2000年 摩周・釧路旅行記


平成12年6月19日・摩周第一展望台から見る摩周湖

2000年(平成12年)6月中旬、釧路から阿寒・美幌峠を経て摩周湖・釧路湿原等を旅してきた。

天気が良かったので美幌峠から摩周湖の第一展望台を目指して走る。
11時ころに摩周湖に着くと駐車代が410円とのこと。え? 金取るの! 

車を停めてレストハウスの中に入り摩周湖を見てみるが、どうも以前の記憶と違う場所のような気がする。
よくよく見ると、以前来た展望台はもっと先の方だった。
以前に来た時は阿寒バスの定期観光バスだったので、展望台の近くに止まるためレストハウスには寄らなかったので記憶に無いのかもしれない。

少し歩いて展望台に上がり摩周湖を見る。天気は良く、コバルトブルーの湖面が鮮やかに見える。
ここで写真を撮った後でレストハウスで携帯のストラップとマリモのマスコットと、見る角度によって絵が変わるというテレフォンカードを買う。
ここでしか買えないという「摩周湖の霧」という缶詰(250ccの缶)も売っていたが、買っても話のタネにはなっても貰った人が喜ぶとも思えないので買わず。
摩周湖は面積20平方kmで透明度は昭和6年に測定した値で41.6mと世界一を誇っているとのこと。
一時期、旧・ソ連のバイカル湖に抜かれた時期も有ったが現在も世界一の透明度を誇っている。

入り口で色々と焼いた物を売っていたのでホタテ焼きを買って食べる。
時間が有るので摩周湖の第一展望台から裏摩周展望台まで行こうかと言う話になったが、見る角度が変わるだけなので釧路湿原でも見ることにして国道391号線を釧路に向かう。

途中、シラルトロ湖という所で一休みする。
ここは周囲6.5km、面積3.4平方kmの湖で冬場になると白鳥が飛来するそうだが、夏場はこれといって見る物も無いようだった。


シラルトロ湖

それから細岡展望台という、釧路湿原を一望出来る所に寄ろうかと思っていたのだがガイドブックを見てぼーっとしていたら、運転手が通りすぎてしまったとのことで寄れず。
しかしレンタカー屋で貰った地図を見ると、砂利道で狭 い所らしい。景色は良いみたいだが..

そのまま釧路市街に向かい、幣舞橋(ぬさまいばし)に寄る。
幣舞橋は北海道の3大名橋の一つだそうだ。
橋の脇には春夏秋冬の4体のブロンズ像が立っている。


釧路市・幣舞橋(H12.6.19)

幣舞橋で写真を撮り、それから別のルートで釧路湿原を見るべく釧路市湿原展望台を目指す。
途中で食事をしようと店を探すが市内を外れると店も少なく、オマケに月曜のせいか休みの所が多く断念。

14時過ぎに釧路市湿原展望台に着き、湿原を見たがイメージ写真の川が蛇行しているような風景とは違いガッカリ。
この展望台の建物は谷地坊主(やちぼうず)と呼ばれる、湿原の植物を象ったとのこと。入場料は360円だった。
1階は写真パネルの展示、2階は資料展示、3階は展望ブース。屋上は展望台で有料の望遠鏡も有る。
屋上に上がった頃には曇ってきて風が出てくると肌寒かった。
後で調べたら、ここから少し行った北斗展望台の方が湿原らしい景色が見られたようで残念だった。
(レンタカー屋で貰った地図は見ていなかったので失敗した)

2階の展示室には幻の魚と言われるイトウが水槽に飼われていた。
外に出て隣に有るレストランで食事を摂った後で空港に向かう。

空港の途中にスタンドが無かったので阿寒よりのスタンドで給油しようかと思って向かうが、途中にスタンドが有り、一旦通りすぎたものの、相談の結果引き返してここで入れる。ここはレギュラーが101円だったが他は概ね103円くらいだった。
やはり本州に比べると高いようだ。  

釧路市湿原展望台

釧路市湿原展望台から見る釧路湿原

それから1時間ほど早いもののレンタカーを返したら少し料金が戻ってきた。そこから空港に行き航空券を買う。
出発ロビーに居てもやることが無いので手荷物検査をして中に入るが、ここでも金属探知機に反応。
今回は予め財布とか別にチェックしてもらったのだが..

帰りはANAの744便。B−767の300。
席はと見ると、またしてもエンジンの近くで翼の傍。非常口の傍で前は何も無く足は伸ばせるものの、景色を見るのはイマイチだった。

17時半に出発し19時に羽田着。
弟が荷物を預けたので出て来る間に立ち食いソバでも食べようと思っていたら思ったより早く出てきてしまい、携帯に電話が掛かってきてしまった。(苦笑)

それから真っ直ぐ帰り、東京駅から新幹線に乗る。
20時16分発の「あさひ」だが、東京に着いたのは20時頃で座れないかと心配したが12両編成のため、思ったより空いており無事に座って熊谷まで。
21時前に熊谷駅に到着し、そこから重い荷物を持って家まで歩き。疲れた。

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