ACT.3 インターネット講座 (1999.06.23)

 遂に今日から仮公開することに決めた。
 相変わらず旅行記のページもリンクのページもバナーでさえアップされていない状況だが、それは本公開までに間に合わせることにする。
 というよりもこの日記のコーナーに書いている意味がそろそろ欲しくなっただけなのだが。と、ここでふと思ったが、このページはただダラダラと書いているだけで娯楽性に乏しいのではないだろうか?
 これはイカン!みんなに楽しんでもらえるページにせねば!!

「というわけで、博士。突然呼ばれてしまいましたが」
「うむ、作者もまだ自分なりのキャラクターを作り上げておらぬようじゃからのぉ」
「で、何をすればいいんでしょうか?」
「そうじゃな。作者もホームページを公開するということじゃから、インターネットについて勉強してみるかのぉ。ところで、助手よ。君はインターネットはしたことがあるのかね?」
「ええ、まあ。まだ初心者の域を脱してはおりませんが」
「それなら、ちょうどよい。ブータンでインターネット博士と呼ばれておるわしが教えてやろう」
「ブ、ブータン?」
「何が聞きたいのじゃ?」
「あ、ああ。では、ホームページのアドレスの頭によくついている『http』ってあれはいったいなんなんですか」
「そんなことも知らんとインターネットをしておったのかね!」
「も、申しわけありません」
「まあよい。聞くは一時の恥、知らぬ存ぜぬでは済まさぬぞ越後屋。とも言うからのぉ」
「越後屋?」
「さてその『http』というものを見て何か気づかんか?」
「あ、ハイ。え〜と、なんでしょう?何かの頭文字なんでしょうか?」
「甘いのぉ、助手よ。仕方ない教えてやるとするか。紙に『http』と書いて見たまえ」
「ハイ」
「次にそれを逆さにしてみるのじゃ」
「逆さですか?」
「いいからしてみい!」
「ハイ」
「どうじゃ、何かに見えんか?」
「え〜と…………あ!『http』を逆さにすると『dtty』って読めますよ!」
「そうじゃろ!」
「これに何か意味があるのですね!」
「わしが見つけたんじゃ。誰にもいうでないぞ」
「は?」
「んで、次は何が聞きたいんじゃ?」
「え?あの意味は……」
「物分かりの悪いやつじゃのぉ、助手よ」
「??」
「んもう、分かったわい。『http』は「HaTToshitePu」の略じゃ」
「えらい、投げやりですね」
「オチを期待されるとつらいからの」
「では、その次によくついている『WWW』はどういう意味なんですか?」
「そんなことも知らんのか、助手よ」
「申しわけありません」
「簡単なことじゃ。WWWという団体に所属しておるという意味じゃ」
「団体?」
「他にWWWFやWBC、WHO、ABC、NTT、TBS、BCGなどがあるんじゃ」
「ではドメインというのは」
「えらいなまっとるのぉ、助手よ」
「は?」
「ドメインではなくメインじゃ。つまりその団体でメインを張れるぐらいの実力を持っているという称号じゃ」
「チャンピオンのようなものなのですね」
「その通りじゃ。ところで、助手よ。インターネットをすることをなぜネットサーディンというか知っておるかな?」
「博士の方こそなまっているじゃないですか。ネットサーフィンでしょ。それぐらいは分かりますよ。インターネットの中にあふれている情報の波に乗っていくからそう呼ぶんですよね」
「そんなことを言っているようじゃ話にならんぞ。それにわしは言い間違えておらん。正確にはネットサーディンというのじゃ。つまり訳せば「網の鰯」じゃ。つまり、ホームページなんかを制作してアレもするぞ、コレもするぞと意気込んではおるが、結果的に何をすればいいのか、何を見ればいいのかが分からなくなってしまい網にかかった鰯と同じように身動きがとれなくなってしまうということじゃ」 「まるで、このページの作者のようですね」
「それを言うてやるではない」
「では、そのようにならないようにはどうすればいいのでしょうか」
「そうじゃな。ネットさぁ出んのがいいのではないかのぉ」

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