テクニカルリハーサルの間、舞台上は上記のような仕込みであった。GLM-200は、Kevinが水の中を最初に歩いた時、結構バシャバシャと歩いたのでズブ濡れになり、ビニール袋を被せて小石の中に埋められた。水の中は静かに歩くように演出から指示されていた。左の写真が舞台前方の水路。
 GLMを本番で使用するかどうかは不明。使わない、というより壊れてしまって使えないような気がする。その為水の音を取る為に816はテクニカルリハーサル2日目に追加になった。
 下の図の赤で追加してあるマイクは、デザイナーのスコットから指示が出されていたもので、本番は下のようになると思われる。
“An Almost Holy Picture"仕込み図&Photo
上手のパイプにSettingされた816
舞台上の効果用Sp。左から下手の吊り、下手の置き、上手の置き。置きのSpは少し埋まっている。
小石の内側の木にSettingされたPcc。上の写真が一番上手のもので、下はその一つ下手、これは半分程埋まっていた。右の写真で判るように下手に行く程Pccは埋まっている。
水を被って袋に入れられたGLM。
ホリ裏のSubWoofer。
上の写真はプロセバトンのSp。センターは1階席用、両サイドは2階席用。右は上手のサイドSp.
左から順に。2階BOX席下のバトンに吊られた1階用Surround用Sp(Front)。次は通路補助用Spが正面にあり右が1階Surround用Sp(Rear)、この下のドアは非常口で開けるとすぐに道路で外のノイズが良く聞こえる。3枚目はバルコニー下のDelay用とSurroundRearの前方座席用、一つおきに前と後ろを向いている。一番右の写真は客席後方にセットされたSurroundRearの後部座席用。
上手側からバルコニー下のSpを見た所
客席バトンとプロセバトン
客席バトン下手側
上は2階席Surround用Sp。右は2階席SurroundRear用Sp。
リハーサル中の音響デザイン・デスク。
左のNoteにCubase、真ん中はS-6000のコントーロー、右のモニターは効果音・音楽をMIDIでコントロールしているGtype。上の写真がGtypeのディスプレイ。
上は2階席下手後方のPA席。デザイナーの一人、ロビンは本当は下でやりたいんだけどプロデューサーが許してくれない、と言っていた。
 左の上は効果音などのバックアップ用のCD&MD。下はレキシコンのリヴァーブ。その下のSonyのW/L受信機は演出のガナリ用。
 右の写真はEQ&Delay。
2階の客席。
途中に全く通路がないので上下の通路の近い方から自分の席に行くことになる。真ん中当たりの席になると出るのも入るのも大変、途中入場や退場は大変な迷惑になる。ブロードウェイの劇場は1列の席が多いので遅刻はしない方がいい。又トイレも前もって済ませておきたい。
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Theater Report #35