春の奈良・京都旅行のしおり
遠足に行った日 ２０１１ 年 ４ 月 １ 日 〜 ４ 月 ４ 日
遠足に行った人
ぢぞ吉、たぬ吉、ぱぱ、まま
奈良・京都はここ！
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 日本の歴史
奈良の町は、「奈良時代」という時代に活躍した町です。京都の町は、「平安時代」から「江戸時代」まで、天皇が住んでいた都のあった所です。一番活躍していたのは平安時代です。
それでは、日本の歴史を見てみましょう。
日本の歴史は、今から１万年以上も前から始まっていますが、ここではお米作りが始まった、弥生時代から見てみましょう。
弥生時代：お米作りが始まったよ！
古墳時代：王が日本をまとめあげたよ！
飛鳥時代：天皇が日本を支配し始めたよ！
奈良時代：国の仕組みがどんどん整ってきたよ！
奈良の大仏は、この頃できたよ！
平安時代：天皇よりも、天皇を産んだお母さんの
お父さん、つまり天皇のおじいちゃんが天皇の
代わりに政治をおこなうスタイルができてきたよ！
鎌倉時代：天皇や貴族ではなく、武士のリーダー
(将軍)が政治を行うようになったよ！
室町時代：鎌倉幕府がなくなって、新しい将軍が新しい
幕府を作ったよ！
安土桃山時代(戦国時代）：力のある武士が、自分が
リーダーになりたくて戦ばかりしていた時期だよ！
江戸時代：徳川家康が江戸(今の東京）に幕府を開いたよ！
明治・大正時代：将軍ではなくて、天皇が国を治めた
時代だよ！
昭和：大きな戦争の後、政治をするのが天皇や軍から
国民になったよ！
平成：みんなが生まれて、今生きてる時代が平成だよ！
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奈良・京都の歴史
奈良時代は、７１０年、今から１３００年も前に造られた日本の都です。この時代は、天皇を中心に、様々なことを中国から学んで、中国風に法律や国の仕組みをどんどん作っていった時代です。この時代の都は「平城京」と呼ばれています。
７９４年に、日本の都は奈良から京都に移りました。この時代の都を「平安京」と呼んだので、この時代も「平安時代」と呼ばれています。
平安時代は政治の中心が天皇から貴族に移り変わってきた時代です。天皇に有力な貴族が自分の娘をお嫁さんにしてもらって、自分の娘が次の天皇を産んだら、その貴族は天皇のおじいちゃんとして、自分のやりたいことをすることができたのです。国の決まり(法律)も、自分の好きなように作り替えることだってできちゃったのです。この貴族の時代、最初に力を持ったのは「藤原氏」という一族でした。
そのうちに、都の守りを任されていた武士達が、力を持つようになってきました。その中でも「平清盛」、「平氏」という一族が力を持つようになりました。この平氏を打ち破って次に力を持ったのが、この間の鎌倉遠足で勉強した鎌倉時代を開いた「源頼朝」、「源氏」という一族です。
鎌倉時代から後は、天皇や貴族が日本を動かすことはほとんど無くなりました。「天皇」という地位だけはあり、京都は相変わらず都でしたが、実際の政治は「将軍」達が、別の場所に「幕府」という政治の場を作って、そこで日本をまとめるようになりました。鎌倉時代、室町時代、戦国時代、江戸時代と、天皇達は自分たちではご飯も満足に食べられないような生活をしていて、武士の人たちがお金を援助してくれて、やっと暮らしているような状態でした。
この状態が変わったのが、江戸時代の終わり、「幕末」です。江戸幕府を倒して、天皇中心の世の中にしようと、一部の武士が立ち上がり、武士の時代が終わったのです。
明治時代になって天皇が日本をまとめる時代になると、天皇は京都から江戸(今の東京)に引っ越しました。もうその頃には、日本の中心は都である京都ではなく、江戸幕府のあった江戸になっていたからです。
今でも、京都には昔からあるとても立派なお寺や寺院がたくさんあります。でも、それらのほとんどは平安・鎌倉・室町時代までに造られた物です。
では、奈良や京都の町を実際に訪ねて、その文化に触れてみましょう。
※飛鳥時代は割愛しました（汗）あんまり長いと子供が飽きちゃうので……。 |
朝１０時発の新幹線に乗るべく、家を出発。意外と電車が空いていて、ほっとしました。今日から３泊４日の旅行です。子供達は初めての新幹線に興奮気味でした。
