休憩中、モニターに「トイレにいくなら今のうち」と表示されている。
館内アナウンス「ロビーではユーリンタウンの秘密がかかれたプログラムも販売されています」
直前「携帯切ったか? トイレは行ったか? 覚悟(?)は出来ましたか? それでは?分後にお会いしましょう」
ピアノの人が中央に出てくる。
「よろしくお願いします」
看守に追い立てられてピアノに戻る。演奏スタート。
ロックストックとリトルサリー登場。中央でそれぞれポーズ。
「トイレはすませましたか?」(客席に尋ねて)
「すごく混んでた」 (「ものすごく混んでた」「いつもより多く出た」、なんて言ってた日もありました)
「さて、一幕の終了から、状況が少し変化しています。覚えてますか?」
「どうだろう?」
「(革命を起こしたボビーたちは)どこか秘密のアジトに逃げ込んだようです」
セットの檻の下側にだけ「ひみつのアジト」とかかれた布がかけられている。
「多分、これでしょう」(何かマンガのキャラクターのポーズで指をさす)
布から町の人が顔だけ出す。
(ボビー、ボビー母、リトルサリーが戻ってこないのを心配している)
(みんな捕まってしまったんだろう、という台詞)
歌「ユーリンタウンって何なのよ」
(この歌、歌詞の内容を把握してませんでした。ロックストックが舞台上で踊りまくってるんで、そちらに気をとられていたらしいです(^^;)
(まず、リトルベッキー、ホットブレード・ハリーのソロ)
ロックストックが幕をあけて、全員の歌。
終わったら、また幕を閉める。
「ユーリンタウンについては謎に包まれています(?)。これも私の作戦(?)です」
「小さな子供が私に聞きにきました」
「ユーリンタウンって本当は良いところなんでしょう? お菓子で出来たおうちがあったり、桃が流れてくるキレイな川があったりするー」
(リトルサリーを腹話術の人形のようにしながら、あずき口調)
「私は、はいともいいえとも答えませんでした」(手のひらを表、裏と見せながら)
クラッドウェル、マックィーン登場。ロックストック、帽子をかぶる。
「まだ見つからないのか?」
「何せ秘密のアジトですから」
(クラッドウェルのソロ)
全員で歌う部分になって幕を少しずつあける。
「踊らない」といわれてまた閉める。
「秘密のアジトですから」(アジトを指差しながら)
左側からボビーと、ボビー母がでてくる。
慌てて、ロックストックはクラッドウェルたちを退場させる。
そのままバンドの人たちの前で指揮する真似(?)
「危なかった」
「バレルに見られたかと思ったよ」
「トイレの助手たちにこのビラを全部配らないと」
「助手の子達なら頭も良い。だけど手を貸しちゃくれないよ」
「みんな、俺と同じでびびってるんだ」
(ボビーのソロ。ユーリンタウンなんてない、みたいな内容。ロックストックも一緒に踊る)
「お前のハートは馬のようにいななくのかい?」
リトルサリーを追いかけてバレル登場。
ボビー、母親を背負って慌てて逃げる。
リトルサリー、セットの檻にくっついてバレルをやり過ごすが、隣にいたロックストックに手をつかまれる。
「みんなは何処に隠れてるのかな? 教えてくれたら、お前はなんとかしてあげるよ」
「なんとかって、もう少しいいところに住まわせてくれるってこと?」
「まぁ、そういうことだ」
「ロックストック警部、その手には乗らないわ」(最初間違いかと思ったんだけど、ずっと「警部」でしたね)
「私、こう考えてるの。私はもうユーリンタウンにいるんだって」
「ユーリンタウンっていうのはメタファーなのよ」
(ロックストックに)「あんたもよ」
(リトルサリーのソロ)
ユーリンタウンはここにある みんなおびえて暮らすところ
望みをなくして落ちぶれ(?)たら あなたのいる場所がそうユーリンタウン
(みんなで)あなたのいる場所が そうユーリンタウン
(ロックストックのソロ)
そうユーリンタウン お前の(森進一の真似)
いる とーぉーこーぉーろーぉー (警棒をマイクに見立てて、演歌歌手がやるみたいに近づけたり遠ざけたり) だっ!」
(最後で開脚ジャンプ)
いつの間にかセットが開いていて、全員がステージ上で踊っている。
リトルサリーがいなくなっているのに気づいて、探すロックストック。
左側に全員が集まり、ロックストックは帽子と警棒を右側に放り投げる。
みんなが構えたところにとびこみ、普通に寝転がるように腕を頭の下に入れながら
「それでは続きをお楽しみください」
降りて、側転。
「そう、ミュージカルを!」
ポーズして、扉から退場。
場面転換? 秘密のアジト
「あいつらが俺たちのことをなんていってるかわかるか?」
「あの人たちってとってもいい人たちねぇーなんていってるわけないだろ」
(彼女をつるせ、という話になり)
3 2 1 とカウントダウンをして襲い掛かろうとしたところに、リトルサリーが降りてくる。
(UGCでスパイをしてきたらしい)
「クラッドウェルとフィップ議員とペニーワイズがいたわ。何かの・・・会議だったみたい」
(聞いていた人たち、がくっとこける)
「これはクラッドウェルの血が入ったジュースなの」
「俺たちのジュースがこぼれる前にこいつのジュースをこぼして何が悪い」
「そんなことしたらあいつらと同じになっちゃうじゃない」
「知らなかったの、リトルサリー。私たちもあいつらと同じよ。むしろもっと悪いかもね」
歌「娘をばらせ」
(ホットブレード・ハリーのソロ)
みろこいつ 縛られても つんとすまし 気取っている・・・・・・
消してしまえ
「人を殺すなんて駄目に決まってるじゃない」
「じゃあ、なんでこんなに気持ちが良いの?」(転がっているホットブレード・ハリーのおなかをぐりぐり。大阪、ちょっと場所がずれてた)
(リトルベッキーのソロ)
(全員で歌う)
(歌が終わり、息切れしながらもまたホープを殺す話になる)
襲い掛かる直前、ボビーとボビー母が降りてくる。
「なんでよ。なんで今なのよ」
「ここでは人は殺させない」
(あいつらが俺たちにしようとしてることを彼女にするだけだと主張し)
スーピー・スー「つよくなった気分でいられるわ」
(言ってから自分の台詞が怖くなったのか、おびえる)
「怖いからだな」
「なんで殺しちゃいけないんだよ」
リトルサリー「ボビーは彼女を愛してるのよ」
ボビー「そうかもしれない」
「それに誓ったんだ」(スーピー・スー、泣き崩れる)
「違う、そうじゃなくて。」
「弱いものは強いものに助けてもらえる」(というような理想を語る)
(前へ後ろへうごくので、町の人も一緒に動く)
「今までこんなこと言ってたっけ?」
「私が覚えてるのは、『みんな走れ、命がけで走っちゃ、えーっ』て言ってたことだけよ」
「あれはとっさのことだったから」
「でも自由の・・・・・・こんな風なんじゃないかな」
歌「ラン・フリーダム・ラン」
(ボビーのソロ)
「だから走るんだ。そうすれば自由は風となって君の顔に吹き付ける」
(ボビー客席に下りて、お客さんにどいてもらって布をひき、その上で指揮。みんなでアカペラ)
(親指をたてて客席に拍手のきっかけを出す。拍手されると、ホープにアピール)
(ホープ口をふさがれたまま「すーてーきー」)
(舞台に戻ってみんなで歌う)
「で、歌ってるうちに忘れちゃったけど、何の話をしてたんだっけ?」
「戦うのさ、ハート(?)で、筋肉で、脳みそで」
みんな、タイニー・トムの方を見る
「量の問題じゃない」
「時間がかかるかもしれない。この中の誰かは最後まで生きていられないかもしれない」
今度はボビー母に注目。
「永遠に続くかもしれない」
「それでもこれはただの革命以上に意味があることなんだ」
「もっと具体的な計画はないの?」
ペニーワイズが降りてくる。
「私にはあるわ」
「ペニーワイズ!」
「どうしてここが」
「あんたほど下水道に詳しい人間はいないものね」
「あなたもね」
二人して、体をにおう。お互いに体がくさいらしい
「クラッドウェルがあなたと話し合いたいといってるわ」
「あなたたちの気持ちが判ったから(?)一緒にこれからのことを考えたいって(?)」
「永遠に戦わなくてもいいのね?」
「でも、信用できるのかい?」
「どう思う?」(ボビー、リトルサリーに振る)
「私?」(驚くリトルサリー)
「そうね、私に言えるのはこのままじゃあなたと彼女との愛が育つのは難しいってことね。」
「彼女がイスに縛り付けられたままじゃ」
「俺、いってくる」
「あの子はどうするの?」
「彼女はここに置いておくよ。クラッドウェルに伝えなさい。ボビーに何かあったら、彼女も同じ目にあわせるって」
「それはこっちも同じよ。彼女に何かあったら、ボビーも同じ目にあうわ」
ボビーとペニーワイズが外に出て行こうとすると、ホープが何か言おうとする。
口をふさがれたまま話すホープの言うことに、何故かうなづくボビー。
また行こうとするが、ホープ、もっと大きく声をだす。
「まだ何か言いたいことがあるみたいだよ」
ボビー、ホープのさるぐつわを外す。
「ハロー、ボビー」
「これがあなたの言う自由なの?」
「君を巻き込むつもりはなかったんだ」
「世界で一番お金のかかる大学ではたいしたことは習わなかったけど、これだけは習ったわ。人を誘拐するのは悪いことだって。」
「本当に習った?」
首を横に振るホープ。
「もう自分がなんなのかも判らなくなってしまった」
「ホープ、ハートの声を聞くんだ」
ペニーワイズと外へ出て行くボビーに
「ボビー、今度はいつ会える?」
場面転換
檻が回る。上を歩いていくペニーワイズとボビー。
ホープ、左側で「ハートの告げるままに」を歌っている
|