ダンロップルマンRV
ダンロップ・ルマンRV
(205−70−15ホイールはスバル純正) 
ダンロップ・ルマンRV(左側が外側)

フォレスターに乗り始めて約1年半、足回りを変えたことも有って頼りないタイヤを変えたいと思っていた。
私の場合、オフロードを走る機会は滅多に無く、どちらかというとオンロードを走るのが大半のためと冬場はスタッドレスが有ることからオールシーズンタイヤは不要と考え、オンロードの性能を重視したタイヤに交換を考えた。

第一希望はブリヂストンのB−RV AQだが値段が少し高い。まずオートバックスで聞いたら四駆系のタイヤを勧められ
(ブリヂストンのデューラーH/L683)四本セット、バランス等の工賃込みで5万円台の中間くらいとか。

その時点では買うか決めていなかったので、話だけ聞いて帰宅。

その後に以前、ダンパーを入れたタイヤ館に行って値段を聞こうかと思ったのだが行ってみると結構待っている客が居て、話を聞こうにも店員が居なくて億劫になり他の店に行く。

イエローハットに行くとダンロップのルマンRV、ヨコハマのアスペックMV、ブリヂストンのB−RV AQ他が有った。
純正のヨコハマのジオランダー(205−70−15)はサイドウォールが柔らかいため、対象となるタイヤのサイドウォールを手で押してみて硬さを確かめ、何が良いか迷う。

タイヤパターンから行くとアスペックMVは静かそうだが..
B−RVは値段が付いてなく、店員に聞いてもよく判らない。億劫になってルマンRV(一本10,200円)にした。
パターンが如何にもスポーツタイヤ風な雰囲気だったので..でも、よく考えたらデジタイヤじゃないんだよね。
ウエットグリップが良いとか静かだとかいうキャッチコピーに釣られてしまった。スピードレンジもHだし..
B−RV AQの、磨耗してもグリップが良いというのは魅力だったのだが、少し硬めの乗り心地と聞くのが気になったもので..
サイズも剛性を考えて215−65−15にしようかとも思ったが、無難な所で同じ物にした。

車自体が激しくコーナーを攻める物でも無いのでミシュランのグリーンタイヤも面白そうだと思ったが、生憎とサイズが無く断念。
ダンロップのデジタイヤエコ(SP−70e)も面白かったかもしれない。

交換のための工賃はバランス取りが1,000円/本(アルミは高い)+タイヤ処分料200円/本の計45,600円だが、丁度イエローハットのセール期間でクジを引いたら5割引きとのことで半額になってしまった。
これなら、もう少し高いのにしても良かったか..(^^;;)

履き替えてみた感じでは直進は変わらないものの、低速でハンドルを切るとグリップが良いのかハンドルが極端に重い。
ハンドルの重さだが、後日確認したら1本だけ空気圧が大幅に狂っているのが有り、同じ空気圧に揃えたら減少したのと、アライメントを調整し直したら問題とならなくなった。

パターンノイズも最初のうちは以前のジオランダーに比べて減ったとも思えなかったが、路面の良い所だと実に静かになる。
この辺りは個人の感じ方で変わるし、ハイグリップタイヤや本格的なクロカンのタイヤ等を履いた経験が無いので何とも言えない。
でもワンダリングといって、轍でハンドルを取られるという現象は無いもよう。
一番最初にタイヤを
変えたインテグラの時のヨコハマ・インテックは、かなりワンダリングを感じたが、これは無かった。

乗り心地だが、やはり硬めのせいもあって比較的路面の荒れが伝わってくる感じ。
細かい振動も拾ってくるが、さほど不快ではない。もっとも、このあたりは個人差が有るので一概には言えないが..

サイドウォールの剛性は格段に上がり、今までだとタイヤの側面を足で押すとボデーがヨレるような程の動きが有ったが、気にならない程度に減少している。
それとコーナーでのタイヤの鳴きだが、今までのジオランダーで山道を攻
めると鳴いていたのが鳴かなくなった。
やはりグリップが良くなっているようだ。それとジオランダーではグリップが
心配でコーナーでも安心してアクセルを踏めなかったが、これだと安心して走れる。
(そんなに高速でコーナリングはしないけど..ジオランダーのグニャグニャした足では怖くて)

このクラスだと四駆用のタイヤを履くか普通車のタイヤを履くか迷うところ。
車高が高めということも有ってRV用の
タイヤを選んでみたが、カタログを見る限りではルマンRVはミニバンに限らずライトクロカン、ステーションワゴンにもベストチョイスと書いてあったので..
(B−RVも同様)人によっては普通車用のスポーツタイヤを選ぶ人も居るよ
うだ。
アスペックMVはミニバンや1BOX向けのようである。

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