フォレスターに最初、試乗した時にブレーキの効きが甘いと感じたが、聞くとスバルの車は大なり少なりこの傾向が有るらしい。
踏み方に応じて効くという、「仕様」みたいである。
そうは言っても自分で乗っている分には「慣れ」と「注意」で対応出来るが、他のメーカーの車に乗っている人間が運転した場合には安心して乗っていられないと思う。
聞くところによるとブレーキの効きの甘さはブレーキパッドにも原因が有るとのこと。
初期の所謂A型は結構、効きの良い物が着いているらしいが、私の乗っているB型以降は国産の物に変わっており効きが悪いとか?
試乗した時にセールスに聞いたらパッドの材質にアスベスト(石綿=肺ガンの虞有り)を使わなくなってから効きが悪くなったとか?
そこでブレーキパッドを交換することにした。
オートバックスに行ったら住友電装だか何だかと、エンドレスのが有りエンドレスのストリート用のTYPE NA−Y(型式はEP348NA−Y)というのを買った。
定価は13,000円で売値は10,400円。これに工賃が4,000円。
(1個につき2,000円)エンドレスのは色々と種類が有り、私の買ったのは最もノーマルに近い物。
温度が50℃〜350℃で初期タッチを重視したタイプとのこと。この上にはTYPE NA−Sという、初期制動重視の物も有る。(70℃〜450℃)
効きを重視するなら、こちらの方が良かったかもしれない。注意しなければならないのは間違ってもサーキット用とかレース用を買わないこと。
こんなのを着けたら街中ではブレーキが効かずパニックになること間違い無し。
こういったパッドはそれなりにローターの温度が上がってないと効かないから、街乗りでは逆に危険なのである。
交換してみた感じでは、外から見るとバッドの色が純正の黒色に対しブルーで映える。まだ当たりが出てないのかもしれないが、純正と大差無い感じ。
でも徐行程度の速度で、普通にブレーキを踏んでも以前のパッドで強く踏んだ時と同じような効き方をするので、いくらか効きは良くなっているのかもしれない。
しかし、ブレーキの効いた時の音が『ゴリッ!』といった感じなのが気になるところではある。
(純正のパッドでも強く踏むと、この傾向が有ったが特に強くなった感じ)
参考までに箱には「フォレスター」の表示は無く、「レガシイ」と「インプレッサ」としか書いて無かった。
ショップに備えつけの適合表を見て探したが、前用と後ろ用が有るので私のように前しか替えない場合は注意が必要である。(最初、後ろ用を買う気になってしまい適合表を見て気がついた)
他にはイエローハットやタイヤ館では「トキコ」というメーカーの物を置いていたが、対応しているのが置いて有ったかは確認しなかった。
(「ハイパーレブ」という車種別の専門紙にはトキコや住友云々のは載ってない)
なおスポーツパッドにするとブレーキの効きが良くなる反面、ブレーキパッドのカスでホイールが汚れる傾向が有るので、それだけは覚悟しておいた方が良い。
ブレーキの鳴きも出るし..
また、純正に比べ寿命(減り)も早いようなので注意が必要と思われる。
私の場合、2年半、距離にして約3万キロで使えなくなってしまった。