3月28日(水) その2
民俗公園にGO。

無料シャトルバスで高鐵台中駅から終点の台中公園まで移動。この時、台中公園にはほとんど全てのバスが経由することに気づき、「そうか!どこかにバスで行こうと思ったら取りあえずいっぺん台中公園まで行って、そこから行きたいバスに乗り換えれば良かったんだ!」と、やっとこ台中のバスの乗り方に気づきました( ^ω^;)
こちらは台中公園の傍にあった和食料理屋さん。店名は「桜」のようですが、その脇に「炭火焼きやら・和食やら」と……。

いや……いや、間違った日本語ではないけれど、日本で店の看板にこれを掲げたいですと言ったら、先生には「いけません」と止められると思います……。

その後バスを乗り換えて民俗公園へ。バスの運転手さんに「民俗公園行く?」って訊いておいたので、バス停に着いたら運転手さんが「ここだよ〜」と教えてくれました。


民俗公園というのは、清末に建てられた四合院という、中国の伝統的な建物を移築して、その建物だけでなく家具なども展示し、当時の生活文化を学習するために作られたテーマパークだそうです。

有料で、四合院を博物館にしたエリアが民俗館、無料でお土産やレストラン、職人さんの実演販売などをしているエリアが民芸館、蘇州の庭園を模した景観庭園の3部からなっています。

方月門という丸門から入ってすぐ、景観庭園が広がっていました。
こちらが民芸館なのですが、職人さんの実演販売とか、大道芸とかが見られるという話だったのですが、そういう人達は見あたらず……。平日だったからかな……?
子供の伝統的なオモチャを売っているおみやげ屋さんの脇に、無造作に置かれた可愛い石。これが何の石なのか、どうして訊かなかったんだろう……。すごい可愛いよ……。

このおみやげ屋さんで、息子は竹とんぼ(10元・約30円)を、娘は扇子(30元・約90円)を購入しまして、その日からうちのホテルは竹とんぼの嵐……orz
おみやげ屋さんの店先で竹とんぼを飛ばしていたら、通りかかった人が「博物館に行くと良いよ」と身振りで勧めてきます。行ってみたら、台湾建国100年の記念行事で、今年の5月いっぱいまで、無料で入れるらしい。ラッキー!

こちらが民俗館の、四合院の院子(中庭)。奥に見えるのが正房(居間や応接間)で、その両脇に耳房(主人の寝室や私室など)があり、残りの3方が廂房(主人以外の人の部屋)になっています。
ここは耳房の主人の寝室。写真で見るより、実際入るとすごい狭いです。

北京故宮の皇帝の寝室もすごい狭かったしな。なんでこんなに狭いんだろう……。
こちらは台所。作り物の食べ物が配置されていて、かなり可愛いv
四合院の地下は、台湾の先住民族や本省人が大陸から台湾にやって来た当時の生活や文化についての人形による展示や、文物の展示がしてあります。

これは鍛冶屋さん。
これは織機。

「三国時代の上流階級の奥様はどんな生活をしてたんだろう」と調べたとき、「子育て以外で一番大事なのは、何と言っても機織りです」という結果が出たので、「織機だ〜!」とワクワクして写真撮りました(´ω`;)
こちらはお祭りで使う冠だそうです。

他にも色々と見応えのある展示が多くて、とても面白かったです。

この後、民俗公園の傍にあったお茶屋さんでお茶を飲んでいたら、すぐ傍の中学校から放課後の子供達が集団で出てきて、街の清掃を始めました。先生が引率してるわけでもないのに、みんな真面目に掃除しているのを見て、ダンナと二人で「台湾人のホスピタリティは、こういうふうに培われていくんだね」と感心していました。

→→→台中公園へGo!
 


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