲む。
この宿は三角市場の裏手、舟見坂の脇のせいか車の音が気になる。

部屋もだいぶ古いし..まあ駅に近くて安いから泊まったので文句は言えないが..(^^;)

翌日は電車に乗る訳では無いので8時に食事をして運河に向かう。途中、バスの1日乗車券を買う。1区間が200円なので4回以上乗り降りすれば元が取れる計算。
それに、この券で割引が効く所も有るので一石二鳥というもの。

とりあえず運河まで歩いて写真を撮る。運河プラザとか博物館、オルゴールホール海鳴楼を見ようとしたら早くても9時からとのことで運河の通りを歩く。修学旅行の学生がゾロゾロと歩いていて、何処に行っても居た。
小樽運河では人力車も居たし、前は人力車なんて無かった筈だがしばらく行かないうちに変わったものだ。


小樽運河

からくり動物園というおもちゃ屋や六花亭の北の大地美術館という所に寄ってみる。北の大地美術館は相原求一朗や坂本直行等の六花亭にゆかりの有る画家の絵を集めた美術館で、お菓子も売っている。
さすがに中札内美
術館村に比べると場所的な問題で展示されている作品数は少なめだが..

スーベニールオタルカンという万華鏡の店や北一ガラス等のガラス屋にも入ってみたが良いと思うものは高くて手が出ず。
カニ等の海産物も後で市場でも行って買おうと思い、買わず。

最後に小樽交通記念館に寄る。ここは鉄道関係を始め車や自転車・オートバイ等の交通に関する物が展示されており、車は昔懐かしいプリンスのスカイライン2000GTだとかニッサンのブルーバード、スバルの360、ルマンで優勝したマツダの車等も展示されている。
鉄道の関係ではラッセル車、ロタリー車等の除雪車、SL(C55)や特急の
北海、電気機関車のED76等の他、急行利尻の客車等が屋外に展示されている。
ブリヂストンのバイク等も有って
驚く。 
プリンスのスカイライン2000GT他 スバルの360等の旧車

ミニSLのアイアンホース号(1906年アメリカ製、乗車料200円)に乗って遊んだりしていたら時間が無くなり慌てて
戻り、オルゴールホール海鳴楼に寄ってオルゴールを買って駅に戻り札幌に向かう。
小樽の街中では馬が闊歩し
ていたり、馬車が走っていたりして驚いた。なおアイアンホース号は転車台が有って方向転換が出来る。


小樽交通記念館のSL・アイアンホース号
小樽交通記念館の入場券
小樽交通記念館の正面玄関

快速で約30分。札幌に着いてコインロッカーに荷物を預け、フィルムを現像しようとカメラ屋を探すが見当たらない。
駅の近くの店で海産物とお菓子を買って職場に送ってもらう。それから時計台に向かい、途中にカメラ屋が有
ったのでフィルムを現像に出す。
連絡先に携帯の番号を書いたら札幌の人かと聞くので、埼玉から来ていてこれ
から戻る旨を伝える。
後で見たら1本別の通りにカメラ屋が有った。

それから時計台に向かう途中でラーメン屋が有ったので入る。ミソラーメンと半ライスで腹ごしらえの後で時計台に行き、写真を撮った後で見学。
200円を払って中を早足で見る。その足で旧道庁(赤レンガ)に行き、中を見学。

こちらは無料。道庁ではハマナスが咲いていた。道庁を出た後で大通り公園に行ってみたがライラックは終わっていたみたいで、あまり見るものも無し。サッカーの試合が翌日のため外国のサポーターが結構来ていて、お巡りさんも出ていた。
大通り公園を後にしてフィルムを出したカメラ屋に寄って写真を引き取り、駅に戻って千歳行きの
快速に乗る。 
旧道庁の赤レンガ
札幌時計台
札幌ラーメン(龍鳳の味噌ラーメン)

小樽始発だから座れないかと思ったが無事に座って空港まで。予定より1本早い列車にしたが、空港で土産物を物色していたら意外に時間が無くなってしまい、慌ててチェックイン。
チェックインした後でも土産屋を覗き職場の人
間に日本酒を買ったりしてから東京行きのJAS便に乗る。
北海道限定のキテイちゃんもイマイチ好みのが無くて買
わず。
17時過ぎの777で羽田に向かう。これはモニターに速度、高度、目的地までの距離などが表示されるため
窓際じゃなくても退屈しない。
千歳空港で浜松町のモノレールの切符を売っていたので一緒に購入。

羽田に着いて手荷物を受けとってからモノレールに乗り換え。浜松町でカレーを食べた後で上野に行き、各駅で帰るのも億劫になったので新幹線に乗ったが混んでおり座れず。
弟に迎えに来てもらおうと電話しても、まだ仕事をし
ているし..結局、予定よりも早く20時半に帰宅。暑いし疲れた。

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