Part1 オープニング〜ストロング親父が連行されるまで

劇中にメモをとっていたわけでもなく、本当に自分のわずかな記憶だけで書いてます。信用しないでください。

舞台中央、白い幕で覆われた円筒上の何かがある。

豊かな暮らし
いつまでも
続くと思うな
この地球

     マルサス



会場に入ると既にバンドメンバーが舞台にいて、音あわせ(?)をしている。
水洗トイレを流すような効果音がたまに流れ、サーチライトで客席が照らされる。

開場?分前、ロックストックのアナウンス(内容、完全にうろ覚えです)
2月11日&18日
「ロックストックです。警告します。上演中、携帯や時計のアラームがぴーぴーなったり、のんきに(食べたり、飲んだり)した場合、逮捕する!」
2月28日&29日
「ロックストックです。演じるのは、同僚の看守と囚人たち。私の書いたミュージカルが日生劇場で上演されるなんて・・・生きてて良かったvvv 失礼しました。警告します。上演中、携帯や時計のアラームがぴーぴーなると囚人たちが暴れだします。また(食べたり、飲んだり)しているのを発見した場合連行します(?)。」
3月13日 まず、普通に女性の声で注意事項のアナウンスが入る。
上演直前。会場が「シアタードラマシティ」になっているだけで、上と一緒の内容(だったはず)。



看守(加藤さん=バレル)がステージを何往復かした後で、客席に降りてくる。後からロックストックが歩くのと同じルート?
ステージにはほかの看守の人も登場してくる。

客席後方から、囚人(ピアノ・コンダクターの中川さん)を連れて別の看守(藤木さん=クラッドウェル)が登場。ピアノのところまで連れて行く。

演奏スタート。

看守が幕を外す。円筒状の檻のようなもの。中に囚人が入っている。暴れだす。
音楽のタイミングにあわせて、外から看守が檻を警棒で叩く。静かになる。
看守が中に入って、囚人に衣装を渡す。
開いている扉を通って、一人脱走(高泉さん=リトルサリー)。外で見張りをしていた看守が笛を吹く。
捕まえられたところで、ロックストック登場。
中央でスポットライト浴びながらポーズ(満面の笑み)。舞台を降りる。
「ようこそいらっしゃいました〜」
客席の間を通って右の通路に入り、後ろを回って左の通路を戻る。通路側の人とハイタッチ。
(大阪ではA席の人ともハイタッチしてましたね、羨ましい)
リトルサリーも後を追っていく。
(結局、この間にステージ上で何をやってたのか、一度も見てません。どうしても視線がロックストックに行ってしまって。11日なんか2階席だったんだから、通路入ったら何も見えなかったのに(^^;)

ロックストック、ステージに戻って挨拶。
「ようこそユーリンタウン、そうミュージカル」
「ユーリンというのはおしっこのこと。」

リトルサリー、衣装を渡されて階段で着替え。

SKIT(寸劇)と書かれた立て札をバレルが持っている。
ボビーとペニーワイズが指名されて、前に出る。
「あのほにゃららじいさんがユーリンタウンに連れて行かれたって」
「あのほにゃららじいさんが?」

「架空の場所ってことはわかるでしょう。それもミュージカルによく出てくるような奴。しかも、邪悪なにおいがする。」

(トイレのセットが出てくる)
「これが最初のセット。公共施設。つまり、公衆トイレ。彼らはいつもここに並んでいる。だって、彼らが金を払えるトイレはここにしかないんだから。」

着替え終わったリトルサリーが中央にくる。
「ねぇ、ロックストックさん。水不足の話はしなくて良いの?」
「水不足よ。大変だったんでしょう? これじゃあ、よくわからないわよねぇ?」(客席に同意を求める)
「水不足の話は次のシーンに出てくる。一度にまとめて説明しなくて良いんだ。」
「説明したくないんだ」

「それにしてもひどいタイトルじゃない? ユーリンタウン? 日本語でいうと小便横丁って感じ。」
「あ、タイトルがなくなってる。さっきまでそこにあったのに!」騒ぐリトルサリー。
「リトルサリー、このミュージカル、ユーリンタウンでは用を足すのに金がかかる。それだけわかってもらえればいい」


ロックストック「この町では金がいる 小便したいとき 金払わず出したなら 残らず逮捕だ」
舞台上の全員(?)「それがユーリンタウン 帰れないユーリンタウン 戻れないユーリンタウン」 
ロックストック「二度とは」


「後から出てきますが、このトイレはある企業が独占しています」

ホープ登場。ボビーに道を尋ねる。
「UGCへはどう行ったら良いんですか?」

ロックストック、前に出る
「UGC、ユーリン優良株式会社(?)。彼女はその社長の娘。」

「ここは貧民区域だから」
「そんな感じ」
「けど、見えるよ。きらきら光るビルが」
ステージの隅でバレルと一緒にいたロックストック、慌てて中央に出てきて照明に合図。
金色の光がステージに照らされる。
ロックストック、バレルの方へ戻ってセーフのジェスチャー(東京公演後半から、戻るときにスライディング)
「本当、きらきらしてキレイ。」
「本当にキレイだ。」(ホープの方を見てる)
「え?」
「いや・・・」
「教えてくださってありがとう。それから、いろいろありがとう」
ホープ、客席を通って後ろの扉から消えていく。

(ここからの流れが思い出せない・・・。「君は小さいから判らないだろうけど」は何処に入るんだっけ?)
(バレルからぬいぐるみを渡されて、リトルサリーに渡す前にぬいぐるみの手を振ってたのも可愛かったんだけど、入る場所がわからない)

「ミュージカルだから、なんでもあり!」


歌「ユーリンタウン」
「タイトルはユーリンタウン
(看板さして)チケットみてみな(チケットを振る)書いてある(チケット破る)
(歌詞を覚えてる、覚えてないの前の時点で、ほとんど聞き取れてません。ミュージカルの内容を説明していたようです)

ロックストック、舞台右側で歌の合間に説明をする。
「歌ったり踊ったりします」
(看守の人たちに)「彼らは金持ちを演じます」
(トイレに行くには最後のチャンス、みたいな歌詞の後で)「でも、行かないでくださいね」
「手拍子はOKですよ。こいつらみんなノリやすいですから。」
客席から手拍子が始まる「ほら、動きが大きくなった」

歌いながら、みんなが客席に降りていく。

「はじめーまーしょー」

一度ステージから消えていたロックストック、銀色のシルクハットをかぶって登場。
トイレにかかっていた「CLOSE」の札を「OPEN」にして退場。

「さぁ、並んだ並んだ。」
ペニーワイズの掛け声で、ステージに戻る。



ストロング親父、手持ちの小銭が足りないらしく、ペニーワイズともめている。

「ボビー、あの女に言ってくれ。わしは今朝、ちょっと足りないんだ」
「僕も今日、ここがちょっと足りないの」

「もうずっと払い続けてるんだ。そろそろただで入ってもいいんじゃないか?」
「私の名前は?」
「ペニーワイズ」
「そう。だから、1ペニーだってまからないの」

「僕の父親なんです。ペニーワイズさん。今回だけただにしてもらえませんか?」
「あんたは可愛いし、働いてくれるのはうれしいけど・・・・・・」

「・・・・・・誰かが金を払わない」「だから私はこういうんだ」「金払え」

歌「おしっこも商売」(プログラムに歌詞掲載)
(水不足だから、トイレにお金を払うのは当然、払わなかったらユーリンタウン行き、という感じの内容)
(舞台上にあるモニターに映像が映し出されている)

「もうたくさんだ」
「こんなのまともなくらしじゃない。まともな暮らしじゃない!」

歌、終わる。みんなでストロング親父を隠している。ボビー、何かに驚いた表情。
人が散る。
ストロング親父、おしっこをする(水を撒き散らす)。

「もうすっきりした。だからどうでもいいんだ。」

「路上でおしっこ!」
「ストロング親父がするなら、私もするわ」
人々、それぞれあちこちで用を足すそぶり。

笛がなる。
「警察だ!」
ロックストックとバレル登場。衣装が警官姿に変わっている。
舞台中央でおしりを客席に向けていたホットブレード・ハリーを蹴ってどかしつつ、ストロング親父のところへ。

「はぁ、すっきりした」
「すっきりしたのか?」
「お前がやったのか、ストロング」
「お客さんもわかるでしょ、この気持ち」(目の前の観客に話しかける)
「そうか。それなら」
ストロング親父の背中を押して、ステージに戻す。
「逮捕だ」
バレル、ストロング親父を引っ張ってステージを降りる。

「忘れないでくれ、俺のことを」
「忘れないよ」
みんな階段による。バレルとストロングが遠ざかって、ステージの中央に戻る。
再び、ストロング親父が戻ってくる。
「母さんに伝えてくれ。愛していると」
「伝えるよ」
再び、みんな階段による。また遠ざかっていくと、中央に戻る。
「みんな、俺を忘れないでくれ」
また戻ってきたので、階段に寄ろうとするが
「しつこい!」
ロックストックきれる。

「みんな俺を忘れないでくれ」(客席に)
バレルに連れられて、客席後方から外へ。

ロックストック「覚えとけ 親父のことを あの不始末」
他の人「リメンバ」
(途中、静止してポーズとって笑いをとる。11日は普通に静止してたんで、歌詞を忘れたのかと思った)
(間の歌詞が思い出せない・・・)

ロックストック「あいつのように なるんじゃない」


「あいつのようになるんじゃないってどういうことですか?」
「雲の中に頭をつっこむなってことさ」
ロックストック、ボビー顔(あごの下?)ぺちぺち。自分でやっておいて、汚そうに指を服でぬぐう。
警棒で、並んでいる人を脅しながら歩くが、リトルサリーの前でだけ親しげに少し笑う。

「さぁ、仕事に戻るよ」
「父さん・・・」

「私、払うわ」
「ボビー、安心して。」

「稼ぎ時だぁ!」

明るい曲がかかる。セット転換。
マックィーン、ボビーに移動を促がす。ボビー、机をもって退場。

Part2 UGC社長室から

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