7月29日(金)世界水泳モントリオール2005

 7:31  中村真衣選手の話
 8:15  再び中村選手の話
 9:06? 放送済みの森田選手へのインタビューが流れる
 9:45? 噴水の前から、佐野選手の話
 9:53? 佐野選手へのレース後のインタビュー
10:23? ラスト。中西選手を迎えてのスタジオトーク

7:31

松岡「南原さん、よろしくお願いします!」

サブプールに立っている南原さん。
白に太目の紺のストライプが入っている半袖のシャツを着ている。
南原「はい! さぁ、収穫のね、多い日になるといいんですけども。その中で、僕が注目しているのは中村真衣選手ですよね。中村真衣選手は、ご存知の通りチーム最年長であります。上野監督曰くですね、お姉さん的な存在で非常にチームに良い影響を与えている、と。えー水泳が本当に好きで、競泳、レースを楽しんでいる。ライバルと泳ぐのを楽しんでいる。ま、若いスイマーがですねそれを見て、私も、自分もああいう風に泳ぎたいと指針を示していると思います。さぁ、中村真衣選手はこの決勝の結果いかん次第で自分の進退を決めるのではないかと言われています。中村真衣選手、チームのためにも、自分のためにも、納得のいくレースをしてもらいたいです!」

松岡「本当だよ、納得して欲しい・・・」

8:15

松岡「南原さんはずーっと追ってますから、真衣ちゃんのこと。南原さん?」

サブプールに立っている南原さん。
南原「はい。中村真衣選手はですね、今まではレースの前は気持ちの浮き沈みが非常に激しかったんです。あの勝気とその反動がでてきたんですけども。以前、取材に訪れた新潟でもコーチとぶつかる場面もありました。しかし、今は良い時も悪いときもあり、水泳を止めたいときもあり、それを全部ひっくるめて、このモントリオールは集大成になっています。自然体でライバルと楽しく泳げそうな今、レースの結果は玉手箱を開けるようなものだと言っていました。玉手箱の中には、金色に輝くメダルが入っていてもらいたい!」

松岡「おぉ」
赤江「玉手箱ですか」

9:06?

放送済みの100メートル後の森田選手へのインタビューが流れる。

9:45?

プールではなく、噴水のある公園のような場所から。

南原「初めての世界大会でも、全く物怖じすることなく挑戦し続けている佐野選手。彼は今大会で僕が最も注目している選手の1人でもあります。サブプールでの調整も外国人相手に、自分のペースを意地し続けています。日本選手権後は、外国人であろうが誰であろうが、絶対に負けたくありません、と強気を見せていました。彼の狙いは決勝での日本新記録。いける! 佐野選手!」

9:53?

佐野選手、レース後のインタビュー。
落ち着いた色のベージュの上着を着ている。

南原「はい、佐野選手に来ていただきました。お疲れさまです」
佐野「ありがとうございます」
南原「どうですか、レースを振り返って」
佐野「そうですね、やっぱり日本記録、日本記録ってずーっと言ってきたので、決勝でタイム落としちゃったのがすごく悔しいですね、自分で。はい」
南原「でも、初めての世界大会で、決勝の味はどうでした?」
佐野「やっぱりすごい雰囲気が良かったっていうか、僕は好きなんで。お祭りみたいのが。けど、やっぱり飲まれちゃったのかなっていうのもあって。すごい緊張しましたね。はい」
南原「予選、準決に比べて緊張しました?」
佐野「はい。やっぱり決勝はすごい緊張しましたね。初めての経験だったので」
南原「途中まで日本記録を上回っていたんですけども」
佐野「僕の持ち味はもう前半なんで、前半は日本記録よりも早く入れるんでね、やっぱ後半が少し苦しかったかなっていうのもあります」
南原「でも、初の舞台で世界で5位入賞ですよ」
佐野「そうですね。はい、まぁ嬉しいです、すごい。実際。けどやっぱり、目標は日本記録っていう記録を出して、もうちょっと順位も上に行きたかったなって言うのもあります」
南原「あの、親友の中野くんも決勝に残ってますけども」
佐野「そうですね。たかしが僕のちょっと前に準決勝泳いで。あいつも8番に残ってるんでね、すごい、いい刺激にはなりました。はい」
南原「これからの目標できました?」
佐野「はい。もう200も世界と戦えるようにもっとスピードをつけて、練習していきたいと思いますね」
南原「400も残ってます」
佐野「はい。400は気持ち切り替えて、もう1レース、あと2レースですね。決勝も残って、しっかり戦えるように頑張りたいです」
南原「頑張ってください」
佐野「はい。ありがとうございました」

インタビューは終わり、松岡さんから声がかかるが、そのまま2人は会話中。
照れ笑いか苦笑いか、笑う佐野選手に
「良かった、良かった」と親指を立てて声をかける南原さん。

松岡「南原さん?」
南原「はい」
松岡「負けず嫌い男はもう、次に向かってますね?」
南原「向かってますよ。やっぱね、決勝の中で自分が思ったような感じ、リラックスは出来なかったっていう悔しさはありますけど、絶対この経験がね、次の400に生きると思いますよ」
松岡「でもね、バタフライめちゃくちゃ早かったですよ。ベルチェ選手より最初早かったですよ」
南原「早かったです。若者らしい泳ぎでした」

10:23?

スタジオに中西悠子選手登場。

岩崎さんが書いていた「浪速のど根性スパート」という札を松岡さんが中西選手に見せると
南原「字がどんどんちっちゃくなってる」

その後、レース展開の話が続き、手の爪を伸ばしている話になると
南原「鼻はほじれないですよね」
赤江「ほじる必要はないですしね」

今日は南原さんも一緒に「gold」を言い、中西さんが「Japan!」でしめてました。

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