いつか、あなたに    陽の当たる窓際で 外伝


    作者:でらさん










    宮下サトルは、ネルフ作戦本部に籍を置く士官。階級は二尉、仕事は総務一般。本来の所属は
    曖昧で、とりあえずは総務一課となっているものの、そのオフィスに自分のデスクはなく、決まっ
    た部下もいない。つまり、何でも屋。
    何でもそつなくこなす器用さを認められ・・・
    などという聞こえのいい話ではなくて、あいつにやらせればなんとかなるといった安直な評価の
    元に、今の地位がある。
    非常事態時の緊急組織である作戦本部が、使徒戦終了後も未だ存在している事実は、今のネ
    ルフの立場を象徴しているかのようだ。職員半数の命と引き替えに国連の主導権を手にしたと
    はいえ、有力各国までもが完全に服従したわけではない。表に出ない暗闘は、毎日のようにあ
    らゆる場面で繰り広げられているのだ。
    政治力に劣るネルフが、そういった各国を抑えていられるのは、ひとえにエヴァンゲリオンの存
    在にある。
    セカンドインパクトの真相を知る各国政府首脳部は、セカンドインパクトの元凶となったアダムと
    同等かそれ以上の力を有するエヴァ初号機。そして、最終決戦後にS2機関が搭載された戦闘
    特化型の弐号機。これら二機のエヴァを、何よりも恐れている。二機が全能力を解放すれば地球
    自体が保たないかもしれないと分かれば、無理もないだろう。
    よって、弐号機パイロットの惣流・アスカ・ラングレーはネルフでも特別な地位を与えられ、扱いは
    非常にデリケート。まだ若年ながら特務一尉という地位を与えられ、秘書官も付けられている。
    初号機パイロットは、今現在、ネルフ本部にいない。彼の情報は非公開となっているため、その
    理由も不明。もっとも、そんな上の都合などサトルには関係ないし、知りたくもない。一刻も早く不
    遇な状況から脱し、出世の糸口でも掴めないかと藻掻いている今の自分を何とかすることの方
    が重要だ。
    そしてその糸口は、唐突に現れた。


    「惣流特務一尉殿の秘書官・・・で、ありますか」


    「そうだ。今の担当が、都合で辞めることになってな。
    新しい秘書官が見つかるまでの間、君にやってもらおうと思うんだ」


    久しぶりに顔を見た名目上の上司、総務一課課長は、あからさまに取り繕った朗らかな表情と態
    度で、サトルに新しい仕事を持ちかけてきた。
    惣流特務一尉といえば、エヴァ弐号機のパイロット。この本部でもっとも大事にされている職員の
    一人。白人系クォーターの美形としても知られ、一年ほど前までは、若手男性職員の多くが彼女
    の関心を惹こうとせめぎ合っていた。
    だが今は、その騒ぎも沈静化している。噂によると、あまりに傍若無人な性格に誰もついていけな
    いのだという。デートした男も数人いるらしいが、その全員が中途ですっぽかされ、謝罪の一つも
    ないとのこと。秘書官の交代も頻繁なので、噂に真実味が増している。


    「いくらなんでも、秘書官なんて無理です。専門外もいいとこですよ」


    「政治家の秘書やるわけじゃない。ただ、彼女についていればいいんだ。
    楽な仕事と思うがね」


    「では、なぜ一尉の秘書官は、みな短期間で辞めてしまうんです?」


    「君も、空気が読めん男だな。これは命令なんだ。
    それとも、拒否して解雇されるかね?」


    態度を一変させ、厳しい顔でサトルに迫る課長。
    だがサトルは、場の空気が読めないほどの暗愚ではない。みなが嫌がり、なり手のいない惣流
    一尉の秘書官という閑職を勧める課長への皮肉なのだ。
    そしてサトルは、自分に拒否権などないことも理解している。戦略自衛隊の事務官だった自分が、
    かつての同僚に誘われてここに転職したのが、約三年前。その際、かなりの量に上る契約書に
    サインしたが、契約の一部に五年は自主退職できないとの要項もあった。自主退職できないと
    なれば、解雇。退職金も何もない。ネルフからの解雇となれば、良い条件での再就職も難しいだ
    ろう。それに、ここの給料は平均よりかなり上。こんな良い仕事は、まずない。


    「仕事は、いつからですか?」


    サトルの返事を聞いてホッとした課長の顔が、彼も自分と同じような立場にいるのだと教えてく
    れた。







    アスカのことは噂に聞いていただけで、実際に会うのは初めて。
    一三歳で大学を出た英才。そして幼い頃から軍事訓練を施され、戦闘技術を叩き込まれた優秀
    な軍人でもあるという。見た目も秀麗で、普通の経歴と普通の性格さえ持っていれば、まだ二十
    歳前の若い彼女がもてたことは間違いないだろう。
    だが、性格に難があると聞いていたサトルは、アスカを前にして体中に緊張を漲らせていた。


    「この度、惣流特務一尉殿の秘書官を給わりました、宮下サトル二尉であります。
    よろしく、お見知りおきのほどをお願い致します」


    姿勢を正し、直立不動で挨拶の口上を述べたサトルは、二メートルほど前に座るアスカの反応を
    待つ。
    クリーム色っぽい普通の制服とは違う赤系統の色で纏められた制服を着る彼女は、サトルを無視
    するように机上の端末に見入っている。その表情は、どう見ても芳しい物ではない。怒気と不機嫌
    さが、はっきりと分かる。その表情さえも美しいのが、どこか哀しい。
    そのアスカが、怒気も隠さぬままに、顔を上げた。


    「ああ、アイツの後任か。
    もう、秘書官なんていらないって言ったのに」


    「は?」


    ある程度の覚悟はしていたものの、いらないとまで言われるとは思わなかったサトルは、後の言
    葉が出なかった。
    とはいえ、これで仕事がキャンセルされるなら、そうしてもらいたいくらい。
    自分を一願だにしない彼女の態度で、噂は真実と分かった。彼女の下で働くとなると、相当なスト
    レスを抱え込みそうだ。可能な限り回避したい。


    「アンタに関係ないわ。
    とりあえず、部屋の外に待機してて。用があったら呼ぶから」


    「了解であります。一尉殿」


    とりあえずは、待機で済みそう。
    一安心したサトルは、敬礼の後、部屋を辞した。
    だがそれは、一時のまどろみに過ぎなかった。






    アスカは、ただの暴君ではない。
    彼女の下で一ヶ月ほど働いたサトルは、噂と真実の違いを目の当たりにしていた。
    確かに無理を言われることもあるが、それは全力で事に当たれとの命令であり、たとえ目的を成就
    できなくても、やることをやれば努力を認めてくれる。逆に、明らかに手を抜いたと分かれば、容赦
    ない叱責が待っている。要は、怠惰な人間を彼女は極端に嫌うのだった。
    当初、彼女のキャリアがそういった姿勢を作り出していると思っていた。できる人間にありがちなこ
    とで、自分のしてきたことを他人にも同じように要求する。それで万事巧くいけば、苦労はない。
    しかし世の中、そんなにうまくできてはいない。誰もが英才ではないし、努力家でもない。アスカに
    は、それが分かっていないだけだと思っていた。若さ故の経験不足が原因で。
    ところがある日、彼女の上司、葛城ミサト副司令に呼び出され、彼女の経歴と現在の状況をとくとく
    と説明された。


    『アスカは今、精神的に不安定なのよ。
    付き合ってた彼が、心の病でとある病院に入院してるんだけど、経過が芳しくなくてね。そのイライラ
    を、身近な人間にぶつけてしまうの。今まで彼女に付けた秘書官は、それを受け止めきれなくて辞め
    ていったわ。
    あなたは雰囲気がシンジ君に似てるから、何とかなりそうな気がするのよ。
    辛い役目だけど、頼むわ』


    アスカに恋人がいたというのが衝撃的だったし、更にその彼が心の病で、快復が絶望視されている
    という事実もサトルには衝撃だった。
    恋人の名は、碇シンジ。登録を抹消されていない彼は、現在でもサードチルドレンにしてエヴァ初号
    機パイロット。ミサトから教えてもらったシンジの情報は、その程度。顔も知らない。けれども、旧来か
    らいる幾人かの職員に話を聞いたところ、彼らの全てが、ネルフを救った英雄としてシンジを尊崇す
    らしていた。細かい事情は分からないものの、自分などが超えられる人間ではないと思う。ましてや
    アスカを彼から奪うなど・・・
    そう。
    サトルは、アスカの傍にいることで彼女を深く理解し、彼女の容姿だけでなく、哀しみも含めた全て
    を愛し始めていた。 そして、恐らくは成就しないであろう愛に生きるアスカを、自分の手で幸せにして
    あげたいと思うようにもなった。
    その気持ちが通じたのか、アスカの態度は次第に柔和を増していくようだった。いきなり怒り出す感
    情の爆発はほとんどなくなり、時折、自分に笑みを向けてくれることさえあった。その時は、思わず見
    とれてしまったものだ。
    そんなサトルはある日、罵倒も覚悟でアスカをデートに誘い、意外にもあっさりとOKをもらって小躍り。
    自分の気持ちが僅かでも通じたと、浮かれたものだ。
    が、デート当日の終盤で、全ては暗転してしまった。きっかけは、些細なもの。


    「今日は、ありがと。いい気晴らしになったわ」


    膝丈の白いワンピースに赤いパンプス。髪の毛を二つの赤いリボンで縛ったアスカは、サトルに軽い
    笑み付きで礼を言った。ここは、芦ノ湖畔にある遊歩道。夕日を反射する湖面がオレンジ色に輝き、
    その光が景色をも色づけしている。
    彼女の制服姿しか知らなかったサトルは、思いのほか少女っぽいアスカに戸惑い、次に見とれた。
    それが、朝の一〇時頃、彼女と待ち合わせ場所で会ったときのサトルの反応だった。
    デート中も、アスカは仕事の時のような厳しさは一切見せず、代わりに、花の咲くような可憐な笑顔を
    時折見せてくれた。思い切ってよかったと、サトルが心の底から感じた瞬間だった。
    ただ、手を繋ごうとしたときとか、腰に手を当ててエスコートしようとしたときなどは露骨に避けられ、一
    時的接触は皆無。彼女の警戒心を思い知ってもいる。
    その壁を、サトルは一気に乗り越えようと思った。自分にそれが出来ると、アスカが自分に気を許し
    つつあると思ったからだ。
    だから、背を向けて帰ろうとしたアスカを呼び止めた。
    そして近づき、正面から彼女を見据え、真剣な眼差しで訴える。思いの丈を。


    「気晴らしは、今日だけ・・
    ですか?」


    「どういう意味?」


    「分かってるはずです。僕と、正式に付き合ってください。
    あなたは、もっと幸せにならなくちゃいけない人だ」


    「アンタと付き合えば、アタシは幸せになれると言うの?」


    「少なくとも、今よりは」


    「妄想ね」


    好意の欠片も見えない冷たい瞳で拒絶されたサトルは、自分の思惑が外れ、気持ちも全く伝わっ
    ていない事実に憤り、瞬時に激昂した。
    見苦しい逆切れだというのは、分かっている。
    分かっているが、どうにも止まらない。


    「なぜです!?」


    「簡単よ。アンタは、シンジじゃない。
    アタシを好きと言っていいのは、シンジだけ。アタシが好きなのも、シンジだけよ」


    今日のアスカは、自分を碇シンジに重ねて擬似的なデートを夢見ていた。ただ、それだけ。この服も
    パンプスもリボンも、あの笑顔も、自分ではなくシンジに向けられたもの。
    サトルは、その現実を認めたくない。


    「そんな昔のことなんて、振り切らなきゃ駄目だ!
    彼がどんな状態か、僕は知ってる。治る見込みなんて、ほとんどないことも。碇シンジなんて男は、
    もう、いないんだ!」


    「シンジは生きてる。
    息はしてるし、心臓も動いてる。脳波だって正常。今はただ、外の世界に関心を向けないだけよ。
    最近になって良い兆候も出てきてるのに、勝手に決めつけないで」


    「現実を見るんだよ、惣流・アスカ・ラングレー。
    君が彼を忘れても、誰も君を責めやしない。当の彼だって、心の底では望んでるはずさ。君の幸
    せをね」


    「くだらない話は、それくらいにして。
    せっかく気分のいい日を過ごしたのに、台無しだわ」


    「いいや、やめない。君が納得してくれるまで」


    「調子に乗ってんじゃないわよ。
    むかついた気分がやっと収まってきたのに、ぶり返したじゃない」


    ここまで落ち着いていたアスカの口調が変わり、声のトーンも下がったことにサトルは気づかなかっ
    た。激情が判断力を奪っていたのだ。
    アスカは、ここ二ヶ月、シンジが療養している病院からの定期報告を読むのが喜びであり、苦痛で
    もあった。
    報告には、シンジがようやく変化の兆しを見せたとあり、活動的になっているという。正直なところ、
    アスカも絶望しかけていただけに、喜びもひとしお。都合が許せば、すぐにでも会いに行きたいくら
    いだった。
    ただ、その活動内容がアスカの逆鱗に触れた。シンジ担当の若い女性看護師が、シンジと性的関
    係を持って夫婦のような生活を送っているとのこと。報告には、日ごとの交接回数まで馬鹿丁寧に
    記してあったのだ。アスカがシンジに抱かれたのは、五年前、最後の戦いに赴く前の数回のみ。気
    持ち的には充実していたが、快楽と呼べるものなどなかった。覚えているのは、最初の痛みと僅か
    な性的興奮だけ。それを看護師が・・・
    二ヶ月の間、シンジと関係した看護師に強烈な殺意を抱き続けたアスカが、どうやって心を落ち着か
    せようかと歯がみしていたその時、タイミング良くサトルがデートに誘ってきた。
    アスカは、雰囲気がどことなくシンジに似ていたサトルをシンジと思うことでデートを愉しもうと・・
    それで心の闇を吹き払おうと思ったのだった。
    ところが、勘違いしたサトルが自分にシンジを忘れろと言う。
    流石に殺意まではいかないものの、抑え込んでいた激しい暴力衝動がアスカを覆いつつあった。


    「今の君に必要なのは」


    「黙 れ!!」


    「ぐぅっ!」


    アスカの姿が突然視界から消え、次に怒号と共に腹部へ衝撃を受け道路に膝を突くサトルは、何が
    起こったのか、すぐには分からなかった。
    が、アスカの第二撃、顔面への拳が顎を正確に捉えたとき、サトルは、自分がアスカに殴られている
    のだと理解。そして、意識を失った。
    アスカは道路上に蹲るサトルを気にもせず、スタスタとその場から歩き去る。
    歩きながらアスカは、バッグから携帯を取りだしてネルフに繋いだ。


    「アタシよ、ミサト。
    アタシの秘書、即刻クビにして。今度のはまともだと思ったけど、いつも通りの男だったわ。
    それと明日、シンジの病院に行くから、ヘリの手配してちょうだい。
    止めても行くわよ。何が何でも行くんだから。あの女、殺してやる!」


    翌日、アスカは病院で殺人を犯すこともなく、自分を取り戻したシンジと共に帰還している。帰ってか
    らのアスカは人が変わったように穏やかになり、人望も集めるようになったという。
    そしてサトルはというと・・・


    「・・・何だ、これは」


    サトルの目の前に、信じがたいほどの巨大さを誇示する物体があった。ここは、第三新東京市郊外に
    ある空港。その一角にある旅客機の格納庫の一つ。
    数日の入院の後、アスカの秘書を罷免されたサトルに与えられた新たな仕事。それは、ある作業の
    監督をしろというものだった。作業の詳細は機密上の理由とかでその場では教えられず、現場で作
    業を指揮する責任者に聞けとのこと。そして、不安を抱いて他数十名のスタッフと共に大型バスで現
    場に着いたサトルを待っていたのは、巨大な烏賊を半壊させたような異様な物体。見た目とは違って
    有機質でないのか、腐敗していないのが救い。
    サトルは、現場の総責任者である加持リョウジに聞いてみた。加持とは初対面だが、所内で名が売れ
    ている加持のことは、経歴やら噂やら、おおよそ知っている。


    「こ、これを一体、どうしろというんですか」


    「なあに、ちょちょいと解体すればいいのさ」


    「ちょちょいって・・・
    何なんですか?これ。でかい烏賊みたいですけど」


    「おお、そうか。君は使徒を知らないんだったな。
    これは第四の使徒、シャムシエルの残骸だ。五年前は分析が主だったから、解体も中途半端で放って
    おかれたんだ。
    で、いい加減邪魔になったんで、完全に解体しちまおうって話さ。ここへ運び込むのも苦労したんだぜ。
    ま、俺がやったわけじゃないがな。
    さて、話はこれくらいにして、仕事にかかるぞ。早いとこ、空港に格納庫を返さなきゃならなからな」


    「これが、あの使徒・・
    でも加持さん。特殊監察部所属のあなたが、なんでこんな仕事を?」


    「はははははは!
    人間には、知らなくてもいいことがあるんだ。な?
    分かったら、君は五斑と六班を指揮してくれ」


    「はあ・・」


    元気ながら、どこか哀愁を漂わせる加持の背が、それ以上聞くなと訴えていた。
    現最高幹部の一人である葛城ミサトの夫君、加持リョウジは、ネルフ内でそれなりに有名な人間。
    で、あるが故に、彼の浮気性も知れ渡っている。浮気がばれて、細君からお仕置きでも受けたのか。
    まあ、こんな閑職に廻されているくらいだから、そんなところだろう。

    アスカは、病院からシンジを連れ戻ったそうだ。公式発表はまだだが、ネルフ内でちょっとした騒ぎ
    になっているので、サトルも噂として聞いていた。
    自分の想いは、空回りしていただけだった。信じ続けて待つアスカの心を理解せず、愛情を押しつ
    けようとした自分の軽挙妄動。それが、今では、よく分かる。
    暴行は、さすがに行き過ぎではないかと思うのだが。顎は、まだ痛むし。


    「なあに、人生、これからさ。これくらいの失敗で、へこんでられるか。
    頑張って頑張って、人間を磨いて出世して、惣流さんが振り向いてくれるような男になるんだ。
    俺は、やるぞ!」


    いくら出世したとしても、アスカが自分に振り向いてくれるとは限らない。シンジへの執着を思うと
    可能性は低そうだ。ほとんどゼロに近いだろう。
    でも、ゼロではない。未来はまだ、決まっていないのだから。
    サトルは気を取り直し、未来への希望を胸に、巨大な烏賊に群がろうとする人波に向かって歩き出
    すのだった。





     

    でらさんから『陽の当たる窓際で』の番外編をいただきました。

    アスカもいろいろ大変だったのですねえ。シンジとの未来への希望があったから耐えられたのでしょうな。

    それにしても、サトルはついに本当の窓際に行ってしまいましたね。
    希望は大事ですが、他の女の子に向けたほうがいいと思います(笑

    素敵なお話でした。読み終えた後には是非でらさんへの感想メールをお願いします。

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