名機と言えど、絞り込み測光ばかりは時代遅れになってしまった。今の時代となってはやはり便利とは言えない。
露出測定をするときに、ボディの露出計スイッチをONにすると、実際に絞り込まれ、ファインダーを暗くしながら露出計で露出を合わせる。
露出計スイッチをOFFにすると絞り開放となり、ファインダーは明るくなる。開放でピントを合わせてシャッターを切れば、自動絞りではあるので、撮影の瞬間は絞りは絞られる。
70年代頃はこのカメラをぶら下げて歩いている人を多く見かけたが、最近は見かけることは少なくなった。 その代わり、押し入れの奥から出てきた親父のカメラがこの"SPOTMATIC"だった、ということでこのカメラのことを調べる方が最近は多い。水銀電池情報のページも御参照ください。