Part 5 何故あの男の言うことを聞いたのか〜愛していたと伝えてくれ

いよいよ話はクライマックスへ。話に引き込まれるほど、覚えている台詞が少なくなります・・・

UGC社長室

ボビーとペニーワイズが到着すると、右側に机がありクラッドウェル、マックィーン、フィップ議員、謎のミセス・ミレニアム(^^;

ロックストックとバレルが登場
「公共施設・・・と・・・に民衆(?)が集まっています」
「こいつらが何をするのか、見守っているんです」

「地下にこもって陰謀を企てることが?」
「いつか地上に出てきますよ」

クラッドウェル、マックィーンに何か指示。マックィーン、大きなアタッシュケースを持ってくる。
ドンと置いてあけると中から光。つまってるのお札なのに(^^;
周りにいた人がみんな飛びのく。

「この金を君に受け取って欲しい。そして、町の人に料金を払うように説明してくれ(?)」

「私は確かに邪悪な人間かもしれないが」とクラッドウェルがいうと、
味方のはずの社員やロックストックから「そうだ!」「そうだ!」と口々に言われる。
「君やペニーワイズくん(?)となんら変わらない人間なんだよ」
「ただ、君が今日を求めているのに対して、私は明日を求めている」
「明日は必ずくるんだ。しがみつくタフさがあればね」

ボビー、札束を一つ手にとって
「この中には明日がたくさんつまってるってわけだ」
「これじゃ、安すぎる」
「一生暮らしていけるお金よ!」
「僕が求めているのは自由です。それはつまり、トイレをただにするってことなんだ」

「水不足が終わったらどうなるんですか?」
「終わる?」(そんなことあるわけない、という反応)

「ならば、一緒に考えましょう。こんな一部の金持ちのためだけじゃなくて、みんなが幸せになれる道を」

「トイレをただにはしない」

「ならば、僕はそれを伝えてきます」
帰ろうとするボビー。

クラッドウェル、机を押す。右端から中央へ滑っていく机。
周りにいた人がおおっと驚く

「私は全てを(握りつぶして?)きた、この右手で」

(警察、政治家に賄賂を渡して)
「私は全てを手に入れてきた。この耳と耳の間に(?)」

「ロックストック、(ユーリンタウンへ)連れて行け」
「待って、向こうにはホープがいるのよ」
「私は一度、この胸から愛を締め出した男だ。それをもう一回するだけだ!」

ロックストックとバレル、ボビーをつかまえて退場。

(この辺から動きがあわただしくなるんで、全部の動きを追えていないと思います)

クラッドウェル、黒服の男に向かって、
「お前とお前、警察を(集めろ?)」

「お前とお前・・・・・・」というが残っているのはマックィーンだけ。
キョロキョロするが、やっぱり自分しかいない。
「僕と誰?」といいながら、二人退場。

歌「何故あの男のことを聞いたのか」

ペニーワイズのソロ「何故 あの男を信じたのか・・・・・・」

(ホープを助けに行こうとするが)黒服の男に追われる。

「フィップ、議会を召集しろ。しかるべく弾圧に備えて、全権を掌握しておきたい。」
「そんなことで私の手を汚せというのか?」
「お前の手はもう、砂場で遊んだ子供のように真っ黒だ(?)」
「しかし、安心しろ。すぐに洗い流せる。リオの銀行でな」

「お前とお前、私と一緒に来い」
マックィーン、自分の姿をした人型を用意しているが、クラッドウェルに壊される。

フィップ議員のソロ「何故受け取った あの賄賂・・・・・・」

ボビー、目隠しをされた上に手錠をされ、ロックストックとバレルに連れられて舞台に出てくる。

「騙したな、クラッドウェル。言ってることとやってることが違うぞ」

ロックストックとバレル、ボビーを追い立てながら客席へ。ボビー、階段を降りたところで倒れる。
歌いながら、左側通路を歩く3人。バレルがボビーの鎖を持っていて、その後ろをロックストックが歩く。

黒服の男に襲われてるペニーワイズ。
手にしていた柄付きのスポンジで戦って勝利。ここの「行くよー」が結構好きだった。強すぎ。

ホープのソロ「どうしてあの人(?)を信じたのか・・・・・・」

ペニーワイズ、ホープが左右に分かれて同時に歌う。

ボビー、舞台に戻る。歌いながら、階段を登っていく。

「何処につれていくんだ? 今まで話には聞いてきたけど、ユーリンタウンって何処なんだ?」
「もうすぐだ」
「もうすぐ決定的瞬間が訪れる」(歌舞伎の決めポーズのようなことをしながら)

歌が続く。檻が回っている。
ロックストック、片手で檻につかまりながら歌う。

セットの一番上まで上がってきて、歌が途切れる。
「鳩がいる。ここは屋上なのか?」

「ようこそユーリンタウンの入り口へ」
ボビーの目隠しを外す。
「あれは・・・・・・だ。」(下を見下ろすようにして)
「あれは、子供の頃に住んでた家だ」
「ここはUGCの屋上か?」
「なんで僕たちの住んでる町がユーリンタウンなんだ?」

「まさか、ここから落とすのか? ユーリンタウンって死ぬことなのか?」
「そういう言い方もできる」

再び、歌いながら階段を降りていく。

ステージ上に並んで、みんなで歌う。それぞれ違う歌詞を歌っているのに、合わさって一つになっていて圧倒される。

ボビーの父親が柵のようなものを持って登場。
後ろには何か、板のようなものが用意されている。

柵をボビーの後ろに立て、そして倒す。板には渦の模様が表示されている。

ロックストックとバレル、ボビーから遠ざかる。

落ちていく(ように見える)ボビー。
(声の調子と腕の動きで空中でもがいて浮いたり落ちたりしてるように見せて笑いをとる。こんなシーンなのに笑えてしまうのがすごい)

べちゃ・・・というような効果音とともに、壁にへばりつく。

「シャベルとモップの用意だ、バレルくん。後はよろしく」
(ここの「バレルくん」の言い方が好きです。嫌なことみんなバレルに押し付けてる感じが(^^;)

場面転換

秘密のアジト

サイレンがずっと鳴り響いていた
「何かおめでたいことがあったのかなぁ?」
「なんでだよ。なんでサイレンがめでたいんだよ」

(もしボビーに何かあったのなら、ホープを殺そうと話している)

リトルサリーが戻ってくる。
「会議は、うまくいかなかったみたい」

「ボビーが、ビルから落とされてた」
「やったー」
「違う。警官がボビーをビルから突き落としたのよ」

「それで、ボビーはどうなったの?」
答えずに舞台の右側に逃げていくが、ボビー母の杖にひっかかる。

「ボービー・・・・・・」(叫ぶように)

「でも、警官が来る前に最後の言葉がきけたわ」
「彼女のことだった」うつむきながら指した指が、スーピー・スーに向いている。
「私?」
「ううん、違う。彼女」
ホープの方を指す。スーピー・スー泣き崩れる。

リトルサリー、歌いだそうとして歌わない。周り、こける。

舞台左側に移動する。

歌「愛していたと伝えてくれ」

リトルサリー、ソロ。

伝えてよ 愛していたよと ここより良い世界でまた会おうと
二人の愛は短かったけど・・・・・・


イスを持ったボビーと、煙を持ったストロング親父がでてくる。
「それ必要なの?」

ボビー、イスに登って歌おうとするが、ストロング親父が持っている煙に邪魔される

前が見えない 息が出来ない 顔消えてる(?)

リトルサリーと一緒に「みな罪人」


「みな罪人?」
「どういうこと?」
「わからない。どんどん意識がなくなっていたし、生きてただけで奇跡よ」

「ボクのことのなのかなぁ。どうしてボクが罪人なの?」

「みな罪人? ボビーは何様のつもりよ」

「待って。まだ続きがあるの」
「えぇっ」

リトルサリー、ソロ

ボビー、またイスを持ってでてくる。口にマスクをしている。
しかし歌おうとするとやっぱり煙に邪魔される。
「また、見えない」

「ちょっと」リトルサリーに抗議されて

でも見える
・・・・・・筋肉躍らせろ
そして やるべきことは
それは


「それは?」

「そこで息絶えたわ」

「やるべきこと? それは俺がずっと言ってきたことだ」
ホープを殺そうとするが、ペニーワイズが代わりに座っている。

「私が身代わりになるわ」
 町の人、ホープをペニーワイズから離して、ペニーワイズを取り押さえる。

「あんたは、権力に従ってきた強欲ばばぁだ」
にらまれて急に丁寧になる
「今更、身代わりになるっておかしいと思いませんか?」

もう一度、自分を捕まえさせてから
「それは私が彼女の母親だからよ」
「ええっ」
「私はクラッドウェルの愛人だった。」
「私がママよ」

「この・・・こぶたちゃん」
「このあばずれっ」にらまれてやっぱり遠ざかる。

「悪臭の時代のことよ。あの頃、みんな明日がくるなんて考えてなかった」
「いろんなことがあったわ。暴行、略奪、・・・・・・」
「でもそれだけじゃない。安キャバレー、合コン、深夜のデートもあった」
「そして」
リトルサリー「愛」
「そう、愛もあった」

「私はクラッドウェルに二度と会わないと約束させられたわ。だってあのときの私娼婦みたいなものだったし」

「だけど、あなたのことを忘れたことは一度もなかった(?)」

「私の心の中ではいろんな声が聞こえてるわ。でもその中の一つが大きく私に聞こえるの」
「不正は正すべきだって」
ホープ、ペニーワイズを殴ろうとして止める。

「あなたがここまで来たことは(すごい、というようなこと)と思う。ペニーワイズさん。」
「・・・ママ」

「あなたがそうやって変われるのなら、私たちも変わることが出来るのかもしれない」

「反乱軍の紳士淑女のみなさん。あなた方が私を殺しても、私はあなた方をうらみません」
町の人、襲いかかろうとするがそれを制すように
「でも、この革命(?)が失敗に終わったり、ボビーのことが忘れられるようなことがあれば、私はみなさんを恨みます」

「そして、私を殺せばこの革命も終わるのです」

「だから、私を反乱軍のリーダーにしなさい」

「警備員は私に何もいうことはできない」

ペニーワイズ、ポケットを探りながら「入り口の鍵は・・・鍵は私が持ってるわ」

「みなさんを父のところに連れて行きます。そして、いろいろ聞いてやるわ」
「ええ、いろいろ聞いてやる」

「あなたを信じられる理由は?」
「それは、ボビーが、あなた方の英雄が私を愛していたから。私がボビーを愛していたから」

ボビー母、ホープをしばっているロープをほどくように指示。

「あなたは良い子よ、ホープ。私たちもいつかあなたを愛することができるかもしれない」
ボビー母、ホープと抱き合う

「さぁ、やられる前にやってやるのよ!」

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