神保町 昼食ニュース

2009年10月号

2009年10月4日記

大合唱

(写真をクリックすると大きい写真が見られます。)

 9月はさわやかな天気の日が多かった。昼間の日差しはかなり強いが,夕方になるとぐっと涼しくなる。朝の勤め人の姿も,半袖・長袖混合が今も続いている。

 神保町三井ビルの周囲では,夜になると虫の声が聞こえる。都会の真ん中としては異例の「大合唱」である。去年も鳴いていたのだろうが,これほど盛大な声は記憶にない。
 9月上旬の某日,その三井ビル脇の路上に,多数の記号と文字が描かれていた(→写真上)。今思えば,これが虫を呼び寄せる暗号だったのかも。

◆ 初 訪 問

 9月は,下記のように新開店の店はあったのだが,まだ行っていない。代わりに,前からある店だがたまたま行ったことがなくて初訪問した店をひとつ:

 地下鉄神保町駅A7出口上,「さぼうる」向かいの「Le 窯ぞう」(神保町1-9)に入ってみた。2階なので外光が入って,明るい雰囲気。予想通り大部分が女性客だった。ランチは,ピザ4種(うち1つ日替わり),パスタ2種で,各850円,それに組み合わせるサラダ・小デザートの「Aセット」が150円,それにドリンクのついた「Bセット」が250円となっている。
 食べたのは,「野菜と豚肉のまかないパスタ」とAセットで,ザーサイがつき,デザートが杏仁豆腐だったので,かなり中華風だった。その前の日はジャージャン麺だったが,野菜がミニトマトなどけっこう多かったし,同じく杏仁豆腐がついていて,両者はかなり接近していた。なお,実際には上記の値段より安かったのは「雨の日サービス」らしい。

◆その他の動き

 前回書いたように,「出雲そば」のあとの「<旬鮮庵>風」が8月下旬に閉店し,その場所に「<健康中華庵>青蓮(せいれん)」が9月24日に開店した(神保町1-31-1)。朝,地下鉄の出口で盛んにチラシをまいている。チラシには「全個室  化学調味料不使用 身体に優しい逸品」とある。たぶん,店の内部構造は「風」のときのままなのだろう。

 すずらん通り,三省堂書店入り口前の道を入って右側,「<キッチン>ジロー」のあるビルの2階の「<ダイニングキッチン>Jo庵」が,9月15日をもって「しばらくの間休業」している(→写真下)。5月11日開店だったから,4か月の命だった(→参照)。

 ランチョン並びの C&Cカレーのあとは,ラーメンの「せい家」になるらしい。

 ミヅノの裏,五十通りのお茶の水インペリアル・ビル半地下の豊前うどんの店「武膳」に,新メニューが登場していた。ひとつはちょっとイタリアンで「明太子クリームうどん」「釜玉チーズうどん」,もうひとつはご飯もので「親子丼セット」「天丼セット」となっている。特に後者は,従来,値段の割にボリュームがなかったことに対する対応だろう。

 うどんの行列店「丸香」(錦華通り)に久しぶりに入ったら,釜上げを20円値下げしたと書いてあった。


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