Part 3 空を見ろ〜フィナーレ

よく考えたら、どの台詞をだれが話してるか全然説明してないですね(^^;。一通り終わってから追加します。

マックィーン、値上げ決定のビラをトイレの壁に貼っている。

「やったぁ」
「なんでだよ」
(タイニー・トムがぼけると、ホットブレード・ハリーがつっこむ)

「みなさんの大変な状況は判ります。しかし・・・(水不足の抜本的な解消には研究費が必要なんだ、というようなこと)」
「リオに行くお金とか」
「リオ?」
(マックィーン、「しまった」という顔。そそくさと逃げていく)

「これはひどい話だよ、ペニーワイズさん」

「私にだって払わないといけない金があるんだ。税金とか、・・・・とか、賄賂とか」
「賄賂?」(みんな、口が軽すぎ)
「とにかくいろいろあるんだよ」

(階段の上、中央にホープが無表情で会話を聞いている。ちょっと怖い。リトルサリー、ほふく前進でみんなに合流)

「遅れてすみません」ボビー登場。
「考え事をしていたら、遅くなってしまって。」

「あんたは私のとこで働いてるんだから、トイレのことは心配しなくていいのよ」
「違うんです」

歌「空を見ろ」(プログラムに歌詞掲載)

ボビー、値上げ分のお金が足りないと訴える母親に、そのお金はとっておくように言う。

(値上げは法律で決まったことだ、とペニーワイズに言われて)
「もしそれが、間違っているとしたら?」

「あんたは頭の形はすごくいい。けど、あんたはその頭を雲の中につっこんでいる」
話にならないペニーワイズをステージの隅に連れて行く。
オレンジ色のライトが照らされる。
「目がくらむ〜」(ドラキュラじゃないんだから)

ボビー、トイレを開放。歌いながら、みんなトイレに入っていく。
ペニーワイズ「私たち、どうなってしまうのか」

場面転換

UGC社長室

「よくやってくれた、フィップ。ひやりとする場面もあったが」
「君のリオのビデオをみせたら、みんな(賛成した、というようなこと)。私も10年前、あれでころっといったんだ」
書類の山を抱えて、ホープが入ってくる。
「お話中にすみません。このファックスに目を通してもらえたか確認したくて」

「がんばってるね。ファックスの仕事が合ってるんだね」(しつこく下ネタ)「コピーもな」(クラッドウェル、冷ややかに)

(良いお嬢さんだ、と褒めたあとで)
「私もそうだったんだよ、君のお父さんに会う前は」
「良いお嬢さんだったんですか?」(ホープ、がくがく震える)
「いや・・・ま。そういうことだ」

「ねぇ、パパ。一つ聞いても良い?」
「なんだい」
「パパは愛を信じる?」
「愛?」(凄みのきいた声で)
「昨日ね・・・」
話始めようとしたところで、ロックストック、バレル、ペニーワイズが入ってくる。

「失礼します、クラッドウェルさん」
「お・ひ・さ・し・ぶ・り」(よろめくペニーワイズにピンクのライトが当たる)
「ペ、ペニーワイズ」(クラッドウェルもピンクのライトが当たってよろめく)

「公共施設NO.9で暴動(?)が起きています。」
「トイレの管理人助手がトイレを占拠して、住民に自由に使わせています」
机の後ろから、トイレの絵が出てくる。
大勢の人がいる絵をその前に置きながらロックストック、「ワーバカヤローコノヤロー」とか言ってる。
ペニーワイズ、自分の人形を置きながら「私は止めようとしたんだけど」
「その助手の名は、ボビー・ストロング」といってロックストックが置いた人形を、ホープ持ち上げる。
「ボビー?」
「しかし、大丈夫です」マックィーン、もっと大勢の人の絵を両脇において「全体からみたらほんの一部です」
「私とバレルが出動態勢を整えました」ロックストックとバレル、自分の人形を置く(他の人形の2倍くらいサイズが大きい)
「他より大きい!」
「ご命令を」(二人、敬礼ポーズ)
「だから言ったんだ、街は火薬庫のようになってる!」
フィップ、机の下から炎の絵を立てる。おおっとロックストックたち、大げさに驚く。
「私はリオへ行くぞ。アテンションプリーズ!」(スーツから、飛行機の模型を取り出す)
「待て。リオへ行くのは、この騒動を芽のうちに摘んでからだ」

クラッドウェル、机の上の人形を払いのける。
「僕が!」ロックストック、落ちた自分の人形を拾って(一瞬、どっちが自分のか上から見下ろして考えてるのが妙におかしい)
拾った人形をセットの裏に片付けにいく。バレルはファックスの山も一緒に片付け。

歌「ウサギになるな」

画面に兎のイラストが表示されている。クラッドウェルが呼ぶと画面から消える。ピストルを撃つ真似をすると、画面に赤い血。机の上に兎のぬいぐるみが置いてある。それを鍋の中へ。
「おいしいか?」
「はい、おいしいです」

なるんじゃない ウサギに 食われるより 食う人になれ

「私は人間の話をしてるのよ」
鍋から兎を持ち上げると、真っ赤になっている。怖がって机の上に逃げたホープを載せたまま、移動。
(ロックストック、すごい真剣な顔をして机を動かしてる)
舞台右側で止めて、運転席に兎の前歯をつけたマックィーン、助手席にホープ。後ろにロックストックと誰か。両手にライトを持った人が、机の正面に転がって、机の両脇には背中を丸めてタイヤになった二人。

(高速で小銭のない兎が料金所を突破したら、つかまって電気イスで殺される、という歌詞)

「兎が車に乗るかしら?」
「長く生きているといろんなものを見るんだよ」
「だって、兎は運転できないのよ?」

フィップ議員が机の中でお金を数えている。クラッドウェルが脇から蹴ると、兎の前歯をつけて机の上を転がって裏側へ消える。

カワイイうさちゃんスリッパ

気ぐるみの兎のスリッパが3人。ロックストックとバレルと誰か。わざとなんだろうけど、ちょっと気持ち悪い(^^;

なるんじゃない スリッパに 履かれるより 履く人になれ

(ロックストック踊り終わった後、急いでスリッパから脱皮。髪を気にしつつ、帽子をかぶる)

場面転換

公共施設NO.9
町の人がみんなトイレに入っている。大繁盛。
「トイレ保つかね?」
「少しひびは入ってるけど大丈夫」

拡声器を持ったロックストックと、バレル、クラッドウェル、フィップ、ペニーワイズ、ホープが客席から登場。

「我々を納得させるには、かなりの説明が必要だぞ。」
「無駄な抵抗はやめなさい。お母さんも悲しんでいる」
ボビー母、自分の顔をさして首を振る。
「このトイレは我々のものだ(?)」(ボビーも拡声器を取り出す)

ハウリング。みんな耳を押さえる。

リトルサリー、ロックストックのところに来て「どういうこと?」
「いよいよ第一幕のラストだ。反乱軍とクラッドウェルの二手に分かれて、歌とダンスの・・・・・・が始まるんだ」(大きな身振り付き)

「ボビーの夢はどうなるの?」
「夢が実現するのは、ハッピーなミュージカルとハリウッド映画の中だけ。これはそういうミュージカルじゃないんだ」
「夢は打ち砕かれる」
ボビー、後ろで自分を指さして驚いている。
「だって、私たちもう歌ったり踊ったりしてるじゃない。」
「こんな小さな女の子にもこんなにたくさん台詞があるんだもの、これはハッピーなミュージカルなのよ。」

ホープ、二人を通り越して、ボビーのところへ。
「ボビー、あなた何をやってるの?」

(ここからの展開の順番がわからないので、思いつく順に並べてしまいます)

「あなたはお父さんの傍にいた方がいいわ」とペニーワイズが言うのをボビーが聞いている

ロックストックがクラッドウェルにマイクをとられて、バレルに宥められてる

ペニーワイズ「大丈夫。この反乱はすぐに終わるわ。ボビーはクリーンな子よ。でもトイレににおいは消せない」

歌「フィナーレ」

(反乱軍側の歌)
自由 我らは 自由・・・・・・
明日ではなく今日のため

(トイレの壁がなくなると、裏側に町の人。旗を持ってリヤカーに乗っている。何かのミュージカルのパロディらしい)

「ロックストック巡査。そろそろ逮捕の時間だ(?)」
「約1名の部下、配置につけ!」
バレル敬礼。

「待って、彼らはただ幸せを求めてるだけよ」
「幸せ?(ハッハと笑って)幸せっていったか?」
(クラッドウェル側の歌)
幸せが欲しい どんな幸せだ トイレに自由に入れれば幸せなのか
・・・・・・明日はどうなる
君は間違ってる まるで社会主義・・・・・・・


ステージ右側にボビー。左側にホープと分かれた状態で
「あなた、革命を起こすなんていわなかったじゃない」
「君だってクラッドウェルの娘だなんていわなかったじゃないか」
「私は昨日と同じただの女の子よ」
「僕だって昨日と同じただの男の子だよ」(ボビーって何歳の設定なんだろう?)

「みんなトイレにたてこもるんだ」とボビーが叫んで、町の人がトイレに逃げ込むがロックストックたちも追いかける。
出てきたときに何故かズボンが下ろされているバレル。
ロックストックが左側から足をひっぱり、町の人が右側からひっぱると、何故かトイレの長さ分だけ伸びてしまうボビー母。

クラッドウェル、マイク装置を持って登場。台の上から演説。
「お前は勝ち目のない戦いを始めたんだぞ」
リトルサリー「私たちの体を罰することは出来ても魂を罰することはできないわ」
スーピー・スー「体を罰する?」
リトル・ベッキー「私の体を罰していいとは言ってないわ」
クラッドウェル「もっと深みのある罰だ」

逃げる反乱軍が左通路に、追うクラッドウェルたちが右通路に分かれて歌。

舞台にはボビーとホープ。
「父親と戦うことなんてできないわ」
「僕だって今更戦わずにすませることなんてできないよ(?)」
ホープ 歌 「ボビー やめて むりよ すぐにつかまり・・・・」
ボビー 歌「ハートの声 従えと 君がいった 忘れたか・・・・・」


「戦わずに、だけど・・・・・・するには」
「これだ!」ボビー、ホープの手をとる。

全員がステージに戻り、ボビーとホープにつながる形で回りながら歌。
リトルサリー、いつのまにかローラースケートをはいている。
歌が終わって、勢いで壁までさがるロックストック。同じ壁にぶつかって止まるリトルサリー。

ボビー「彼らを下がらせろ、クラッドウェル。娘が大切なら(?)」

「つかまえろ」
「待って」

ボビー「みんな、走れ。命がけではしっちゃ、えー!」

ライト点滅。みんな走る振り。

ライト消える。中央にいるロックストックにスポットライト
ゆっくりと走る動作をしながら。
「・・・・・・我々は彼らを捕まえることができません。何故なら、ひどくのろのろ動いてますから」

「これで第一幕は終わりです」
走る真似をやめて。
「またお会いしましょう。トイレの後で」

第一幕、終了。
休憩。

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