4月1日(日) その1
北投散策へGo!

今日は台北に移動する日ですが、取りあえず午前中は北投の町を散策しようと思います。
これは北投の街の至る所にある排水溝に付いている渦まきの大きい奴。なんか特別の曰くでもあるのかと思って説明を探したのですが、探せませんでした。側溝の排水口には必ずこの渦渦がついていて、お兄さんが知人らしいおじさんにこの渦まきの説明をしていたのですが、私ら中国語全く聞き取れないので、「何か曰くがあるのだろうな……」と思いながら、分からぬままに帰ってきてしまいました。

どなたか、この渦まきの謎を知っている方、ご一報下さい。
ここはホテルのすぐ前を流れていた小川(ただし、流れているのは水ではなくて温泉です)にかかっている橋。映画のロケで使われたらしく、「北投歴史資産」と看板が立っていました。

何気に欄干が温泉マークや渦まきを抜き取っていて可愛いのです。

しかし、ここにも渦まき。何なんだ、渦まき。気になるぞ、渦まき。
こちらは「地熱谷」の入り口。

北投温泉の源泉で、ここから各ホテルに温泉が引かれて行っているらしいです。ガイドブックによると、ここに足湯があるそうなのですが、今はその様な物は見あたりませんでした。
こちらが源泉。「源泉の近くまでは行かれない」とガイドブックに書いてあった割に、柵が立っているだけで縁まで行かれます。

結構広いです。モウモウと湯気が立っていて、硫黄の匂いがしました。
その後、温泉博物館に行こうと思ったら、その前に「梅圓」という歴史的建造物があったので、入ってみることに。

このお宅は日式のお庭や建物でできていて、所有者は何人か変わったそうですが、清朝打倒を目指して近代新聞を作った「新聞王」于右任という方のおうちとして有名なのだそうです。
こちらは勉強室。子ども用の本もあったので、子供達も喜んでいました。まぁ、展示品なので、あまり手荒にはしちゃいけないのですが、座っても良いそうなので……( ^ω^;)
梅圓を出てすぐ傍に、北投公園露天温泉がありました。公共の露天風呂で、水着着用で遊べるウォーターパークみたいな感じに見えますが、興味はあるけど時間もないし、昨日のダメージから抜け着れてないので、今回はパスです。

写真は温泉前にかかっていた看板( ^ω^;)

でも、観光客は殺到してます。

どうやら人気があるらしい。

……次回、もう少し素敵な温泉旅館を探してお泊まりしたら、挑戦してみるのも良いかも……。
そしてこちらが目指していた温泉博物館。

日本統治時代の温泉浴場を博物館にした物です。
入り口の下駄箱が、温泉旅館っぽさを演出してくれてます。坂道に建っているので、出入り口は2階になります。
2階はまず宴会場になっています。メッチャ広い!ちゃんと舞台もあって、芸者さんが踊ったりしたのかな〜と想像をかき立ててくれます。

敷地内には小さい映画館もあって、当時はさぞ豪華な社交場だったんだろうなぁと思わせてくれます。
こちらが温泉浴場。

ちょっとイギリスのバース(ローマ時代の温泉)を思わせますよね。日本統治時代に日本人が建てさせた物だし、2階の宴会場が純和風だったのに、なんだこの西洋かぶれは。まぁ、この頃の日本は西洋かぶれだったししょうがないかと思いながら歩いていると。
あら、やっぱり富士山なのね、とか思わせてくれるステンドグラス発見。

なんだよ、だったらタイルで良いじゃん、タイルで。
ちなみに、ママと娘が温泉博物館を見学している最中、息子はその前にあった児童公園で地元の子供との勝負に余念がありませんでした……。

この後、ホテルに荷物を取りに行って、北投に別れを告げて、台北へ移動。あぁ、最後の逗留地だ。旅の最後が見えてきたなぁと、残念な気持ちになりながらMRTで移動するのでした。

→→→国父記念館へGO!
 


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