神保町 昼食ニュース

2008年1月号

〜〜〜あけましておめでとうございます〜〜〜

2008年1月3日記

2007年を振り返る

 2007年1年間の昼食の記録を別ページにまとめてみた(→神保町2007年の昼食)。
 神保町付近で昼食を食べたのは210回で最近ではいちばん少ない。店の数は史上最高だった2006年と同数の128店だった。
 したがってまた一段と分散化が進み,1軒の店に年間1.64回(「別格」の更科を除くと1.54回)しか行っていないという勘定になる。1回しか行かなかった(というより行けなかった)店は,2005,2006年の79店を上回る86店にものぼる。

 店別の回数のベストテンは次のとおり(*印は初めて入った店):
順位 店名 回数 2006年順位 一口コメント 場所(住所は地図上での推定)
1 更科 15 1 更科本流の由緒ある店 錦町3-14/五十通り
2 天鴻餃子房<錦町> 5 2 神田餃子屋チェーン 餃子多彩 錦町3-14/五十通り
2 ムガールマハール 5 10 お徳用な本格カレー 小川町3-9/五十通り
2 リヴァース 5 10 サンドイッチのランチ4種 小川町3-16
5 九頭鳥 4 -- 手軽に香港風 神保町1-1/靖国通り
5 ふくるる 4 3 うどんからそば屋に変身 小川町3-9/五十通り
5 魁道* 4 -- カルビ丼,ハラミ丼 小川町3-11/五十通り
5 刀匠麺酒家 4 3 こねたタネを刀で削る 小川町3-9/五十通り
5 日比谷Bar* 4 -- サンドイッチからカレーに変更 神保町1-13/すずらん通り

 ベストテンのメンバーは,不動の1位「更科」に続き,2位は常連「天鴻餃子房<錦町>」と並んで「ムガールマハール」と「リヴァース」が同回数。
 トップの「更科」は,この店に限って私の「2週間ルール」,すなわち2週間は同じ店に行かないというルールの適用除外にしているために回数が多いのだが,結果としては平均では2週間以上の間隔がある計算になっている。
 初めて行った店(新規開店ではないものも少し含む)は大幅に増えた2005年の44店,2006年の47店をさらに上回り,49店だった。ほとんど毎週,初訪問の店に行ったことになる。

◆ 開 店

 12月も,さすがに11月ほどではないが,新しい店にめぐりあった。

 まず,錦華通りを入ってすぐ右へ折れて上がった左側の2階に,「台北風情」という中華の店ができた(小川町 3-16)。昼はランチバイキング \900 のみ。
 明示されていないが,三井ビル北側の「新味園」と看板のデザインもバイキングの内容(例えば鶏肉とジャガイモのカレー)も酷似していて,事実上の姉妹店である。コストパフォーマンスはきわめて良好。ついでに狭いところもそっくりである。

 次は,住友三井海上南側のビルの2階の「てけてけ」(駿河台3-5-4)。12月17日オープンの数日後に発見して入ってみた。元は勝手丼の「はなみ」があった場所で,中はかなり広く,銭湯式の下駄箱に靴を入れて上がる。博多もつ鍋と鶏の店らしく,店主は博多出身ということで,祭りの法被の写真があった。
 昼食は,定食6種 \680/\780 で,鶏4種,豚2種,魚(鯖文化)。「若鶏の柚子唐辛子焼き山芋のせ定食」\780 を食べた。鶏は最初見たときは小さいように見えたが,実はボリュームたっぷり。野菜(キャベツ)がたっぷりなのもよい。

 もうひとつは,少し前に開店した「神保町 ばる」,錦華通りを入って「北かま」を過ぎた左側にある(神保町1-48)。スペイン料理の一応ダイニングバーという分類になるらしい。入ってみると意外と奥が深かった。
 昼食は,パスタ(この日はボローニャ,ジェノベーゼの2種),パエリヤ(シーフード,ベジタブル,チキンなど)\700,肉料理(ドンモツ煮ほか),魚料理など \850,といったラインナップ。シーフードのパエリヤを注文したところ,立派な内容・量で,生野菜セット(ドリンクがついて\150)も良かった。日替わりのメニューも多く,再訪する価値がありそうだ。
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◆その他の動き?

 12月6日昼,神保町にチンドン屋さんが登場した。すずらん通りの三省堂書店近くに開店した「神保町やきとり道場 こだわりやま」の宣伝だった。





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