2022年6月・帯広
幸福駅2022
幸福駅
2022年の6月中旬、コロナ禍ではあるが叔父の13回忌に行けなかったので3年ぶりに帯広に向かった。
関東は既に梅雨入り、出掛ける時も雨の予報で傘を差して行くのでは嫌だと思っていたが、幸い降らずに済んだ。

航空券は1月の時点で超特割とかいうので押さえていたので往復でも通常運賃の半額以下。
機材はB737-800という小型の物だが、帰りの便は途中で機材変更の連絡が有り、席も変わっていた。
調べたら一回り大きいB767-300になっていた。
B-767
帰りのB-767-300・とかち帯広空港

タッチアンドゴーで二次元バーコード等が有ればチケットレスで行けると言うのだが、やり方が判らず。
確認番号を入れれば二次元バーコードが表示されるというのでやってみたがエラーで、JALのサービスセンターに問い合わせ。
カウンターで手続してくれと言われた。
その後、ダメ元でとやってみたら二次元バーコードが出たので印刷して当日は持参。

朝8時過ぎに出発。普段は浜松町からモノレールなのだが
一部列車の部品に不具合を確認したため、同一車両形式の全ての編成に対して緊急点検実施で本数を減らして運行しているというので品川から京急に乗ることにする。
熊谷から品川までは上野東京ラインで直通、乗り換え無しで行ける。
(上野東京ラインになる前だと上野で降りて浜松町まで行ってモノレールというパターン)
品川に着いて一旦、改札を通らないと乗り換えが出来ないかと思ったがSuicaなので、そのまま乗り換え。
たまたま時間的に停まる駅の少ない列車で羽田到着。

空港の出発ロビーを土産を探してウロウロ。ひよこの形をした饅頭を買おうとしたが見つけられず羽田空港限定の東京ばな奈を土産に買う。
手荷物を預けようと思ったが自動チェックイン機の使い方が判らず...
以前はカウンターで預けたのだが昨今は自動チェックイン機になってしまい、初めてだと使い方が判らない。
近くにいた係員に訊きながら手荷物を預ける。

保安検査を通り搭乗ゲートまで動く歩道を歩く。
飛行機もあまり乗る人はいなかったみたいで私が座った席の前の列は誰も座っておらず、CAに前の窓側に座りますか?と訊かれたが、降りるのに窓側よりも通路側の方が早くて楽なので、そのままにする。だいぶ空席が有ったもよう。

11時30分の出発で帯広に着いたのは13時前。天気は曇り、降っていなくて一安心。
降りてから手荷物が出るのを待ち、その足でレンタカーのカウンターに行く。
今回はニッサンレンタカー。車種は指定無しだがコンパクトクラス。
カウンターで手続の後、送迎の車でレンタカーの営業所に行き手続。
車はマーチと思っていたらノートのe-Power...
シフトレバーが自分の車と違うので面食らってしまった。しかも地元の帯広ナンバーではなく札幌ナンバー。
ノートe-power
レンタカーはニッサンのノートe-power・地元の帯広ではなく札幌ナンバー

レンタカーの営業所を出たら、うす汚れたキタキツネが歩いているのに遭遇。キタキツネを見るのは二度目。
釧路空港で見た以来だが、あんな薄汚れてキツネ色じゃなくて灰色っぽいのを見たのは初めてだった。

レンタカーは基本料金だけなら5千円でお釣りがくるのだが保証等のオプションを付けたら6千円強。保険だと思えば..
明日は雨の予報なので、とりあえず幸福駅に寄ることにする。何回も行っている所なのでナビが無くても行ける。
幸福駅に着いて写真を撮り売店で切符の図柄の絵葉書と切符を買って墓地に向けて出発。
幸福駅の施設
旧幸福駅の土産物屋の近くにある建物

国道を生家に向かって走る。大正のガソリンスタンドが有る所(19号)を曲がり札内川(大川橋)を渡る。
昔は木の橋で所々、穴が開いていたりして怖かったなぁと思いながら走り富士の中村商店の角を曲がる。
ここまでくれば勝手知った道。中学に通うのに通った道で景色も殆ど変わらず迷う心配も無い。
車も殆ど走っていない。三線、今は道道に格上げで舗装されているが私が住んでいた頃は砂利道だった。

墓に行く途中、叔父と長兄が生家の隣の家で待っているというので寄ってお茶を飲んでから墓参り。
墓参りの後で昔お世話になった家を何軒か訪ねる。
それから13回忌だった叔父の家に寄って線香をあげさせてもらい、同行した叔父の家に寄って少し早めの夕飯を頂く。

義姉も長兄も健康不安とのこと。やはり歳を取ると病気の一つや二つは仕方なさそう。
叔父の家から宿に向かったが叔父が宿代を払ってくれた。m(..)m
帰りはどうするのか訊いたらバスで帰ると言う。言い出したから聞かない人間なので、それ以上は言わず。
部屋に入って外を見たら雨が降り出してきたので近くに有るコンビニに行ってビニール傘を買う。
折り畳み傘を持って行けば良かったのだが荷物になると思って持って行かなかった。
疲れたので夕食を食べてから風呂(モール温泉)に入って早めに寝た。

翌朝は5時頃に目が覚めたので6時から風呂(前日の残り湯で温い、洗い場の蛇口は水しか出ない)に入ってくる。
7時に朝食を摂り出発。予報では10時頃から止むと言うが動物園に行っても仕方無いと思い、愛国駅に向かう。
雨が降っているので中には入らず傘をさしたままで外周りだけ写真を撮る。
そこから札内川を渡って川西を通ろうかと思ったが、そのまま広尾国道を走り大正から生家跡に寄って写真を数枚取って紫竹ガーデンに向かう。
紫竹ガーデンに行ってみたが雨は止まず。足下が悪そうなので入らずに中札内に向かう。
紫竹ガーデン入り口
紫竹ガーデンの入り口・雨なので入らず

中札内の道の駅に行こうと思ったがナビの設定が判りづらく、直売所が有ったので寄ってみたが9時頃で開いておらず。
六花の森に行ったが、ここも開くのが10時半とのことで開いておらず道の駅に戻る。
売店で特に買いたい物も無く(土産物も嵩張る物は買わず、煮豆とマグネットシートだけ買う)

豆の資料館に寄って、昔はこの豆を作っていたなぁと懐かしく見てきた。
六花の森が開く時間になったので出掛ける。入場料がJAFの会員割引で800円だった。
六花亭の包み紙(六花亭は大昔は帯広千秋庵)の絵を描いた坂本直行の美術館等を見てくる。
その後、売店に寄って従兄弟に菓子折りを送ってやるように手配。
豆資料館
中札内の道の駅にある「豆資料館」

六花の森を出た後で給油し食事処を探すが月曜のせいかやっている所は見つからず。
直売所に寄ってみたが野菜や鶏肉等、生物が多く買って帰るには問題が有りそうなので何も買わず。
自販機で缶コーヒーを買って飲んだのみ。

幸福駅を脇に見ながら大正まで戻り、ブタ丼の店が有ると思ったら休み。
仕方無いのでコンビニでおにぎりとお茶を買って食べ、空港に向かう。
途中、幸福駅が見えたので寄ってみるが平日ということもあって客はまばら。
売店の店主に訊いたら平日だし昼時はこんなものとのこと。

帰りの便には2時間近くもあるが寄る所も無いのでレンタカーを返して空港に向かう。
傘は使うことも無いし持って帰るのも荷物になるのでレンタカー屋さんに使ってくれと言って渡してきた。
出発ロビーの売店で柳月の三方六を見たが三種類入りの物が無く、箱に詰めて包装してもらった。
3種類、全て値段が違う。材料によって値段が違うのだろうが...
他には自分用に六花亭のマルセイバターサンドを買う。

土産を入れるのにキャスター付きのバックを買おうかと思ったが大きいのしか無かったので買わず。
JALのカウンターに行って荷物を預けレストランでブタ丼を食べる。

それから保安検査に行ってバーコードを通そうと思ったら、時間的に早かったせいか係員がANAの方と勘違いしてANA(エアドウ)のチェックイン機に案内?
当然ながらエラーで、JALか? とやり直し。(苦笑)
保安検査も問題なく通過。

やることもなく待っていると東京からの便が到着。767-300なので行きよりも大きい。
帰りはそれほど乗る人はいなかったみたいで空いていた。
途中、揺れたが17時に羽田に到着。行きは北ウイングだったが帰りは南ウイング。

手荷物が出るのを待って受け取り、京急に乗る。事前に乗り場を把握していなかったのでホームを迷ってしまった。
品川から上野東京ラインの籠原行きに乗ったが思ったよりも混んでいて座れず。1時間以上もリュックを背負ったまま立ちっぱなしで腰が痛くなってしまった。
19時半過ぎに熊谷について荷物を持って歩くのも辛いのでタクシーに乗ったが、道を知らないのか国道に出て遠回り。
こちらも近距離なので遠慮して言わなかったが...

墓参りという名分で行ったので観光は二の次だったが天気も悪く、疲れに行ったようなものだった。

旅行に戻る

最初に戻る