![]() 3月28日(水) その1 彩虹眷村にGO。 |
実は、私が台中に来た理由は、彩虹眷村に行きたかったからなのです。初めて台湾の本で見たときに、心を鷲づかみにされてしまいました。ここは平日の午前中に来ないと、人が多くて大変、と読んだので、平日に来れるように台中の日程を組んだりしたのですv
彩虹眷村は高鐵台中駅からタクシーで15分ばかりの所にあります。そこで、ホテルの傍に高鐵台中駅行きの無料シャトルバスが出ていることを発見したので、まずそれに乗って台中駅に行きました。実はこの無料シャトルバス、バス乗り場には料金が書いてあるので、「ここは違うんじゃない?」と思っていたのですが、地元の人が「合ってるよ」「大丈夫だよ」「この1658番のバスがフリーだよ」と教えてくれまして。無事に台中駅に着きました。
ここからタクシーの運転手さんに彩虹眷村の写真を見せて、「ここに行って、私らを待っててもらっても良い?おいくら?」(「我想去到彩虹眷村、請等待我、好【口馬】? 多少銭?」)と書いたら、「300元」ということでした。あ。中国語は間違ってるのかもしれませんが、取りあえずこれで通じました。じゃ〜ん。ここが、その彩虹眷村です。すごく可愛くないですか!? この可愛らしいペイントは、たった1人のおじいさんが描き続けた結果なのです。 元々この場所に、国民党が台湾に来たときに、国民党員の住む場所が足りないので、仮設住宅を建てたのだそうです。しかし時代が進むにつれ、この仮設住宅からは段々人が減っていき、とても淋しい村になったそうです。そこで1人のおじいさんが、村が淋しく見えないように、絵を描き始めたのです。おじいさん、絵は一度も習ったことがないそうです。
おじいさんは今では「彩虹爺爺(にじのおじいちゃん)」と呼ばれています。こちらは彩虹爺爺のおうちの方に入っていく道です。
実は私たちが来たときには観光客の団体がいて、その人達が帰るまで待って写真を撮ったりしました( ^ω^;)このおじいさんが彩虹爺爺。
手を見せていただいたら、今でも爪の間にペンキが入っていて、描き続けているのだなぁとびっくりしました。
だって、彩虹爺爺は今年90才なのですよ!とてもそうは見えないお元気さです。右の写真のどん詰まりが3つ上の写真のおうちです。工事現場の壁にまで絵が描いてあります。
実はこの辺りは大きな道路を造る計画があり、彩虹眷村は無くなってしまう危機に瀕しているのですが、保存運動が行われているそうです。
この工事現場は、その関係の何かなのかしら……。ぜひ保存して欲しいのですが。彩虹眷村のすぐ向かいに児童公園があったので、子供達をここに放牧して、ママは写真撮り放題でした。 そして入り口まで戻ってきたところ。この細い通路を入っていくと、彩虹眷村に到着します。
ここ曲がったらすぐ彩虹爺爺の描いた絵だらけになりますvそして上の場所から反対側を見たところ。結構普通の街中で、どん詰まりが上の写真の場所になります。
は〜。眼福眼福vv
その後またタクシーで台中駅に戻り、無料シャトルバスに乗ろうとしたら「高鐵の切符見せてください」と。そ、そうか。高鐵乗った人へのサービスだったんだね……。いや、私ら明日の切符持ってたから大丈夫だったけど。
あ、高鐵台中駅から台中の街中への無料シャトルバス乗り場は、2012年現在、13番乗り場でした。SOGOデパート前などを経由して台中公園まで行くバスですが、台中公園はほとんどのバスが経由しているので、取りあえずこのバスに乗って、台中公園から自分のホテルにバスで移動するなりタクるなりするのが良いと思います。実は昨日、シャトルバスのことをよく知らずに、取りあえずホテルまでタクったら、270元(約810円)もしたのです……。台中からのタクシーは、よその都市に比べると格段に遠く、格段に高かったです……orz
→→→民俗公園へGo!
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