飛行機
 

旅行といえば乗り物である。大昔でさえ牛や馬に乗ったのであるから、現在の世の中,歩いて行くような暇な人間は居るまい。以前であれば時間に余裕が有ったので電車や連絡船に揺られての北海道上陸も可能であったが、今の職場に移ってからというもの、暇が無くてそんな悠長なことは、やっていられない。
したがって最近は航空機を利用することが多くなった。

Boeing B767
初めて函館に行く際に利用した。ANAである。函館行きはANAが主流なのと個人的にJALはあまり好きで無いのでANAにした。
しかしながら、なにしろ田舎者である。飛行機の乗り方も知らないのである。
1時間以上も前から空港に行ったものの、チェックインする場所を探したりしていたため、チェックインしたのは出発の30分くらい前だった。

禁煙席指定だったのとチェックインが遅かったせいもあり、乗ってみると真ん中の列で一番前の席。景色は全然見られず前に有るモニターを眺めるしかなかった。
それでもカーテン越しにCA(Cabin Atendant=スチュワー デス のこと)がお茶やジュースを用意する様が見られたりと、普段見ることのない舞台裏が眺められた。
音楽しか聞けなかったが、初めてなのでこんな物と思っていた。
初めて乗ったとき、離陸時の加速と離陸して地面がぐんぐんと遠ざかって行く光景に感動したものである。
その後、釧路に行ったりした際にも乗った。

2022年の6月、帯広からの帰り本来なら737-800なのだが機体変更で767-300(JA610J)になった。
この機体は昔は中国路線を飛んでいたらしい。
B767-300
B767-300 2022年6月13日、とかち帯広空港にて
Boeing B767−300(98年7月・旭川空港にて撮影)
こちらはB767-200(山形空港にて撮影)


Boeing B747
ごぞんじ「ジャンボ」である。函館に行った帰りの便で乗った。
本来ならばDC−10か何かだった筈なのだが、機体の都合で変わったらしく、到着が遅れてやきもきしていたらアナウンスが有り、機体を変更しての到着で思わず「ジャンボ」に乗れると喜んだものである。

出発の際にチェックインが遅れて良くない場所になってしまったため、帰りは空港に着いてすぐにチェックイン。
これは窓際だったが主翼の少し後ろで景色はイマイチだった。着陸時のフラップの動作は見られたが...

装備自体は767と大差は無かった気がするが席の数の多いことに驚いたものである。
(767の倍以上のため)その後JALで747のSR等にも乗った。

  
Boeing B747(羽田空港にて撮影) 


Boeing B747−400D
札幌に行く際に初めてJALに乗ったが、その時の飛行機がこれ。当時としては珍しいハイテクジャンボの国内版である。
国内版のため主翼のウィングレッドは付いていない。何故か2階席になってしまい、後にも先にもジャンボの2階席に乗ったのはこれだけである。
階段を上がるのだが、乗りなれない飛行機で乗りなれない2階ときているので何となく落ち着かなかった。
2階だと普通の建物の3階程度に相当する高さだそうである。もし事故でも起きたら逃げるのに大変だ等と余計な心配をしてしまった。
参考までに最後のDは国内向け(Domestic)の意味だそうだ。
 
  
Boeing B747−400D(羽田空港にて撮影) 

Airbus A−300
このタイプはJAS(現在はJAL)しか使っていなかった。
5月のゴールデンウィークに帯広に行くのに乗ったら、通常はMD−81の筈が多客期のためA−300になった。
やはりジャンボに比べると大きさ的に見劣りしてしまうが、当時 のJASの機体の中では最大だったった。
帯広に行く際は長らく、これだった。改良型のA300−600Rも有り、こちらはテレビが映る。
 

A−300(羽田空港にて撮影)


Magdonel Dagras DC−9
マグダネル・ダグラス社はBoeing社に吸収合併されたそうである。
JAS(現在はJAL)が所有している。山形に滞在していたころ千歳に行くのに乗った。本当は帯広か旭川に直接行きたかったが、直行便が千歳しか飛んでなく,仕方なく乗ったものである。
したがって後にも先にもこの1往復だけで ある。
このタイプは胴体がボーイング社のB767に比べて長く、主翼も細長くてスタイルが好きではないのである。

主翼の位置もかなり後ろに有るしエンジンは翼でなく尾翼の方に付いている。
行きも帰りも窓際だったと思ったが、帰りはエンジンの前辺りで煩かった。
オマケに音楽等も聞く装備が無いので、ただ乗っているだけ。
通路側でエンジンの近くだと、ただ高速移動の手段と割り切らないことには乗っていられない、二度と乗りたく無い機で
ある。(^^;)
搭乗人数の違いによりMD−81とMD−87が有る。どうやら私が乗ったのはMD−87らしい。  
DC−9(MD−87) 山形空港にて撮影
DC−9(MD−81) 旭川空港にて撮影


Boeing B777
ご存じボーイングの最新鋭機(当時)である。機体そのものはジャンボよりも小型であるが性能はヒケを取らない。
乗ったのはJASのレインボー777である。たまたま洞爺湖に行くのに千歳までだが、どうせ乗るなら最新鋭の777 に乗りたくてパソ通で予約状況を確認したら空席が有るというので、早速手配して乗った。
残念ながら窓際では無く 真ん中の列だったが、全席に標準装備された液晶モニターのお蔭で退屈せずに済んだ。これならば無理に窓際に座る必要も無いと思った。何といってもカーナビ同様,現在位置の判るのが嬉しい。
速度と目的地までの距離や所要時間まで表示されるので、他の飛行機の様に何処を飛んでいるのか判らないということは無い。
オーディオ用のヘッドフォンも他の飛行機の様にチューブの様な物ではなく、普通のインナータイプのヘッドフォンであり好感を持てる。
(チューブ式だと耳が痛くなってしまうのである)

これなら千歳に行く時はJASで決まりだと思ってしまう。他の航空会社に比べ200円安いし、機会が有れば絶対にレインボー777に乗ってほしいと思う。
(私はJASの回し者では有りませんが...)
残念なことにJASはJALと統合してJAS(JAPAN AIR SYSTEM)という会社は無くなってしまった。

777は200型と300型が有るがJASに導入されていたのは前者の方。
現在はJALの塗装になってしまい見分け
が付かなくなってしまったのが残念。 


Boeing B−777−200(羽田空港にて撮影・1997年6月)


Boeing B737-800 スカイマーク
2009年12月に福岡に行く際に乗った。
これにはウイングレッドが付いていないが私の乗った機には付いていたと思う。
スカイマークは低運賃を売り物にしているため機内サービスは殆ど無く、飲み物も有料だった。
ラジオも聞けなかったと記憶している。まあ、このあたりは電車でも乗っていると思って割り切れば気にはならないかもしれない。


B737-800 2009年12月・福岡空港にて撮影


番外編(乗ってないもの) 
NAL(中日本エアラインサービス)のfokker50
平成13年7月山形空港にて。山形〜函館行き。
国土交通省のYS−11(平成13年7月・山形空港にて)
何回か離着陸を繰り返していたみたいだが..

ANA(全日本空輸)のホームページに飛ぶ
 
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