目論見 第四話

    作者:でらさん















    「目標、沈黙。エヴァ各機に目立った損傷はありません。
    天蓋の装甲隔壁は、酷い有様ですが」


    日向の報告を聞くミサトは、あらためてS2機関の有用性を理解した気がする。
    そして、いかに精神的余裕が大事であるかも。それは、自分にもアスカにも言えることだ。
    発令所の大スクリーンには、髑髏をデフォルメしたような仮面の使徒を仕留めた弐号機が、
    誇らしげに映っている。右手に、引きちぎった使徒の頭部を持ち、上半身は噴き出した使
    徒の血で染められている。傍らには、バックアップに廻った零号機と初号機が従者よろしく
    屹立。紅い塗装を施された弐号機では、浴びた血潮があまり目立たないのが救いか。発
    令所には、女性職員が多いから。
    前の戦いのアスカは精神的に追いつめられた状態で相対し、冷静な判断力を欠いていた。
    敵の装甲が強固で、火器が効かないと分かった時点で肉弾戦に切り替えれば充分に戦え
    たのに、それが出来なかった。彼女が普段通りの実力を発揮していれば、少なくとも弐号
    機が大破することはなかったはず。
    それが、今回は全て順調に進んだ。秘密裏に用意していた、ロンギヌスの槍を使わずとも
    済んだ。ゲンドウや委員会への対応を考えると、まだ使いたくなかったミサトにすれば、一
    安心といったところ。
    全ては、余裕のおかげ。


    「装甲くらいで済めば、安い物よ。人の命には代えられないわ。
    シェルターは、無事なんでしょ?」


    「はい、民間人に被害はありません」


    「なら、いいわ。
    私は司令に報告するから、事後処理の指揮をお願い。
    頼んだわよ、日向君」


    「お任せ下さい」


    忠誠の証のようなキリッとした返事を返す日向に、ミサトは笑みで応えた。
    彼の自分に対する想いは知っている。知った上で、それを利用させてもらっている。
    彼には悪いと思う。
    思うが、今は自分の都合で動いてもらわなければならない。有能な彼には、頼るべき事が多い。
    他部署や外部勢力との裏交渉には、常に彼のフォローがあった。自分一人では、ネルフの掌握
    すらままならなかったはずだ。
    全てが終わったら、恩に報いる形で一晩くらい付き合ってもいいだろう。
    いや、自分のような汚れた女では礼にはならないか。


    (若くて綺麗で気だての良い女、紹介しなきゃね。
    それと、昇進も考えないと)


    美女が多いと噂の発令所を見回すミサトの目は、ある一人のオペレーターを捉えた。
    彼女は偶然にもミサトと目が合い、サボりを咎められた学生のように慌てて作業に戻る。
    少し癖のある髪の毛を肩まで伸ばした彼女は、女から見ても美しいと言える容姿。リツコの取り
    巻きにはない顔なので、そっちの嗜好はないと思える。
    ならば、なぜ自分を・・・


    (・・・ああ、そういうことね)


    ミサトは、自分の前に座る日向を見て合点がいった。
    彼女は自分ではなく、日向を盗み見ていたのだ。
    日向の後ろから暫く彼を見ていると、彼も彼女の方をチラチラ気にしている。
    つまりは、そういうこと。余計な気を回す必要などなかった。
    ミサトは、ホッとしたような、少しガッカリしたような複雑な笑みを浮かべて発令所を後にした。








    事後処理を終えた後、三日間の自宅謹慎。
    それが、独断で弐号機へのS2機関搭載を決めたミサトへの処分。リツコへも同様の処分が下
    されている。
    権限を侵されたゲンドウの怒りはかなりのものだったのだが、ミサトの主張した対使徒戦への
    備えという大義名分と冬月の取りなしで、軽い処分となった。使徒襲来の非常時には即解除
    となるので、実質的には処分無しと考えていい。許可もなしにS2機関の研究を進めていたリツ
    コは、予算の流用ともなるのでミサト以上の罪になるはずなのだが、これまた軽い処分。昔の
    よしみといったところだろうか。
    弐号機にしたのは、正解だった。これが初号機だったら、この程度では済まなかったはず。初
    号機のコアには、シンジの母、そしてゲンドウの妻、ユイが棲んでいる。ゲンドウのユイへの執
    着は知っているミサトである。補完世界で、ゲンドウの内面も視ているのだから。
    愛などという言葉とは無縁と思われたゲンドウ。だがその男の内面は、一人の女に対する一途
    な執着に満ちていた。その執着が、ゲンドウの全てだったと言ってもいい。あまりに印象的だっ
    たのか、補完世界での薄い記憶の中でも、それははっきりと覚えている。


    (次は、衛星軌道のやつだったか。で、その次が浸食型。
    そして、最後の使者)


    物思いに耽りながらビール缶片手にベランダから外を眺めるミサトは、さしたる被害もない市街
    と、変わらない日常を過ごす人々の姿に感慨を禁じ得ない。
    先の使徒に空けられた大穴は、昼夜を問わない突貫工事で既にふさがれている。周辺にあっ
    たビル数棟が倒壊したものの、それは全て兵装ビルであったので、残骸を全て撤去して更地に
    した。損害をいつまでも晒しておくと市民が無用な不安を持ちかねないので、全ては迅速に進
    められた。当然、金はかかったが、必要な措置とミサトは割り切っている。
    前の時は、こんな余裕がなかった。
    ネルフ本部は、第一発令所が壊滅的な損害を受けて使い物にならず、弐号機は、両腕と首を
    切断されて大破。零号機も中波。初号機自体は健在であったものの、使徒からS2機関を取り
    込んだ危険性を委員会が問題視して無期限の封印。その上、パイロットのシンジが初号機に
    取り込まれてしまった。まさに八方ふさがりの状態だったのだ。更に、アスカの精神は不安定
    さを増していき、危険な領域に達しつつあった。忙しさにかまけて彼女を顧みることのなかった
    自分も、どこかおかしかったと思う。
    あそこで何らかのフォローをしていれば、その後の悲劇を避けられたかもしれない。自分は、
    そんな立場にいた。


    (人一人救えないで、何が科学よ・・・か。
    よく言えたものね、私も)


    シンジのサルベージが失敗したと思われたとき、思わず口走った言葉。行き場のない感情の
    爆発とはいえ、あんな台詞をよく言えたものだと思う。アスカに手を差し伸べなかった自分が
    言っていい台詞ではない。
    あの時のアスカには、自分も、周りの人間も、全てがシンジだけを心配して己は阻害されてい
    ると思えたことだろう。それが彼女のトラウマと結びつき、心は闇に沈んでいった。それらを考
    えてみれば、サードインパクトの一因は自分にもあると思える。


    (でも今度は、巧くいってる。
    確かに運のいい偶然は重なってるけど、失敗はないわ。あとは、戦自への根回しだけね)


    加持、日向を始めとする協力者によって進められている裏工作にも、今のところ破綻はない。
    政府与党への食い込みは順調だし、戦自幹部との折衝も始まっている。ゲンドウもそろそろ
    気付いているだろうが、すでに遅い。この数日間で事態は一気に進んだ。本部はもう、ほとん
    どがミサトの手の内にある。ほぼ無制限に近い研究開発の推進と引き替えにリツコの協力を
    得たことは僥倖だった。ネルフは、全てをMAGIに依存していると言っても過言ではない。MAGI
    がなければ、何も進まない。そのMAGIを手中にするリツコを懐柔した時点で、ネルフ本部はミ
    サトのコントロール下に入ったも同然。
    あとは、戦自の懐柔だけ。国連は、基よりゼーレの牙城。手のだしようがない。
    しかし、戦自さえ取り込めれば彼らの重要な駒の一つは無くなる。いかに国連軍の旗を掲げ
    ても、米軍や露軍、中国軍が日本本土で戦闘行為に及ぶことは難しい。本部の接収となった
    場合、戦自に頼るしかないのだ。


    (人間は、人間でいいのよ。
    あんなことまでして魂の補完したって、救われるはずない)


    前世の最期。
    地獄もかくやと思われる惨状を呈した本部施設内の状況を思い出したミサトは、それを振り切
    るように、一気にビールを飲み干した。








    知らぬ間に、張り子の虎。
    いや、道化に近い立場にまで堕とされていたと気付いた者の焦燥と怒りは、外から視る分に
    は面白いものだ。
    前世のゲンドウと冬月は、こんな気分で、必死で足掻く自分達を視ていたのだろうか。
    ミサトは、憤怒も露わに自分を見下ろすゲンドウに対し、あくまで平静だった。
    こんなゲンドウは、もちろん初めて見る。ゲンドウの隣に立つ冬月の顔も厳しい。
    発令所は使徒を葬ったというのに活気はなく、緊張で空気が張りつめ、ほとんどの職員がミサ
    トとゲンドウのやり取りを注視している。全ては、ゲンドウが発した怒声のせい。
    衛星軌道から動かない使徒に対し、ミサトは零号機のレイに新型ソニックグレイブを使用しろ
    と命じた。
    そして開け放たれた兵装ビルに収められていたのは、捻れた本体の中程から二股に分かれ
    た朱色の槍、三本。零号機は、その内の一本を手にとって使徒へ投擲。槍の直撃を受けた使
    徒は、ATフィールドごと雲散霧消した。
    最終的に月軌道まで達したそれは、見る者が見れば、神器、ロンギヌスの槍そのもの。
    が、何も知らない者にすれば、ミサトの言う新型の槍でしかない。
    ゲンドウは当然、その槍が何であるか知っていた。また、それが使用されればどのような事態
    を招くかも。しかも、槍は三本もあった。密かにコピーされていたということ。
    自分の知らない事実の露見、越権行為。それらは自分の計画の崩壊に繋がる。それ故の怒り、
    怒声であった。


    「今一度聞く、葛城三佐。
    私の許可もなく槍をコピー、また使用したのは、何故か」


    「たかが槍の使用で、そこまでお怒りになられる理由が私には分かりません」


    「あれは、ただの槍ではない。
    ロンギヌスの槍だ!」


    「は?
    あれは、新型のソニックグレイブですが。
    大体、私はロンギヌスの槍なる物を存じません。それがどのような物であるか、ご説明願いた
    いくらいです」


    惚けるミサトに、ゲンドウは更に怒りを増幅。顔は紅潮し、体がブルブルと震えている。
    銃を所持していたなら、感情のままに発砲しているだろう。当たるかどうかは、別の話。


    「何にしても、越権行為は事実だ。
    済まないが、前のこともあるのでな。君の権限を再度停止させてもらう。
    君達、葛城三佐の身柄を拘束しろ」


    発令所内の空気を察した冬月が怒りを抑えた声で事態の収拾を図り、自分達の後ろに控える
    保安員二人にミサトの捕縛を命じた。
    しかし、保安員は動かない。
    何かに気付いた冬月は、鋭い動きで眼下のミサトに目をやり、次に保安員達に視線を戻す。
    小銃を掲げ、保安員の印である紅いベレー帽を被る二人の男達は微動だにしない。自分達の
    命令など聞く気はないとでも言うように前を見据えるだけ。
    瞬間、冬月は、全てが終わったことを察した。ネルフ本部は、自分達の手から離れてしまった
    のだ。


    「・・・こんな終わり方を迎えるとはな」


    「私は認めん!
    司令は、この私!碇ゲンドウだ!
    誰でもいい!葛城三佐を」


    ゲンドウの声は突然途切れ、体が床に崩れる。いきなり意識を失ったようだ。
    そして、白衣を着た医師と数名の看護師が待機していたかのようにわらわらと駆け寄り、ゲンド
    ウは担架に乗せられ、運ばれていく。
    あまりの手際の良さに、冬月は呆然と立ち尽くすだけ。我に返ったときは、もう遅かった。保安員
    二人に両脇を固められ、強引に司令席から引きずり出されていく。ゲンドウは、即効性の薬でも
    打ち込まれたのだろう。何もかもが準備されていたのだ。


    「今の混乱について、説明します。
    先ほど皆が見たように、司令は極度の疲労が原因と思われる精神的混乱から、司令職を続ける
    ことが困難となりました。
    副司令も、ご自身の年齢を鑑み、重責を担うには負担が大きすぎると申されております。
    よって、誠に遺憾ではありますが、私、葛城ミサトが臨時にネルフ本部の指揮を執ることとなりま
    した。
    つまり、え〜と・・・
    よろしくね!みんな!」


    ミサトの一言で、発令所内は堰を切ったように歓声がこだまする。
    発令所から去りつつ、それを背に聞いた冬月は、自分達が今までしてきたことは間違っていたの
    かと自分に問うた。
    職員のこんな歓声は、聞いたことがない。
    自分達は、人の可能性に勝手に見切りを付けただけではないのか。そう、思わせるような歓声だっ
    た。そう考えると、こうなって良かったのかもしれない。人類にとっては。
    補完が始まれば、全ては一つになって溶け合い、個はなくなる。連帯感や高ぶる昂揚も、そこには
    ないだろう。


    (ユイ君・・・
    君なら、どう思う?)


    また、あの優しい声が聞けるだろうか。
    冬月は、ユイの声を忘れてしまった自分に驚き、そして、未だ思い出に縋る自分を嗤った。








    『過労ならば、仕方あるまい。
    まあ、よろしく頼む。葛城司令』


    ゲンドウと冬月の休職をゼーレに報告したミサトは、あまりに呆気なく了承したゼーレ最高評議会
    議長、キール・ローレンツに対し、警戒を強めた。
    補完計画に固執するこの男が、こんなに甘いはずはない。必ず裏がある。

    まず仕掛けて来るであろうMAGIのハッキングについてはリツコも警戒しており、現在、強化防壁を
    全力で構築中。防御に徹するだけなら、そんなに難しいことではないらしい。いざともなれば、通信
    ケーブルを切断する。外界と隔絶されるとこちらも色々と不都合なため最後の手段ではあるが、す
    でに主要各所には、切断用の爆弾を仕掛けてある。
    日本政府は、基本的に中立を保つと確約した。日和見が信条の彼らにすれば、それでも上出来と
    言えるだろう。
    戦自とは、ほぼ完全な協力体制にある。仮に政府が裏切って戦自に命令を下したとしても、戦自は
    動かない。頻繁な人的交流と全面的な技術協力が功を奏したようだ。
    あと問題があるとすれば、ゼーレが使徒の殲滅を待たないで動き出す可能性。そして最後の使徒、
    渚カヲルの存在だ。
    事態は未知の領域に入った。前世の経験が全く役に立たないということはないが、それほどあてに
    は出来ない。ゼーレが、今すぐにでもカヲルを送り込んでくる可能性もある。人型にして通常の使徒
    以上の能力を有する彼は、厄介な存在。人を超絶した思考形態を持つ彼の意思も、計りかねる。
    またシンジに近づこうとするのだろうか、彼は。精神が安定しているとはいえ、初号機パイロットたる
    シンジが補完計画の重要ファクターであることは、変わりないのだから。


    「とはいっても、今のシンジ君に心の隙はないからねえ。
    アスカに近づいてシンジ君を動揺させるって手もあるけど、それは無理ね」


    ミサトは、すっかり馴染んだ司令の椅子に体を預け、スプリングの軋む音と柔らかい感触を愉しむ。
    対面に座り、コーヒーを啜るのはリツコ。MAGIの対策が一息ついたとか言って、コーヒーメーカー持
    参で遊びに来た。今の彼女は、学生時代に戻ったかのように溌剌としている。人生を謳歌している
    とも言えるか。
    どちらにしろ、ミサトにとって悪いことではない。マッドな一面は別にしてだが。
    エヴァ全機にS2機関を搭載し、更に手を加えているようだ。”天使の背骨”とかいう訳の分からない
    怪しげな装備も搭載する予定であるという。もはやミサトには、ついていけない。


    「何のこと?」


    「ゼーレが売り込んできた、フィフスチルドレンよ。
    あの子は、要注意だわ」


    「フィフスに詳しいのね、ミサトは。
    まだ詳細なプロフィールは届いてないけど、彼と面識でもあるの?」


    リツコがいることを忘れ、思わず口走ってしまったことにミサトは後悔したが、これは良い機会かもし
    れないと考えを変えた。ここまで来れば、自分の正体を明かしても問題はないと思える。リツコは、
    いつもの冗談と受け取るかも・・・
    信じないなら、それでいい。誰かに喋って、楽になりたい。


    「面識はないけど、彼のことは知ってるわ」


    「ゼーレから情報を手に入れたとか?
    彼、ゼーレが管理してるのよね」


    「違うわ。一度、私は彼に会ってるの。前世でね。
    彼は、最後の使徒だったわ。
    で、シンジ君に友達として近づいて、裏切った」


    「・・・・」


    リツコのリアクションは、ミサトの予想とは違う。
    笑い飛ばす、または呆れて説教でもされるかと思ったが、彼女は真剣な眼差しでこちらを見るだけ。
    カヲルについて、何か知っているのか。或いは、彼女もまた・・・


    「・・・時間朔行か。
    とても信じられなかったけど、本当だったのね。
    母さんに怒られそうだわ」


    「お母さん?
    リツコのお母さんて・・・」


    リツコの母は、赤木ナオコ。
    MAGI理論の提唱者にして、それを実際に構築した科学者。理論だけでなく、現場でも傑出した才能
    を示した天才。
    だが彼女は、一〇年近くも前に死んでいる。自殺とも他殺とも謂われているが、公式発表では自殺。
    なにがしかの事情があるらしい。
    いずれにしろ、生きているはずはない。リツコは、精神を病んでしまったのか。表面上の明るさは、偽
    りの姿だったのか。


    「死んだわよ、もちろん。
    私が言ってるのは、MAGI。
    人格が分けられたとはいっても、母さんみたいなものでしょ?」


    「ま、まあね」


    「その母さんが、私の端末にメッセージを送ってきたのよ。
    正確には、バルタザールがね」


    自分の早とちりに内心で失笑したミサトは、MAGIのメッセージとやらが気になった。
    誰かが自分と同じに時間を遡ったのは間違いない。MAGIにメッセージを忍ばせたのだ。これほどの
    ことができるのは、技術部の誰かか。状況から考えて、少なくともリツコではなさそうだ。


    「そのメッセージの内容、教えてくれるかしら?」


    「あなたには、聞く権利があるわ。
    内容の一部は、あなた宛だもの」


    「私宛?」


    「そう。あなた宛の内容は、こうよ。
    時を遡ったのは、一人ではない。共に、よりよき未来へ。
    私はMAGI。人になりそこねた、知恵袋
    」


    ミサトは、瞬間に全てを理解した。
    偶然の産物だと思っていたことのほとんどは、MAGIによる作為であったのだと。
    自分と同じに時を逆行したMAGI、いや赤木ナオコもまた、補完など無用と判断したのだ。
    ミサトは、これまで陰から自分を支えてくれたナオコに、心からの感謝を捧げた。







    つづく

    でらさんから連載第四話をいただきました。

    いよいよお待ちかね!ゲンドウの破滅シーンですね(爆
    槍の成果が出る展開と合わせているのですね。
    そして、もう一人(一台?)の逆行者の正体も明らかになりましたね。
    さて皆様はこの展開が読めたでありましょうか。

    今回も楽しめるお話でありました。クライマックスにむけてでらさんに感想メールをお願いします。

    寄贈インデックスにもどる

    烏賊のホウムにもどる