旅行(函館)
函館も好きな街である。北海道に限らず、また行きたい所と聞かれれば迷わず上がる場所である。

函館は何といっても夜景であろう。百万ドルと言われる夜景を見ずして函館を語るなかれである。
それと函館は生まれて初めて飛行機に乗って行った場所でもある。電車では何回か通りすぎたものだが、函館に旅行したのはこの時が最初である。

最初に行った時は宿を郊外にある「湯の川温泉」に取ってしまったため、日が沈んでこれからという時に下山しなくてはならず残念だった。
それまではホテルに泊まることが大半だったので団体客が泊まるような大きな宿に泊まっ
て面食らった。
夕食は満腹だったが、大浴場に行くのにフロントの前を通らねばならず、浴衣姿では気恥ずかしい
思いをした。
2回目は前回の教訓を元に駅の近くに宿を取ったので、ゆっくりと夜景を見ることができて最高であった。 

函館夜景
函館駅から市電の十字街から南部坂という坂を上り、ロープウエイの駅まで歩き、100人から乗れるゴンドラに乗ると数分で函館山に着く。
日が沈み、街の明かりが灯ってくるにつれ、キラキラと宝石を散りばめたような美しさは
何度見ても飽きることが無い。

五稜郭
五稜郭はタワーに上がって全体を見渡したかったのだが、観光客が多く展望台へのエレベーター待ちが長いので諦めて中を見た。
時は5月のゴールデンウィーク、桜が満開で思わぬ所で花見となった。


函館・五稜郭内から五稜郭タワーを見る

 
メモリアルシップ摩周丸
函館駅の近くに青函連絡船だった摩周丸が係留されている。私が初めて海峡を渡った思い出深い船である。
ここは無線室が充実している。青森にも八甲田丸が有るが、ロープが張られていて無線機を触ることは出来ない。
摩周丸では無線機と一緒にモールス信号を打つ電鍵が縦振りとバグキーの2種類が有り、実際に触ることが出来るので通信士の気分が味わえる。
他には現役当時の通信士の方の名簿が有り、見ると殆どが一級無線通信士である。
昔の一級無線通信士は英文で一分間に120字からのモールス符号による通信をこなしたそうであり、船内に電話が付くまでは連絡船の航海中の電報のやりとりも相当数有ったそうである。  

メモリアルシップ摩周丸の入場券

函館山ロープウエイの搭乗券

大沼の遊覧船の乗船券

大沼
室蘭本線に乗ると車窓に大沼が見えるので、何時か訪れてみたいと思っていた。
大沼では遊覧船に乗って大沼と小沼を見て回った。
大沼からは駒ケ岳が見える。駒ケ岳は登ったことがないが、
機会が有れば登ってみたいものである。
近くの公園で鹿を見たりした。
 

函館・大沼公園と駒ヶ岳

JR函館本線・大沼公園駅

イカソーメン
函館はイカの美味い所である。イカを細く切った刺し身の「イカソーメン」が名物である。ソーメンというから、さぞかし細い物をイメージしたのだが、実際はウドンくらいの太さである。
ワサビ醤油でなく生姜醤油で食べるのが定番?  

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