ウリナリ社交ダンス部presents
南原・杉本彩の飲んで踊って 英国・アイルランド爆笑紀行 2

杉本彩さん登場の2日目(14日14:00 2日目終了)

ナレ「芸能人社交ダンス部ワールドツアー。2日目はアイルランド西部の中心都市、ゴールウェイ」
河村「さぁいよいよ2日目は歴史の街、ゴールウェイでございます。やっぱりこれだけの素晴らしさをですね、いろんな日本にいる社交部員にちょっとこう、ね。伝えた方が良いんじゃないか」
南原「まぁ。そうですね。海外の文化に触れて、その国の文化を取り入れて」
河村「そうです」
南原「それがダンスに変わるわけですから」
河村「そうでございますね。なんで、あのあなたのパートナー、杉本彩さんに電話でこの興奮を伝える」
南原「・・・それ、良いです」(沈黙の後、深刻そうな顔で)
ナレ「社交ダンス部、陰のリーダー杉本彩。南原のパートナーとして8年間、連れ添い、ラテンとモダンダブルで1級を持つ」
電話をかける河村さん。
杉本「もしもし?」
河村「うわ、声でか。もしもし?」
杉本「ちょっと、どうして私に声かけないわけ?」
河村「うわ、いきなり喧嘩ですよ」
南原「もぉー」(電話から遠ざかる)
杉本「ダンスに行くのに私なしじゃ話が始まらないでしょ」
河村「あの、今ですね」
杉本「変わってください」(河村さんの言葉を遮って)
河村「とっとと変わってくださいって言ってます。がんと」(煽る)
南原「もしもーし」(太鼓もちっぽく。表情も変えて)
杉本「ちょっと、ナーンチャン」
南原「はいはい」
杉本「なんで私に一番に声をかけないのかしら?」
南原「もうね、パートナーね、やっぱり8年経つとそろそろ、」
河村「ちょっと待って」(びくびく)
河村「怖い、怖い、怖い」
杉本「何よ、それ。私じゃ不満ってこと?」
南原「(慌てて)不満じゃないんですよ。不満じゃないんですけど、もっと僕にふさわしい、彩さんにふさわしい、パートナーがいると思うんですよ」
杉本「何、ちょっと待って。本当に」
南原「僕もね、もう若いパートナーがしたいんですよ」
大うけの河村アナ。眞鍋さんに「若いパートナー」というテロップがつく。
南原「ぶっちゃけ」
杉本「ちょっと待ってよ」
南原「眞鍋」(脅えて逃げる眞鍋さん)
杉本「まだまだこれからよ」
南原「あんたとはもう終わりだ」
河村「うわぁ」
杉本「何、ちょっと!」
南原「グッバイ」
杉本「ホント、ふざけるな」
ダンス用っぽい露出度の高い水色のワンピースで彩さん登場。後ろに下がる3人。
河村「○○だけだ!」
眞鍋「逃げて良いですか?」
南原「なんで寒くないんだ、あの人」
杉本「ちょっと」
南原「魔女、魔女」
杉本「来たわよ」
南原「来た」
河村「危ない、危ない」
南原「またまた何を仰いますやら」(腰、低く)
杉本「逃がさないわよ」
自分を両腕で抱きしめながら、笑う南原さん。

南原「どうしたんですか、今日」
杉本「どうしたんですかって、ダンスを見に来たの」
南原「あらぁ」(残念そうに)
杉本「なんで、何よ、それ」
南原「いやいやいや」
杉本「なんで眞鍋ちゃんがいるの」(少し離れていた眞鍋さんの肩を抱いて)
眞鍋「ちょっと待ってくださいよ。電話で余計なこというから。南原さんが」
南原「えっと・・・何でいるんだよ、お前」
河村「おぉ」
眞鍋「うわぁ。昨日こんなして(手を差し出す)エスコートしてくれたじゃないですか」
南原「何、言ってるんだよ。お前。馬(?)に乗ったりロバに乗ったり、もううるさい、うるさい」
杉本「若い女はね、これだからね」
南原「それじゃ、彩さん。生き血でも吸いに行きますか」

ナレ「ダンス部の重鎮、杉本彩も揃ったところで一向はゴールウェイの名産、牡蠣を賞味すべく、ツアー出発。しかし、着いた場所は、草原の一軒家。こんなところで本当に美味しい牡蠣が食べられるのか」
雨の中、透明の傘をさして道を歩く4人。
ナレ「すると、1人の男性が4人の元へ」
河村アナ、英語で挨拶。握手。
男性「(吹替)みなさん、ようこそ」
河村「こちらの社長さんでマイケルさん」
南原「イエーイ」
テロップ「オイスタークリーク オーナー マイケル・イルウィンさん」
南原「ジャクソン?」
マイケル「(吹替)違うよ、違うよ」

ナレ「マイケルさんに連れられてやってきたのは、最高の牡蠣が育つ入江」
マイケル「(吹替)これがゴールウェイ湾だよ」
南原「ゴールウェイ湾。あぁ、びっくりした。Go way(行け)かと思った」
河村「行けって言ってないから」
南原「びっくりしたー」
マイケル「(吹替)あれが牡蠣の養殖棚さ。ここは海水がいいから、牡蠣がよく育つのさ」
傘を閉じて、海の方へ移動する南原さん。
ナレ「そこで南原が、牡蠣が美味しく育つという海水を味見してみることに」
海までいかず、潮溜まり(?)の海水を右手ですくって口に入れる南原さん。すぐに吐き出す。しょっぱそう。、
南原「いや、これね、やっぱり塩辛いんだけど、甘みがある」
眞鍋「うっそー」
南原「very good、まいける」
ナレ「海水を味わった後は、いよいよアイルランド一美味しい生牡蠣の取れたてを試食」
河村「ほら! 出てきたよ、マイケルが」
眞鍋「すごーい」
南原「でか」
河村「これ」
南原「big!」
眞鍋「すごい」
河村「ちょっと手に取ってくださいよ。どうぞ、どうぞ」
南原「いやぁ、重い」
眞鍋「重い?」
杉本「ずっしりしてる」
牡蠣の身を取り出すマイケルさん。
河村「ぐっと押さえながら」
南原「では海のミルク」
河村「うわー」
杉本「おいしそう」
眞鍋「おいしそう!」
マイケルさん、南原さんの方に牡蠣を差し出すが、彩さんに譲る。
南原「まずは吸血鬼から」
腰をおって、笑う彩さん。
杉本「うわー、ちょっと」
河村「むきたて。その貝殻からそのまま」
杉本「新鮮なの、嬉しい」
南原「新鮮と(ビンセント?)杉本彩」
杉本「うーん、美味しい」
河村「おー」
杉本「なんかすごい若返りそう」
南原「早いな、おい」
眞鍋「いただきますね」
南原「一気だよ」
河村「すーっていった」
眞鍋「おー」
杉本「すごい美味しいよね」
眞鍋「(奇声)」
杉本「変に、こうくせが残る感じが全くないもんね」
南原「ない」
南原さんの口元のアップ。
河村「海の。おー、すごい。一気にいった」
牡蠣をゆっくりと味わっている南原さん。
河村「どう?」
南原「into the sea」(テロップ「海へ」)
河村「(笑)海へ? 海へ?」
南原「これは、日本テレビが誇る、名実況アナウンサー」
河村「人生では生牡蠣を食べることが私は実際は、人生で初めてでございます」
杉本「えー!」
南原「え?」
杉本「マジで?」
南原「first time?」
河村「first timeです」
杉本「なんで」
河村「今まで食わず嫌いもあって」
南原「(マイケルさんに)first time!」
南原さん、口でドラムロール。
河村「ちょっとだから、心配もあります」
南原「震えてる」
眞鍋「震えてる」
杉本「どう?」
河村「私の中の小さな生牡蠣の常識は、今、覆されました」
大喜びの3人。
マイケルさんとハイタッチする南原さん。

ナレ「こうして、抜群に新鮮な牡蠣を手に入れた4人。ゴールウェイ一のオイスターバーで、アイルランド風に調理してもらうことに」
男性「(吹替)これは良い牡蠣だよ。本当に最高だよ」
河村「実は、このゴールウェイ湾、牡蠣の早剥きコンテスト」
眞鍋「えー?」
河村「あるんですよ。その、チャンピオンをご紹介しましょう」
ナレ「牡蠣の早剥きチャンピオン、ジョージ・バークさん。3回の優勝経験を持つ。早速早ムキを実演してもらうことに」
河村「すごい」
眞鍋「おー」
ナレ「牡蠣の身に傷をつけず、素早く剥くことが重要なポイント。失敗すると味が落ちてしまう」
河村「実はチャンピオンは3回、優勝に輝いていまして、大体、早いときで2秒に1個」
南原「えー」
眞鍋「えー」
河村「ほら、どんどん開いていきますよー」
眞鍋「えー」
自然に剥き終わった牡蠣を手にしている眞鍋さん。
眞鍋「いただきます」
南原「お前、食べてる」(後ろから頭をぺし)
杉本「食べてる」
南原「誰が食べて良いって言った」
ナレ「最高の技術を持つチャンピオンが向いてくれた、新鮮な牡蠣をまずは生で試食。アイルランドではタバスコや胡椒をかけて食べるのが定番です」
タバスコを牡蠣にかけようとしている南原さん。なかなか出ない。
眞鍋「出てこない」
杉本「思いっきり」
タバスコを指だけで叩いている南原さんの手を押して、勢いをつける眞鍋さん。
南原「おぉ!」
騒ぐ南原さんに、笑う3人。
南原「辛いの苦手なんだよ!」
ナレ「眞鍋は胡椒、南原、杉本はタバスコで」
杉本「タバスコも合う」
眞鍋「合う!」
大皿を持って、男性登場。
男性「(吹替)これはアイルランド風に牡蠣料理だよ」
南原「わぉ」
河村「こちらの地元の牡蠣料理で」
南原「すげぇ」

ナレ「これはアイルランド風のアイルランド風牡蠣のグリル。一品目は、中華風に味付けされた牡蠣の黒豆ソース」
南原「これ、ご飯の上にぱーっとかけて、そのままご飯と食べたい。うまい」
河村「美味しそうですね」
ナレ「二品目はグラタン風に焼き上げた牡蠣のチーズソース」
眞鍋「うわ、牡蠣って、ホント、幸せになる」
南原「(英語)」(なんとかランチ、みたいな)
杉本「シャンパンもいただけません?」
河村「おーっと」
眞鍋「おっと」
杉本「牡蠣にはシャンパンでしょ」
河村「やっぱり、彩さんの顔が見る見る間に至福の表情に」
杉本「この瞬間を待っていたの」
河村「良いですね」
眞鍋「うわーこれまたシャンパンと良いですね」
杉本「最高でしょ?」
河村「どうでしょう、皆さん。せっかくですから日本の食べ方をちょっとまた逆にオーナーにご紹介してあげるっていうのは」
南原「おー、良いっすね」
眞鍋「でも、今、何があります? 日本の食べ方」
河村「こちらにね」
しっかりとラベルを後ろに向ける河村アナ。
ナレ「用意周到にも醤油を持参していた河村。まずは日本風の焼牡蠣を食べてもらう」
男性「(吹替)うーん、こいつはウマイ」
杉本「私のも作って見ますか?」
河村「彩さん」
杉本「もう一つの牡蠣の日本の味」
河村「おぉ」
杉本「任せてください。こうみえても、お嫁さんにしたいナンバー1って密かに言われてるんですよ」
河村「待ってください。何処で?」
笑う彩さん。
杉本「ある特殊な方々の中で」
河村「あ、そうですか」
南原「あぁ。縛ったり、縛られたり」
河村「いやいやいや」

眞鍋さんを連れて、キッチンに入る彩さん。
ナレ「料理の腕には自信のある杉本が作ったのは、アイルランドにはない牡蠣フライ」
杉本「はい、出来ました」
眞鍋「はーい」
河村「おっと」
南原「早い。あ、タルタルソースだぁ」
ナレ「しかも、タルタルソース付き。果たしてオーナーの反応は?」

CM

ナレ「日本風の牡蠣料理を食べてもらおうと杉本が作ったのは、アイルランドにはない牡蠣フライ。果たして、オーナーの反応は?」
目の前で牡蠣フライを食べるオーナー。
オーナー「(吹替)うーん、すごくおいしいよ」
杉本「よかったぁ。美味しいですか」
オーナー「(吹替)作り方を教えてよ」
河村「教えて欲しいって」
二つ目を食べるオーナー。
南原「本当に」
眞鍋「気に入ったみたい」
南原「本当に気に入ってるよ」
彩さん、眞鍋さんと握手するオーナー。
ナレ「本場のオイスターバーで牡蠣料理を思う存分堪能した4人。西海岸での旅を終え、アイルランド鉄道に乗って向かった先は、首都ダブリン」

牡蠣を食べるときには、杉本さんはピンクの長袖に黒いズボン姿でした。一応。



ナレ「1000年の歴史と豊かな伝統を持ち、古い教会や建物が数多く点在している。ギネスビール発祥の地としても有名で、市内に1200軒を超えるパブは毎晩、たくさんの客でにぎわっている」
駅前、ロータリーらしき場所に立っている4人。
河村「タブリンの中ではバスというのが、相当有効な交通手段なんですが、そのダブリン市内で、ただ1人の日本人バス運転手の方がいらっしゃいます」
南原「え」
杉本「えー」
河村「松橋さんでございます。どうぞお入りください」
テロップ「Dublin Bus ドライバー松橋道生さん」
松橋「こんにちは」
杉本「こんにちは」
松橋「ようこそ、ダブリンへ」
南原「また、どうして、ここでバスガイド(?)」
松橋「いろいろ運命に翻弄されて」
南原「ライセンスいるでしょ? やっぱり、これ」
松橋「ちょっと手に入っちゃったんで」
笑い
眞鍋「あーやーしーい」
ナレ「北ヨーロッパ特有の小雨の中、松橋さん運転の二階建てバスで最初に向かったところは」
河村「アイルランドが生んだもの、様々ご紹介しましたけどもね、やっぱり忘れちゃいけないのが、左手ごらんください。ギネスビール」
南原・眞鍋「おー」
河村「まさに、ここですよ」
南原「ギネスを飲まずして、アイルランドを語るなかれ」
河村「お」
眞鍋「誰が言ってました、そんなこと」
ナレ「ギネスビール、セント・ジェームズゲイト醸造所。1759年、アーサー・ギネスがこの地にあった醸造所を借り受けたことから始まったギネスビールの歴史。10年後のイギリス輸出をきっかけに現在アイルランドでは毎日100万パイント(約57万リットル)を生産。国外でも50ヶ国以上で生産されるまでになった。発祥の地に作られたこのストアハウスではおよそ250年に渡る、さまざまな歴史が紹介されている」
ストアハウスに入る4人。
床に埋め込まれている何かを見つけて立ち止まる。
南原「What is this?」
女性「(吹替)これは、アーサー・ギネスの契約書で、1759年にこの土地を賃貸した時のものです」
南原・眞鍋「ここ賃貸なの!」
河村「賃貸契約、最初」
女性「(吹替)しかも賃貸料は、年間たった45ポンドだったんですよ」
河村「日本円で9千円」
南原「安」

ナレ「そして、ギネスと言えばもう一つ。それは、ギネスブック。世界一記録の事典として世界中の定番となっているこの本、ここ、ストアハウスの歴史博物館には、その初版本が保存されていた」
図書室のような場所で、机を囲んでいる4人。
河村「早速、そのギネスの初版本」
南原「おー、歴史的価値があるものですね」
河村「歴史的価値がありますね」
女性「(吹替)これが1955年に創られた初版本です」
本を持って、女性が登場。
河村「うわぁ、これだ」
眞鍋「ハードカバーなんですね」
河村「ね」
ナレ「現存するのはこれ1冊という貴重なギネスブックの初版本。元々はパブでギネスビールを楽しく飲むための話題に、と作られたもの」
河村「どうぞ触ってめくってみて下さい」
南原「thank you」
ゆっくりと、震える小芝居を挟む南原さん。
河村「震えすぎ。緊張しすぎです」
ゆっくりと本を開く。
河村「スポーツになってきましたね」
南原「スポーツなってきたね。良いね、好きだね」
河村「はい。血が騒いできました?」
南原「やっぱり人間のね、その限界。それをこう書いてみるわけだね」
河村「はいはい」
南原「あ」
何かを見つけた南原さん。本のアップになり、「H.Furuhashi(Japan)にアンダーライン。
南原「古橋ってあの古橋でしょ? トビウオ。今の会長」
テロップと写真「フジヤマのトビウオ 日本水泳連盟 古橋廣之進名誉会長」
南原「はー」
河村「この人が」
南原「1500メートルだって」
河村「自由形の1500メートル」
南原「今でいう、陸上でいうフルマラソンと同じ一緒ですよ」
河村「なるほどね」
ナレ「貴重な初版本に記録が作られた瞬間に思いをはせた4人。続いて、ストアハウスの最上階、見学者用に作られた、グラビティバーへ」
(テロップ「GRAVITY BAR」)
ナレ「ここではパイントと呼ばれる、大きなグラス一杯分、無料でギネスビールを飲むことが出来る」
目の前で、男性がグラスを片手に二つ持って、ビールを注ぎいれている。
南原「うわ、すごい。ダブルでついでる」
河村「すごいですね」
南原「なんか落ちてる。すげえ」
眞鍋「何、これ?」
南原「落ちてきてる、落ちてきてる」
注いだ後、グラスを立てると白い層が下へと下がっていく。
南原「これが正しい注ぎ方?」
眞鍋「白いよ」
ナレ「独特の深く濃いルビ色が特徴のギネスビール。肌理細やかな泡、コクのある味わいが世界中で愛されている」
河村「119.5秒を一度、これを置くんです。そうやって状態が静かに落ち着くのを待ってじゃないと、まだお客さんに出せない」
南原「およそ2分」
河村「それで今ですね、さらに。皆さん、みてください。落ち着いてきたこのビールの上のところに最後、残りを足すときに上に、ご覧のような模様を書きます」
泡の上にビールを入れると、模様がつく。ハートが4つ集まっている。
南原「うまーい」
眞鍋「すごい。何、これ?」
ナレ「これは、アイルランドの国の花、シャムロック。きめ細かい泡と美しい模様が味だけでなく目も楽しませてくれる。最高のビールを、最高の状態で出す。それがパーフェクトパイント」
眞鍋「せーの」
南原「すろーんちゃあ」(乾杯、みたいな感じで)
眞鍋「すろーんちゃあ」
河村さん以外の4人はビールを飲む。
河村「すごい、注ぎ方も見た目も、パーフェクト」
杉本「この泡は、何」
眞鍋「おいしい」
南原「まず、このうまさをギネスブックの最初に乗っけた方が良いですね」
河村「(笑)なるほど」

女性「(吹替)パーフェクトパイントをマスターしてみませんか?」
南原「いやー、これは」
眞鍋「難しい」
南原「ねー。結構、時間、何年もかかるでしょ」
河村「これをもしマスターできると世界各国の、ギネスビールのサーバーがあるところで自分で注ぐことが許されてます」
眞鍋「へー」
杉本「そうなんだ」
南原「自分にやらせてください」
河村「お!」
眞鍋「さすが」
ナレ「パーフェクトパイント資格取得を決めた南原。専用の講習着に着替え、講師のミスターエイデン氏の元、レッスン開始」
テロップ「パーフェクトパイント講師 エイデン・マーさん」
南原「(英語)」
講師「(吹替)良いですよ」
南原な「I'm ナンチャン」(と挨拶しようとするが、エイデンさんは既に移動)
講師「(吹替)着いてきて」
河村「もう行こう?」
わざとなのか、笑うエイデン氏。
河村「時間がない」
南原「せっかち、せっかち」
ナレ「パーフェクトパイントの注ぎ方には、6つの重要なステップがある。まずはステップ1から4。グラスの扱いと注ぎ方」
講師「(吹替)最初のステップは、グラスが冷えていて、綺麗かを確認することです」
南原「cool、clean」
講師「(吹替)その通り」
ナレ「ステップ2は、ギネスビールを注ぐときに、グラスを必ず45度に傾けること。そして、ハープのシンボルマークまで注いだところで、一端止め、およそ2分間待つのが3,4のステップ」
南原「45度って角度はどういう意味があるんですか」
講師「(吹替)それ以上傾けると、きめ細かい泡にならないんです」
南原「はぁ。これは正式な注ぎ方ってことですね」
講師「(吹替)6つのステップはマニュアルで決められています」
ナレ「ステップ5、6は最も重要な泡と、お客様への出し方」
講師「(吹替)約2分経つと、白と黒の部分がはっきり分かれます。そこで5つ目のステップに入り、サーバーを押して、ゆっくりと泡を注ぎます」
南原「ディフィカルト」
ナレ「そのときに2ミリほど泡を盛り上げることが重要。そして最後のステップは必ずパイントグラスのブランドロゴをお客さんに向けること」
南原「ぱっとやったら、簡単にみえるんですけども。(エイデン氏に)but I feel so difficult」
講師「(吹替)じゃあ、やってみてください」
ナレ「南原、いよいよ資格取得に向け練習スタート」



ナレ「一方、南原を1人残し、街へと繰り出した3人。アイルランドでも大人気の占いへ」

・・・南原さんがいないので、端折ります(^^;
アイルランドの細木数子と言われる占い師のところへ。眞鍋さんは自分の恋愛のこと。

ナレ「その頃、資格取得に燃える南原は復習の真っ最中」
グラスを回して、綺麗か確認している南原さん。
南原「そして、45度。大体、45度ですよね? これね」
サーバーにグラスを合わせ、ゆっくりとビールを注ぐ。
講師「(吹替)もっとサーバーを倒して」
南原「おぉ、早い! fast! わー、怖い」
講師「(吹替)そして、ハープの所で止める」
南原「おぉ」(あぁ、怖かった…という感じ)
ナレ「相変わらずチキンハートの南原。こんなことで試験は大丈夫なのか? と、そこへ現役のバーマン(?)がシャムロックを教えにやってきた」
南原「ちょっと(グラスを)上下させてるよ。(グラスを上下に動かす手振りで)これは結構ポイント…(英語で質問)」
男性「(吹替)別に深い意味はないよ」
??「あまり効果はないです」(通訳さん?)
腰を折って、笑う南原さん。
南原「絵を書くには、どう。グラスをどういう風に動かせば?」
男性「(吹替)じゃあ、お手本を見せてあげるよ」
南原「ジェームスが行きます」(バーマンの人の名前らしい)
ナレ「こともなげにシャムロックを描いていくジェームス」
南原「うまいねー。とにかくセンターだね。最初」
男性「(吹替)そう、その通り」
ナレ「試験には出ないが、南原もシャムロックに挑戦」
南原「全然難しい」
出来上がった意味不明の模様をさして
南原「What is this?」

ナレ「一方、こちらの3人は・・・」
続いて、彩さんは「ダンスが自分の人生に影響を与えているか」。これから2年で習う方から教える方へ。
占い師「来年の6月か7月、大きな大会で勝てるわ」
河村「まさにブラックプールだ」
続いて、南原さんとの相性。
占い師「とてもいいわよ。あなたがチームを引っ張れば、いい結果が出るわ。でも、あまり厳しくすると、彼は逃げるわよ」
笑う3人。そこで、より正確に占ってもらうため、南原さんのムービー写メールを見せることに。

南原「はい、私が南原です。こういう顔をしています。笑顔はこうです。怒った顔は。ちょっと拗ねた顔は。いろいろありますけれど、一つ言っときます。良い占いをお願いします」

眞鍋さん、見ながら「良い声だ」。顔芸炸裂。

占い師「彼はテレビ以外にも、いろいろ文章を書く仕事をしているようね」
河村さんは「今、南原さん、新聞にエッセイ書いてるってそういえばさっき言ってた」
ナレ「スポーツライターとして活躍していることをずばり当てた」
(・・・このナレーションが何か違う(^^;。でっきょんなは、スポーツだけじゃないし)

ブラックプールでの南原さんのことを占ってもらうと
占い師「心配いらないわ。そこで彼は活躍するわよ」
「これはでなきゃいけない」と彩さん。ブラックポールへの闘志を燃やす。

ナレ「そんなこととは露知らず、練習中の南原」
講師「(吹替)どうです、そろそろ試験を受けてみませんか?」
南原「(英語)」(今? 本当に? 判りました。やってみましょう、みたいな感じ) 
ナレ「ついに、パーフェクトパイントに挑むときがやってきた。成功すれば、バーマン要請の本拠地で免許を取った初の日本人に。2人の試験官が6つのステップを厳しくチェックする。
試験官「(吹替)非常に難関ですが、落ち着いて挑んでください」
南原「一生懸命、やらさせてもらいます」
ナレ「いよいよ、テストスタート。南原、合格なるか?」
ナレ「まずはグラスの汚れと冷え具合をチェック。続いて、45度でギネスビールを慎重に注ぐ。そして、ハープのマークで一端ストップ。2分間、泡が落ち着くのを待つ」
南原「粗、すげぇチェックしてる。笑った。ヤベー。この人、笑顔だけども怖いよ」
ナレ「厳しい視線が注がれる中、いよいよ最終段階へ。緊張の面持ちで、ゆっくりと泡を注ぐ南原。しかし」
南原「足んなかったか。足りなかったかな?」
泡がちょっと足りない。
ナレ「最後の最後で微妙なミスが。果たして、結果は」
試験官「(英語)」(テロップ「素晴らしい。合格です」)
ナレ「なんとまさかの合格!」
試験官「(吹替)おめでとう。パーフェクトパイントの認定書を授与します」
ナレ「南原、日本人初、バーマン養成の本拠地で、認定書取得に成功した」
抱き合って挨拶。

CMへ

ナレ「占いを終えた3人は、夜の街へ」
河村「やっぱりアイルランドと言いますと、みなさんが集まる場所があるんですよ」
杉本「集まる場所?」
河村「それが、皆さん聞いたことがある、パブ」
杉本「パブ」
河村「アイリッシュパブです」
眞鍋「アイリッシュパブ!」
河村「そうそうそう」
眞鍋「聴いたことある」
河村「それで、皆さんをお連れしたのがこちらでございます」
杉本「夜の社交場に」
河村「彩さんが言うと、夜の社交場ってちょっといやらしくなりますね」
杉本「なんで!」
ナレ「アイルランドはパブ発祥の地。ダブリン市内にはこのようなパブが1200件以上あると言われ、連日、夜遅くまでにぎわっている」
河村「今ね、夜の11時です」
杉本「夜の11時に」
河村「こんなにまだ」
杉本「結構、ご年配の方が」
眞鍋「ねー」
河村「あ! これはこれは」
ナレ「そこへ南原が合流」
まだ講習着のまま。
河村「おかけくださいませ(?)」
席を譲る河村さん。
河村「どうぞ。どうぞこちらに」
南原「やっと取ってきたよ、ほら」
認定証を見せる。
眞鍋「わぁ、すごい」
杉本「あー、すごい」
河村「すごーい」
南原「厳しい修行してたのに」
河村「いや、獲得しましたか」
南原「一発、作ろう」
河村「え?」
眞鍋「入れてくれるんですか?」
ナレ「資格を取った南原。腕前を披露」
南原「(英語)」(何のお酒にしますか、見たいな)
眞鍋「ギネス!」
河村「どうぞ」
南原「ギネス? Ok」
ナレ「地元の人々が見守る中、パーフェクトパイントを実践。果たして、南原が入れたギネスビールのお味は?」
河村「じゃ、早速いただきます」
南原「enjoy」
河村「スローチャア」(乾杯、みたいな)
眞鍋「あ、おいしい」
杉本「おいしい」
南原「Thank you」
自分でも飲む。
河村「自分で入れた、ギネスはいかがですか?」
南原「パーフェクト」(カメラ目線で)
河村「おー」

ナレ「ギネスビールの後はダンスを楽しむ。これがアイリッシュパブ」
河村「こんなにまだ」
杉本「ご年配の方が」
眞鍋「ねー」
河村「これがアイリッシュダンスですね。あのタップダンスの原型とも言われているという。えぇ」
眞鍋「これ、タイタニックで」
河村「タイタニックで、地下の船室でね」
タイタニックの映像が流れる。
ナレ「それは映画タイタニックのワンシーン。ディカプリオが踊っているこの踊りも、アイリッシュダンス。アイリッシュパブでは短い休憩を挟んで夜中まで踊り続ける」

ダンスに誘われる彩さん。
杉本「踊るの?」
ナレ「早速、杉本にお誘いが」
河村「さっき、踊ってた方じゃないですか? 教えてくださるって」
南原「判るんだ」
ナレ「基本は3ステップの繰り返し。後はリズムに合わせて、左右の足を交互に組み替えるだけ」
南原「あ、組み替えるんだ」
ナレ「さすが杉本。飲み込みが早い。地元の人たちからも拍手が沸きあがる。負けじと南原も挑戦。ノリと笑顔で強引に押し切る南原」
眞鍋「絶対に出来ない」
ナレ「一方、ダンス自体が初挑戦の眞鍋は…」
河村「せーの、タンタンタン、タンタンタン」
南原「そうそう・・・でたぁ」
ナレ「赤ちゃん並のつたないステップ。それでも楽しく踊るのがアイリッシュダンス」
見守りながら口を出し続ける南原さんと河村アナ。
河村「軽く力抜いて。合わせて」
河村「そうそうそう」
南原「そう!そうそう」
河村「だんだんね、良い感じになってきたよ」
ナレ「次第にリズムに合い始めた。いつしかバンドの演奏がスタート。河村も誘われるがままに踊りの輪の中に加わる」
楽しそうに地元の人たちと一緒に踊る3人。手順とか間違って、教えられながらだけれども楽しそう。
ナレ「初めてのアイリッシュダンス。いつもは大会で勝負に拘った踊りばかり。しかしこの日は、純粋にダンスを楽しんだ。素晴らしい景色に、おいしい食べ物とお酒。そして、楽しいダンス。アイルランドを満喫し、ツアー2日目終了」

その3へ

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