旅行(名古屋)


名古屋城
 

名古屋は3度ほど行った、父と一緒に2回行き,弟と2人で1回行った。父親は北海道生まれの名古屋育ちである。
終戦までは名古屋に住んでいたのだが、終戦後の食料難で仕方なく北海道に戻って農家をやることにしたという。
そんな訳で親戚や兄弟が名古屋近辺に住んでいる。 初めて名古屋に行った日は土砂降りの雨で靴の中まで水が入ってしまい、まるで水溜まりを歩いた様な濡れ方だった。
その夜は駅の観光案内所で紹介してもらった旅館に泊まったが、ここの主人という人が優しい人で濡れた靴を乾かしておいてくれた。それ以来,父はこの旅館しか泊まらないそうである。(一富久という、こじんまりした日本旅館)

名古屋といえば名古屋城の「金の鯱」である。城は空襲で焼けてしまったそうで土台しか残らなかったそうだ。
自慢の「金の鯱」も空襲を避けるために降ろして保管していたら、空襲に遭って焼けてしまったそうで何とも皮肉な話しである。
現在の鯱は18金とか? 焼ける前の鯱の金の鱗はもっと純度が高かったそうである。
なにしろ大判だか小判だかを潰して作っていたそうであるから豪勢な話しである。

鯱といえば鱗を盗んだ泥棒に『柿の木金助』というのが居るそうで、この泥棒は江戸時代だったか?その後,昭和の時代にも泥棒が現れ、こちらは前者に因んで『昭和の柿の木金助』と呼ばれたそうである。
江戸時代の泥棒は大凧に乗って盗んで行ったとか? 後者は忘れたが、鯱に跨がった時『これが国宝かと思ったら足が震えた』そうである。

鯱は一度だけ名城博か何かの為に降ろして下に展示した時期が有ったと聞く。
生憎と私は見に行けかったのだが父が見てきたそうである。
私が見たのはレプリカというか、見本であるが、あまり大きいとは思わなかったのが正直な感想である。
城自体は「金の鯱」で持っているような物で、これといって見るような物は無い。
なにしろ一度焼けて作り直しているのと、コンクリート製だから有り難みが無いのである。
中は資料館になっており天守閣まで上がることが出来る。  

動物園
東山動物園,上野等と並び大きな動物園である。ここも2度ほど行った。
最初は父の従兄弟という人と一緒で、2回目は弟と一緒だったが、2回めの時にはコアラが来たというので見に行ったのだが
金曜にも係わらず「コアラは休みの日」と言われ、『そんなの有り?』と驚いたというか、ガッカリしたというかコアラを見るのを楽しみにしてきただけ悲しい思いをした覚えが有る。
それ以来名古屋には行っていない。(^^;)
しかも後日,埼玉でも近くの東松山にコアラが来たと聞き、何のために名古屋まで行ったのか判らなかった。

東山動植物園
東山動植物園の入場券

きしめん
ウドンを平たくしたような物だが、これが名物なのである。
名古屋に来て「きしめん」と「ういろう」を食わなくては何をか言わんである。
そういえば「名古屋コーチン」という鶏もいましたね。味噌も「八丁味噌」か何か有ったような...
個人的には「納屋橋饅頭」(字が合っていたか自信が無いが..)が好きで名古屋に行くと必ずと言って良いくらい買って帰る。  

ういろう
大須とか青柳といった店が有名である。小豆や抹茶等、色々な味が有る。  

明治村
名古屋ではなく犬山市だが、名古屋エリアということで...
ここも弟と二人で行った。明治時代に建てられた建物が移されていたりして、結構見る物が多い。
「金沢監獄」の建物の前で記念撮影をしてきた。
名古屋から近鉄だか名鉄に乗って犬山駅で降り、バスで明治村まで。  

旅行(その他)に戻る
 
旅行に戻る
  
最初に戻る