VMware仮想マシン(Windows Server 2003)をHyper-Vで使う
VMwareの仮想マシン(Windows Server 2003)をHyper-Vで使えるようにします。
Hyper-V Server 2012をVMware Fusionにインストールする
Hyper-V Server 2012の管理にリモートサーバ管理ツールを使う
StarWind V2V Converterを使う
仮想ハードディスクの変換
VMware の仮想ハードディスク(.vmdk)を Hyper-V の仮想ハードディスク(.vhd)に変換します。
・StarWindConverter を起動します。
・Source image で、変換元のVMware仮想ハードディスク(.vmdk)を指定します。
・Destination image format で、MS Virtual PC growable image を選択します。
・Destination file で、変換後の Hyper-V仮想ハードディスク(.vhd)ファイルの出力先を指定します。
〜 仮想ハードディスクのフォーマット変換が行われます 〜
Hyper-V仮想ハードディスクのHyper-V Server 2012マシンへのコピー
Hyper-V Server 2012マシンに、VMware仮想ハードディスクから変換したHyper-V仮想ハードディスク(.vhd)をコピーします。
・管理用マシン(Windows 8)のエクスプローラーで
¥¥Hyper-V Server 2012マシンのコンピュータ名¥C$
にアクセスします。(¥¥hv01¥C$)
・C:\Users\Public\Documents\Hyper-V\Virtual Hard Disks\ を開きます。
・VMware仮想ハードディスクから変換したHyper-V仮想ハードディスク(.vhd)ファイルをコピーします。
Hyper-V仮想マシンの作成
Hyper-Vマネージャーを使用して、Hyper-V仮想マシンを作成します。
Hyper-V Server 2012マシンへの接続
Hyper-VマネージャーからHyper-V Server 2012マシンへの接続します。
・Hyper-Vマネージャーを起動します。
・Hyper-V マネージャー を右クリックします。
・サーバに接続 を選択します。
〜 接続先を入力するダイアログボックスが表示されます 〜
・別のコンピューター に接続先の コンピューター名 を入力します。 (hv01)
・OKボタンをクリックします。
Hyper-V仮想マシンの作成
新規にHyper-V仮想マシンを作成します。
・新規 → 仮想マシン を選択します。
〜 仮想マシンの新規作成ウィザードが表示されます 〜
・作成する仮想マシンの名前を入力します。 (Win2003)
・割り当てるメモリ容量を設定します。 (1024MB)
・ネットワーク構成で、仮想スイッチ名をプルダウンメニューから選択します。 (Gigabit-NIC)
・仮想ハードディスクの接続 で 既存の仮想ハードディスクを使用する を選択します。
・VMware仮想ハードディスクから変換したHyper-V仮想ハードディスクを指定します。
〜 C:\Users\Public\Documents\Hyper-V\Virtual Hard Disks\ に格納されます 〜
〜 要約 画面が表示されます 〜
--
名前: Win2003
メモリ: 990 MB
ネットワーク: Gigabit-NIC
ハード ディスク: C:\users\public\Documents\hyper-v\Virtual hard disks\Windows Server 2003 Enterprise Edition.vhd (VHD、容量可変)
--
・完了ボタンをクリックします。
〜 仮想マシンが作成されます 〜
〜 Hyper-Vマネージャーの仮想マシン欄に追加されます 〜
仮想マシンの起動
Hyper-Vマネージャーで仮想マシンを起動します。
・新規に作成した仮想マシン Win2003 を選択します。
・操作メニュー の 起動 をクリックします。
〜 仮想マシン Win2003 が起動します 〜
・操作メニューの 接続... をクリックします。
〜 仮想マシン接続 画面 に Windows Server 2003 が表示されます 〜
VMware Toolsのアンインストール
VMware Toolsをアンインストールします。
・コントロール パネル → プログラムの追加と削除 をクリックします。
・VMware Toolsを選択し、削除します。
統合サービスのインストール
Hyper-V で Windows Server 2003 の仮想マシンを使用するには、統合サービス をインストールする必要があります。
統合サービスのディスクを設定
・Hyper-Vマネージャーの 操作メニュー → 起動 をクリックし、
Windows Server 2003 を起動します。
・Hyper-Vマネージャーの 操作メニューの 接続... をクリックし、
仮想マシン接続 画面 に Windows Server 2003 を表示させます。
・仮想マシン接続画面の 操作メニュー → 統合サービスセットアップディスクの挿入 をクリックします。
〜 統合サービスの仮想CD-ROMドライブがセットされます 〜
統合サービスセットアッププログラムの起動
統合サービスのセットアッププログラムを起動させます。
・仮想CD-ROMドライブの \Support\x86\setup.exe を実行します。
追加 2014.02.16
2014.02.04