そして経営がうまくいけば利益が出ます。
ここまでは株式会社も医療法人も同様です。
そして利益(≒課税所得)には法人税等が課税されます。
(税金の計算は株式会社と医療法人は少し違うところがあります。前ページ4記述)
では、その法人税と支払った後の利益(税引後利益)はどうするのでしょう。
株式会社ではお金を投資してくれた人(株式を購入してくれた人)に配当金としてこれを分配します。
ところが医療法人では、この税引後の利益を出資してくれた人に配当してはいけないことになっています。
医療法人の場合配当を禁ずることによりお金が外部に逃げていかないため,医院の財政的な経営基盤が安定して、個人ではなかなか持てないような設備の購入も可能になるためです。