記憶整理 その8

最後まで行きました。カーテンコールの話も書いてあります。
仕事中に思い出したんですが、殺陣のシーン。
おつるちゃんの殺陣の後、末吉が出てきて、でも掛け声だけで逃げて。
それを敵が追って2段目にあがってきたところに、
音楽がなって、3段目の中央の階段から日向が上がってくる、という流れだったかも。

お蝶さんの家のセット。日向の旦那の家の前を掃除をしているおせわさん。
ある程度たまったところで、辺りを見渡して、お蝶さんの家の方へ寄せてしまう。
ごまかすようにはいていると、何かを発見。
足で手繰り寄せると、小銭。嬉しそうに拾う。

おつるちゃん、家の中に登場。
おつる「お言葉に甘えて、朝湯へ行ってきます」

おせわさんと目が合って、不審そうにする。
おつる「うわっ、ゴミだらけ」

お沙貴さんが家からでてきて、慌ててひっこむおせわさん。

お沙貴「おはよう」
おつる「おはようございます。大丈夫なんですか、買い物なんか」
お沙貴「火の華銀次の子ですもの、これぐらい大丈夫よ」
ぽーんとお腹をたたく。

おつる「・・・銀次さん、お咎め、軽いといいですね」
お沙貴「末吉さんが親分さんに頼んでくれてるの」

おつる「お蝶さんは?」
手招きをして近くへ呼ぶおつるちゃん。
一人でいるときは何処か遠くをみて、ぼーっとしてます、と答える。
お沙貴「そう」
おつる「そこまで一緒に行きましょう」

手ぬぐいを颯爽と肩にかけたおつるちゃん。
おつる「どんどん親父になっていく」
去り際、客席に流し目(?)


お蝶さんが家の中に登場。
お蝶「すっかり風が涼しくなったわね」

正吾の声「必ず戻ってくるよ、一人前の職人になって」

日向の旦那が舞台、右から登場。
お蝶さんの家を訪ねる。
ナスをもってきた日向の旦那。商売の残り物だという。

お蝶「残り物って、まだこんな時間?」
日向「いや、今日はもう仕舞いでござる。江戸へきて、2ヶ月。働きづめで、拙者も疲れ申した」

家にあがってください、お茶を入れます、というお蝶さん。
遠慮しながらも、嬉しそうに家にあがる日向の旦那。珍しそうに家の中を見る。
お蝶さんが戻ってきたので、正座する。
落ち着かずに、片手をパーで、片手をぐーでひざをさする。
お茶をもらって、「うまい」

お蝶「蘭丸様のお加減はどうですか?」
幸いにも、快方へ向かっているという日向の旦那。

お蝶「では、江戸へお呼びくださいまし」
お茶をむせる日向の旦那。
お蝶「日向様の居ないときは、私たちが面倒をみます」
日向「お蝶殿」
そのようなことをお願いするわけにはいかない、という日向の旦那。

お蝶「どうかお呼びくださいまし。お世話をさせてくださいまし」
頭を深々と下げて、大切な人と一緒にいることが、一番の幸せです、
と切々と訴えるお蝶さん。

日向「・・・お蝶殿」
少し考えるような空白があって。
日向「お世話になりまする」

お蝶「日向様! ありがとうございます」

今日は、お休みなんですよね、と確認して、
お耳をあたらせてください。疲れが取れてすっきりしますよ、とお蝶さん。

日向「一度、お蝶殿の膝枕に」
照れて顔を手で隠す日向の旦那。

お蝶「まぁ、日向様ったら」
支度を始めるお蝶さん。

日向「おつる坊は?」
お蝶「あの子は朝湯にでも行ってるんじゃないかしら?」
日向「お蝶殿と2人っきりというのは」

日向の旦那、あちこちへ声をかけるように言い方をかえて、おつる坊と繰り返す。

お蝶「日向様、御自分が安らかになることだけ、お考えください」
では、と顔を上に向けたまま膝に頭をのせる日向の旦那。
お蝶「鼻そうじではありません。お顔は、横に」

耳かきをしてもらって、足をバタバタ。気持ちよさそうな日向の旦那。

日向「風が涼しい。もう秋でござるな」
お蝶「そうですね」

日向「今はもう秋 誰もいない海」
以下、トワ・エ・モア「誰もいない海」の一番の歌詞を最後まで呟く日向の旦那。
途中首をかしげながらも、最後まで聞くお蝶さん。

日向の旦那、呟くように「なんだか泣けてきた」

お蝶さん、江戸の人はみんな寂しがり屋を胸の中で飼っていて、
おまんまを食べさせているのだ、という。

お蝶「でも、ときには皆で一緒におまんまを食べましょうよ」
日向「良いので、ござるか?」
お蝶「えぇ」

日向の旦那、今度は涙の混じった声で「なんだか、泣けてきた」
お蝶「まぁ、綺麗な涙」

お蝶さんが頬を伝う涙をぬぐう仕草をすると、
日向「くしゅぐったいっ」
足をバタバタさせる。笑うお蝶さん。


音楽がかかる

2人、何かを探すように家の外へ出る。セットが動き始める。

セットがすべて無くなった舞台。
両脇に離れてから、ゆっくりと中央で寄り添って。正面を指差して、何かのポーズ?
近いことに気づいて照れて、離れる。

今度は、背中合わせで、ゆっくりと寄り添う二人。

拍手が鳴り響くなか、劇場の幕が下りる

すぐに、劇場の幕が上がる
舞台には、極楽一座の人たちがいる

「世の幸せを祈って」
「どーんと」
「どどーんと」
「どどどーんと」
掛け声をかけて、座頭、笛を吹く。

歌「耳かきお蝶サンバ」

右から、お蝶さんとこのお客さん男性4人、団子屋さん、甘酒屋さん

左から、かどわかしの二人が出てきて、みんな逃げる

その二人を、右から銀次さん、お沙貴さん、末吉がでてきておっぱらう
おなかの子に耳をあてようとして、遮られる末吉

右から、遠州屋とおしず登場。

左から、おつるちゃんを抱えた正吾さんと、おせわさん。
目線を客席に向けたまま、何かの型のようなお辞儀をする3人。

右から、唐松梅、ちん吉、駒助が3人を追い払う

右から、金太郎さんが登場して、中央で礼

金太郎さんが上に手を指すと、日向の旦那が降りてくる。
(千秋楽、ナンバラバンバンが何度も演奏されて、ナンバラバンバンのまま降りてきました)

日向の旦那が横を指して、お蝶さん登場。

後ろを向いて、極楽一座の皆さんに拍手。

一列に並ぶ。

音楽の切り替わりに合わせて、それぞれに踊り始める。
日向の旦那、カウントとっておつるちゃんと社交ダンスの基本のステップ。

音楽終わる



幕が閉じる


アンコール

9日夜のアンコールは、幕が上がると舞台に一列に並んだ皆さん。
日向の旦那、一本下駄に履き替えている。
客席に礼。
南原さん以外は、ほとんど皆さん、礼の後に手を振ってました。

千秋楽のアンコールは、アンコールがあったことに興奮しすぎて(^^;
実はあまり詳細を覚えてません。
挨拶したのが先でしたよね?
名取さんが「ありがとうございました」みたいな感じで、南原さんに振って。
南原さんは、出演者の皆さんに対して、暑い中お疲れ様でした、みたいな感じで。
またお会いしましょう、みたいなこと言っていたような。

で、劇中歌の「さよなら」がかかって。
つのださんが、歌詞を教えながら、皆で歌う。
南原さんとか劇中で踊っている方は、そのステップをしていて。
ごきげんよう、まで歌ってから、全員で手を振って。
珍しく、南原さんも手を振ってると思ったら、息子さんに振ってたらしたとか。
盛り上がる中、幕が下りて、終わり、だったと思います。

 

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