いやーん南米の旅報告(1999年夏)

 私の大学時代の友人まきは、ダンナさんがパラグアイに駐在することになり、パラグアイでロンリーな生活を送っている。今回の旅は「彼女を慰める&母から託された段ボールいっぱいの日本食とデジカメを運ぶ」というミッションを果たすべく行われた。

 パラグアイに荷物を送ると絶対届かないらしい。モノを取るのに罪悪感がないお国柄(?)もあって、ものめずらしい絵はがきもダメだとか。Ay〜!そんなところに行って大丈夫か?


わたしが旅に出る日は母はきまって不機嫌だ。送ってくれる車中。。

母:「どこの飛行機のるん?」

私:「ヴァリグ・ブラジル航空。」

母:「、、、、、、(絶句)」


まとめ(パラグアイ&イグアスの滝)

16:朝8時に家をでて、夕方7時に成田から飛行機に乗る(ヴァリグはユナイテッドよりよっっぽど親切でよかった!)

17:10時半アスンシオン到着、生肉のころがるアバウトな動物園にゆく

18:まきとパンをつくる、美術館にゆく。なかなかいいぞ、パラグアイの画家たち!

19:飛行機に乗ってイグアスの滝観光へ

20:アスンシオン市内観光、ツッコミライオンとか、マテ茶をすするおさぼり衛兵↓などを見て笑う、

パラグアイ名物「びんおどり」(頭の上にビンや瓶をのせて踊る)をみてまた笑う

21:まき夫婦とブエノスアイレスへ

17〜20日 まき家にて。このころよく料理した。(笑)白身魚のあんかけとか、カレーつくねテリヤキとか、八宝菜とかシナモンフレンチトーストとか。

 パラグアイはほんとのんびりした国だった。老若男女みなマテ茶を常に手にもっている。飲みながら仕事するのか、仕事しながら飲むのかわからないほど。いろいろツッコミどころがあって楽しかった。日本の中古車が走ってて「福山通運」「こんぶ卸商 兼次」とか、かなり笑わせてもらった。そしてマーケットにいくと、なぜか赤いパンツが多い。パラグアイ人は赤いのが好き?うーん。

19日 イグアスの滝

アスンシオンから飛行機に1時間のった。その飛行機をみたとき、、、絶句。14人乗りのセスナやん!機内サービスなんてあるわけなしっ!しかもパラグアイの空港にはレーダーなどがないらしく、有視界飛行、パイロットの腕次第!もうここで死ぬかもとおもった。

 さてさてイグアスの滝は世界遺産なんだけど、す、すごい、の一言!ブラジルとアルゼンチンを隔てる川が273もの滝となり、「どぉおお」とひとときもとまることなく轟いている。常に虹が見えるのもすばらしい。滝壺をのぞきこむと丸い虹が見えて感動した〜。

 そのあたりは自然も豊富で、「くあっち」というアライグマみたいな動物がうようよしていて可愛らしい。だけど、雄大な滝をバックに、目の前で何匹もメイクラブしているので観光客がみな眼が点になっていた。ううっ。国際的におかしい場面であった。

 昼御飯はブラジルで「シェラスコ」(焼き肉)。ほら、昔胃腸薬のCMででてた、串刺し肉。さすがに腰を振ってお肉を切るのではないけど、とにかくどんどんいろいろなお肉をこんがり焼いて串刺しにしたのを「もぉ〜いらない!」と言うまでもってきてくれて、好きなだけもらえる。ビールもおいしかった。ピンガ(ブラジル焼酎)にたっぷりライムとお砂糖がはいったのも美味しかった。あんなに食べたのに600円ほど、うそ〜ん!


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