3月30日(金) その2
猫村(候【石同】村)へGo!

瑞芳の駅について、平渓線の1日周遊券を購入。52元(約156円)。ここで時間を見たら、平渓線は1時間に1本ずつしか走っていないのに、次の電車は1時間後。うわ〜。乗り逃したか〜。まぁ、急ぐ旅ではないし、娘も山道で車酔いしていたので、駅のベンチでのんびり時間を潰しました。

平渓線は台北からも近い観光名所が色々ある線なので、平日といえども春休み中なのでなかなか混んでいます。まぁ、うちらはすぐ隣の候【石同】、通称猫村に行くだけなので、混んでいてもへっちゃらです。
候【石同】の駅。もう駅から猫でいっぱいです。
駅に掲げてあった、猫村散策地図。本来そこは時刻表とか路線図が掲げてあるところでは……(笑)

元々、この村には黒鼻ちゃんという可愛い猫がいたそうです。この猫が駅にいつもいて、日本でいう「猫駅長」みたいな状態だったのだそうです。ところがこの黒鼻ちゃんがある日死んでしまいますと、不思議なことに、それ以降色んな猫がこの村に集まるようになったのだそうです。

以来、この村は「猫村」と呼ばれ、台湾中の猫好きが集まる猫カフェ状態の村になったのだそうな。

まぁ、そんな訳で私たちも猫を堪能しに参りましたよ〜v
駅の改札を降りて、駅の反対側に行くと、山にへばりつくようにして猫村が存在しています。

猫村に着いたら、早速ネコちゃんのお出迎え。
猫がいなくても、なかなか良い雰囲気の村です。
ネコちゃん達はみんな観光客馴れしていて、子供相手にいくらでも撫でさせてくれるのですv
猫小屋発見。え?猫は外飼いなの?
おみやげ屋さんの商品の上で寛ぐ猫ちゃん。

この村、家も10軒あるかないかだし、おみやげ屋さんはここ1軒のみ、他にかき氷屋さん1軒、カフェが1軒あるだけで、猫村目当てにお客さんが降りる観光地の割には商売気ないです(笑)
「猫に人間の食べ物をあげないでね」の看板。

他にも
「猫の健康のため、禁煙でお願いします」
「フラッシュを焚かないでね」
「犬は連れてこないことをお勧めします」
「猫を連れ去らないで」
「猫を捨てないで」
など、ネコちゃんのための看板が沢山ありました。どれも可愛いイラストつきですv
猫村から駅を挟んで反対側を見ると、廃墟マニアが喜びそうな廃墟を発見。

休日運行の電車が来ると思って駅まで戻ってしまった私たちは、30分時間が余ってしまったので、この廃墟に行ってみることにしました。
駅の反対側にも猫小屋が。

しかし、観光客がこの辺の猫にだけキャットフードをあげようとして、欲しがってついて回る犬を邪険にしていたのが、犬好きの犬吉的にはちょっと「ムカッ」でしたよ!
廃墟は駅の脇の、河にかかる陸橋に登ると、すぐ脇から見学できます。

候【石同】は日本統治時代に炭坑があり、台湾で最初にオートマティックな石炭選り分け工場や、石炭を運ぶためのトロッコ鉄道ができた場所らしいです。

この廃墟は、石炭選り分け工場だそうです。
そして陸橋はトロッコ鉄道の橋でした。こちらがその線路とトロッコ。陸橋から直接工場にトロッコが乗り入れられるようになっています。
30分しか残り時間がなかったので、慌ただしく電車に乗りました。

今度は候【石同】から十分まで、4駅の旅ですが、やはり電車混んでるな〜と思っていたら、駅員さんが「こちらにいらっしゃい」と、駅員さん室に子供を座らせてくれました!

いや、連結部の使っていない場所のようではありますが……。い、良いのか……?うぅう、ありがたい!

→→→十分へGo!
 


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