神保町 昼食ニュース

2000年8月号


  開店: ムガール・マハール

2000年7月23日記  

夏空広く

仮設店舗で営業中

仮設カラコルム(19日)
(以下,写真をクリックすると大きい写真へジャンプ)
6月号下の写真と同じ位置(21日)
 
定点観測地61番地(10日)
左奥は明治大学のリバティタワー

 神保町1丁目南地区「再開発」地域のうち,北西に少し飛び出したところ(仮称「北棟」予定地)の喫茶店「カラコルム」が,7月17日,仮設店舗に移転して営業を始めた。43番地南東の角で,飲食店の仮設店舗入りは初めてである。

 飲食店ではないが,49番地にあった文房具店「三章堂」が,再開発地域の北東角の,元モスバーガーのあったビルに入って,営業を始めた。仮設ではなく,元のビルである。角にあって工事のじゃまにならないので,工事終了まで壊さないということなのだろう。

広がる夏空

 錦友館(57番地),千代田グラビヤのビル(69番地)といった,この地域では大きなビルの取り壊しが進んで,小学館,東京三菱銀行など,周囲の高いビルが,地域のどこからも見えるようになった。
 もう少し遠くの学術情報センター(元一橋講堂の場所)や明治大学のリバティタワーもよく見える。
 今年だけの夏空の風景である。


◆ 開 店

 先月号で,「シャンティ・マヤ」が4月末に閉店したと書いたが,その場所に同じくインディアン・レストランの「ムガール・マハール」が,7月4日に開店した。マクドナルドの脇から錦華通りを北へ2分ほど行った右側である。
 経営者が変わったのかどうかはわからない。内装は前とほぼ同じである。
 昼食は,カレーとナン,サフランライス,サラダからなるAセット,それにスープとデザートを追加したBセット (980円),さらにタンドリー・チキンをプラスしたCセット (1200円) があり,カレーは6種の中から選べるようになっている。辛さは5段階あるが,ベースになる辛さより甘くはできないという注があった。
 7月半ば過ぎのある日に行ってみたら行列ができていたが,少し歩き回って5分ほどして戻ったらすぐ入れた。テーブル・セッティングがかなり詰め込みのせいもあって,回転は速い。チキンと野菜のカレー(辛さ2)のBランチを注文した。牛乳ベースの白いスープに続き,大皿に乗ったランチ本体が出てきた。皿の3分の1ぐらいの場所をどーんと占めているのはナンで,焼きたてで香ばしく,ほどよい辛さのカレーによく合う。サフランライスはほんのお印程度。デザート(この日はヨーグルト)もついたBランチはかなりのお買い得だった。

 先月書いた「ソバ・食事処 こんごう庵」と同系と思われる店を水道橋で見つけた。駅の南側,白山通りから西へはいったブロックにある「杉乃屋」である。店名は違うが,昼食の3種類のセットをはじめ,メニューはほぼ同じのようだ。
 ただし,こちらは昼食のセット以外の普通のメニューもちゃんと持ってくる。


 →「神保町1丁目南地区再開発」問題 ミニ・リンク集


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