高知ぜよ!特別編
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絵日記_04
5/30(日)
 朝10時40分に小牧を飛んで12時に少し前に高知龍馬空港に着いた。近い物である。26年前に大阪からフェリーで来た時の事を思えば、当にあっ、と云う間である。
 3年前に出来たという会場「かるぽーと」は、仲々きれいで立派な会場であった。しかし何で近年造られた建物はひらがなやカタカナ「〜ポート」や「〜ぴあ」というのが多いのだろう。この辺の感覚は,私には謎である。

 1ヶ月振りに会ったみんなは元気であった!良かった良かった。取りあえず死者も怪我人も見た目にはいなかった。死者は兎も角として、怪我は多少していたらしいが芝居をするのに困るというようなことはなかった。嗚呼良かった。

 芝居自体は、みんなの創意と工夫でグレードアップしていて良い物になっていた。素晴らしい!まあ素晴らしい許りではないが、取りあえず素晴らしい。変化の過程では当然起こりえる事であるで有るとは思うが、良くなっている箇所以外が多少流れ気味になっていた。その辺が素晴らしい許りではない点だがそれは仕様がないと云えば仕様がない。でも全体的にはとても良くなっていたと思う。賞賛!天晴れ!全くもって天晴れである。だからもっと頑張る様に。期待してるよ!晴天ではなかったが天晴れである。曇っていても偉い物は偉い。美味い物は美味い。美人は美人である。しかしまあ美味い物にはそれなりの毒、美人は危険であったりするので、各々方にはお心されたいのである。

 本日の会館は、結構音のよく通る所であった。私は2階席の一番後ろで観ていたのだが、舞台から生の声がよく届いていた。これでもう少し残響が少ないと芝居としては云う事無しなのだが、そこまで望むのは贅沢という物だろう。兎に角私が付き合った会場では、一番良いのではないだろうか。


 名古屋から50人乗りの小さな飛行機で高知に着いたら早速坂本さんが迎えてくれた。

 何はともあれ高知といえば坂本龍馬!
(と鰹のタタキ)である。空港だって「高知龍馬空港」である。
 江戸から明治に代わるときに大変重要な人物である、がこの人の奔放な行動故に3人のお姉さんは幸せとはいえない人生を送る事になったのも又事実である。それをお姉さん達が恨みに思うようなことはなかったとは思うが。
 左の写真は、
名古屋で機内持ち込みを
断られた如意金箍棒。
空港の出口にも龍馬さん!
「フクちゃん」!

 高知は、多くの漫画家を輩出している。そして横山隆一氏もその一人で、会場となったかるぽーとの3階に記念のまんが館があり、館内の案内表示はフクちゃんだった。

 市内には他に「はらたいらと世界のオルゴールの館」などもある(両者の関係については不明)。高知市内ではない様だがアンパンマンの記念館のあるらしい。
会場入り口に飾られたディスプレイ。どこの劇場さんも結構工夫されていて楽しいディスプレイに巡り会う事がある。
 舞台から客席を望む。仲々美しい。
 又役者の声が良く通るのは舞台から客席後方が案外近距離のためかもしれない。
 左は舞台奥の龍柱に仕込まれたPcc160。これは下手の物だが上手も同じ所に仕込まれていて舞台奥の台詞をフォローしている。結構効力あり。
 愛用のスーパーコンパクト&超強力武器「如意金箍棒」が予備も含めて折れてしまい本番前に鬱ぎ込んでいる悟空。殆ど放心状態であったが、この後機内持ち込みを禁止された金箍棒が届けられ本日も元気に活躍していた。
   
  
高知!と云えば鰹!(松魚とも書く)

 と云う訳で小夜食にも大変美味しい鰹のタタキが登場!本当に美味しかった。
 ありがとうううううううう!!!!!!
 芝居がはねてからは、もちろんみんなで反省会だ。因みにこれは2軒目。

 火曜日も同じ会場での公演となるのでこの日はバラシも無し!そして月曜日は1位置に休息、火曜日は仕込みも無し。このところ移動が結構大変だったらしくみんな少々お疲れ気味との事なのでゆっくり休んで頂きたい。がその前にみんなで鯨飲いたしました。

(むすび座の掲示板にぴろろさんが書いていたミイラ取りが・・・・てな所か?)


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5/31(月)
 本日は帰るだけ。しかしまあ飛行機に乗るまでには少々時間があるので少しばっかり観光してみた。行き先は、月の名所「桂浜」しかし雨が降ったり止んだりで月は見えなかった。もっとも朝っぱらから月が出ているはずもないが。そして15年ぶりに訪ねた桂浜には、15年前よりきれいに洗われた龍馬さんが相変わらず立っていた。そこで水族館に行こうか?と云う話になったが、値段を観て全員一致で止めようと云う事になった。(水族館の施設やショーの問題ではなく、中に居られる時間と値段の釣り合いで止めただけですので関係者の方は悪しからずご了承下さい)

 次に「板垣死すとも自由は死なず!」で有名な板垣退助先生関係の自由民権館(だったっけ?)に行こうと云う事になったが月曜休館で入れず。残念至極「イラク人死すともブッシュは死なず」の悔しさと共に断腸の思いで諦めた。因みにここには板垣退助先生が上の名言を叫んだとされる岐阜公園での襲撃事件の際に使用された小刀も展示してある。

 結局雨であまり観光気分も盛り上がらず早めに空港に行く事になり、ひとつ早い便に空席があったのでそれで帰ってきてしまった。

 みんなー元気でねー!身体は大事にねー!ようく考えよう、身体は大事だよう、お金も大事だけど身体の方が大事だからねー!(他人事じゃないけど)呑み過ぎないでねー

 泊まっていたマンハッタンホテルは、無線LANが導入されていた。
 ドライバーのCD-Romも機器も貸してくれるし説明書もあるのでコンピュータが対応していなくても大丈夫!

 しかしLanのシステム自体がこの日は不調で繋がるのに一寸手間取った。

 因みに昨日は2時位まで呑んでいたにも拘わらず朝6時半に起きてホームページを更新していた。私は何てタフなんでしょう!
 桂浜を見下ろす龍馬さんの銅像は、綺麗に磨かれていた。紋付きの金は新しく塗り直した様に綺麗に光っていた。

 行った事はないがこの龍馬さんの銅像と向き合う様に室戸岬には中岡慎太郎の銅像があるらしい。
 
はりまや商店街のアーケード。(多分)杉で出来ていてアーケードの中を歩いている時の香りが漂ってくる。
左上(一部で3大無駄な観光名所と云われている)はりまや橋!

上、はりまやばしを渡った所にあるお菓子屋さん。銘菓「かんざし」を売っている。矢張りはりまやばしと云えば「かんざし」である。

左は、ラフな格好をして坊主ではないよ、と云った振りをしてかんざしを買いに来たお坊さん。ここには、今も全国からこうしてかんざしを買いにお坊さんが訪れる。一度は天竺を目指した事もあったらしいが、朱に交われば赤くなる、浮き世の水に放たれれば高僧と雖もこの通りである。
高知で見つけた一寸小粋なビール。

何故かは知らねどこの龍馬ビールはオランダ製である。
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