胃内視鏡検査を受けるかた

先端にビデオカメラの付いたスコープを食道、胃、十二指腸に挿入して、病気を診断(炎症、潰瘍、ポリープ、がん)いたします。内視鏡は機器自体も改良され、以前に比べ数段と楽な検査となっています。不安やのどの反射が強いかたの場合、希望によって軽い鎮静剤を使用することもできます。経鼻内視鏡も選択できます。

検査前

1.朝食事を取っていなければ当日検査することも可能です。

2.予約のかたは前日の夜9時以降の食事は止めていただきます。水分は当日の朝まで飲んでいただいて結構です。血圧、心臓の薬は当日朝の7時までに飲んでください。

3.心臓病、緑内障、前立腺肥大、甲状腺疾患のある方は申し出てください。

検査の手順

1. 咽頭麻酔(のどの麻酔)をします。

2.胃の動きを抑えるための筋肉注射をします。(心臓病、緑内障、前立腺肥大、甲状腺疾患のある方は申し出てください。)

3.検査時間は5分程度です。

4.検査の様子はご自身でモニターで観ることができます。

5.鎮静剤を使用した場合は検査後、クリニック内で30分〜1時間休んでいただきます。

6.所見が認められた場合、組織の一部を採取することがあります。

検査後

1. のどの痺れがとれるまで30分程度食事はとらないでください。

2. 筋肉注射をしたかたは目がチカチカしたり、おしっこが出にくくなることがあります。

3. 医師、看護婦から注意がありますが、わからないことがあれば遠慮なくお尋ねください。

4. 検査後、のどの痛み、腹痛などがありましたら、かならず連絡してください。

5. 検査結果はその場で説明いたしますが、組織検査の結果は10日程かかります。

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