いぶき 爽太郎の“お父さんと脳梗塞仲間”

** 平成18年8月5日更新18 **


「自己紹介」

1945年東京生れで東京育ちのサラリーマン。
1997年3月7日一生の大事件が起きてしまった。52才の誕生日直前の出来事だった。
朝8時50分頃か、何の前触れもなく通勤途上の地下鉄大手町駅で倒れてしまった。救急車で病院に運ばれ、そのまま入院。いぶき爽太郎の体験記「脳梗塞からの復活」紹介でイントロが出ています。その時の状況をご覧ください。


その時の症状・・・・・・・左手足が冷たく思うように動かない。ろれつがまわらない。嘔吐。 断続的な意識不明も、しかし1/3位は明確な意識と記憶あり。睡眠といびき。

病名・・・・・・脳塞栓(のうそくせん)。右前部の脳の一部6×4センチ深さ数センチの逆円錐状に壊死。現在も死んだまま。

生まれて初めての約1か月の入院。その後3週間の自宅療養で出勤開始。しかし、家内による自家用車運転手付きでの変則勤務(10−3時)。これは出勤することに意義(リハビリの効果向上)がある程度の勤務。約8か月経過してようやく勤務時間だけはフルタイム(9−5時)になり、職場復帰も順調に推移し、7年を越えました。

今、思う・・・・・・・早くも9年が経過しました。左手の震え、左足の引きずり、左足指のまるまり、発声にパワーが要るなどの後遺症はすっかり身についてしまいました。再発だけはしないよう持病の心房細動とともになだめながらの"健康第一”の暮しをしています。


[雑誌「安心」平成16年6月号の永久保存別冊付録「脳梗塞を防ぐ最新療法」に私の足裏ツボ刺激記事が紹介されました。]


「脳梗塞とは」

◎脳梗塞(のうこうそく)の梗塞とは、血管が何かの原因で詰まってしまい、そこから先への血流が止まってしまうことを言います。その結果数々の障害を引き起こすことになります。残念ながら倒れた後に調べて分かったことが多い。
この梗塞が脳に生じたものが脳梗塞だ。他にも心筋に起きたり、肺に起きたりする。

◎脳に梗塞が起きる状態によって、脳血栓(のうけっせん)と脳塞栓(のうそくせん)があるそうだ。

◎脳血栓は脳血管の一部に、パイプの内側がいくつかの理由により狭くなってきて血が通りにくい場所ができ、遂には血が詰まってしまうことによって、梗塞が起きる。一般には徐々に症状が出ることが多いそうだ。

◎脳塞栓は脳血管の一部が他からやってきた血の塊やどろどろしたものによって詰まってしまうもので、いきなり梗塞が起きてしまうものだ。私はまさにこのタイプであった。

◎この二つを脳梗塞といい、他に、脳血管が破れてしまうものを脳溢血といい、脳梗塞と併せて脳卒中ということになるそうだ。広い意味で脳血管障害といえる。

◎尚、脳溢血には脳出血とくも膜下出血があるそうだ。

障害を受けた脳がどんな機能をしていた部分だったのかにより、受ける影響に少しづつ差がでるようだ。一般に障害を受けた脳が右側部分なら左半身に、左側部分の脳であったら右半身に、麻痺等の障害がでることが多いようだ。


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