山形・上山市,蔵王
 

上山城と「全国かかし祭り」
 
山形県上山市(かみのやま)。山形新幹線に乗って上山温泉駅に近づくと城が見えてくる。山形から帰る際に車窓から見えるライトアップされた城を見ては、一度は寄ってみたいと思っていた。

上山温泉には残念ながら寄る機会は無かったが、上山城だけは「かかし祭り」の機会に寄ってきた。

上山は蔵王の「お釜」に行く際に国道13号線を南下しては「蔵王エコーライン」を目指して走ったものである。
 

上山城
資料によると上山城は最上氏(もがみ)の南端の城だったとのこと。1692年に幕府の命により取り壊されたそうだ
が、昭和57年に290年振りに再建されたそうである。内部は資料館になっており、4階建てで最上階の天守閣は
展望台になっている。 

かかし祭り
かかし祭りの時に行ったら混んでいて渋滞したが、何とか車を停める場所が有ったので見てきた。「かかし」とはいっても昔懐かしい「へのへのもへの」の顔だけではなく、「隣のトトロ」まで有った。
写真は上山城と水戸の黄門様の「かかし」です。  

たくあん
沢庵禅師の名に由来する「たくあん」であるが、上山に庵があり、たくあん漬けはここで発明されたという。 

蔵王
「お釜」で有名な蔵王は、ここ上山市と宮城県に跨がっている。お釜の近く,刈田岳(かっただけ)の駐車場には無線をやりに、頻繁に行ったものである。
夏場は霧が出やすく、視界が数メートルで徐行しながら上がったことも何 度か有り、あまりの霧に途中で引き返したこともある。
エコーラインから先が区間が短いものの有料の蔵王ハイラインである。
料金は500円程度だった。ここを上りきると刈田岳の駐車場であり、そこから数分歩くと「お釜」が見える。
「お釜」は約3,000年前に出来たといわれる馬蹄型火口湖で直径330mのエメラルドグリーンの湖は太陽光線によって何度も色を変えることから「五色沼」の別名も有るとか?


宮城蔵王の「お釜」

途中には蔵王坊平高原(ざおうぼうだいらこうげん)というのが有り、パケット仲間との忘年会では、ここに有る無線家のペンションに泊まった。
この忘年会では初めて雪の道を走った。蔵王高原から山頂を越えて宮城に通じる道路は冬期になると閉鎖されてしまう。
会社の無線クラブの集まりでは中央高原のドッコ沼という所のホテルに泊まった。


雪の蔵王坊平高原(’95年12月) 

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