三十三間堂を出る辺りで、お昼を食べていないぢぞ吉が「おなかが減った」と言い出したので、京都駅でラーメンと甘味のお店に入りました。うぅう、本当なら嵐山でスウィーツを食べる予定だったのですが、仕方ありません……。
食べ終わったら早速移動。JR京都駅からJR嵯峨嵐山駅へ移動しようとしたのですが、勝手の分からない場所でホームを探すのは大変だと駅員さんに訊いたところ。
「33番ホームからです」
「え?3番ホームですか?」
「いえ、33番です」
……えーと……。改札から見渡しても、10個以上もホームがあるようには見えないのですが……。
「その一番奥の階段を下りると、その先にまたホームが広がってるので、その先にあるのが33番ホームです」
……何故いきなり33番!? どうして13とかでなく、いきなり33!?
……三十三間堂となにか関係があるのだろうか……。
謎を深めつつ電車に乗って移動。所要時間は30分くらいでした。
嵯峨嵐山の駅に到着後、取りあえず竹林の道に向かって歩き出したのですが、意外と駅から遠かったです。本当ならJRの駅のすぐ前からトロッコ電車が出ていて、それに乗って隣駅のトロッコ嵐山の駅まで行った方が近いような気もしたのですが、ダンナ曰く「確か一時間に一本くらいしか無かったはず」というので、歩くことに。
|
 |
途中で道を訊きながら竹林の道に入っていくと、今回会えるとは思っていなかった舞妓さんに遭遇!!
どうもお馴染みさんと一緒に観光に付き合っているような感じなのですが、そのお馴染みさんらしい人が「一緒に写真撮ったらどうですか?ほらお嬢ちゃん、舞妓さんと写真撮りなさいよ。この子、豆コロと言うんです。よろしゅうおたの申します」と、周りの観光客に舞妓さんを紹介していました。
そういう世界なんだねぇ……。 |
 |
実は入り口に近い辺りは竹の丈も短くて、「なんか思ってたのと違う……」と感じていたのですが、人力車のお兄さんに「この観光雑誌に載っているような竹林はどこですか?」と訊いてみたところ、そこから少し行って、ちょっと曲がったところがそうだというので行ってみました。
おぉ!!これだよこれ!!思い描いていたような竹林です!! |
 |
もう大分日が傾いてきたのですが、竹の葉を通して柔らかい日が入ってきて、とてもステキな感じ。娘のぢぞ吉は大きな竹を見つけては「あの中にならかぐや姫が入っているかも!」「そろそろ次のかぐや姫が入ってても良いよねぇ!」と、かぐや姫を探しながら歩いていました(笑) |
 |
竹林の道の脇にある、野宮神社の塀の中に、小さなおうち(お寺?)とお庭の模型が飾ってありました。素朴な、手作り感溢れる造形で、何となく微笑ましかったです。
この野宮神社の角を曲がって、渡月橋と反対方向へどんどん進んでいくと、上のしおりにも書いた「小倉あん」の発祥の地、「二尊院」に行かれるのですが、今回はもう結構時間が遅いのでパス。次回のお楽しみということに。 |
この後、歩いて渡月橋へ移動です。
→「渡月橋」へGO! |