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ラエル
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1973年12月13日、フランス人自動車ジャーナリストのクロード・ボリロンは、クレルモン・フェランの火山地帯に着陸したUFOに遭遇。
搭乗していた異星人は「エロヒム」と名乗り、地球からわずか1光年弱離れた星からやってきたと言う。ちなみに、地球から1光年内に恒星系は存在しない。出鼻から嘘つきである(笑)。
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エロヒムらは、実は、およそ2万5千年前に人類も含む地球上の全生命体を創りだしたという。おお、すごい。ナメクジもウミウシもゴキブリもムカデもトリモンステラログレガリウムも、みんなこいつらが創ったのだ(笑)。ファンダメンタリスト(聖書至上主義者)も真っ青である(笑)。
しかも、聖書に描かれた様々な奇跡は、エロヒムら異星人の高度なテクノロジーによって行われたものであるという。
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さて、この嘘つき宇宙人(笑)は、ボリロンに「ラエル」という名を授け、地球の救世主になる使命を与えた。
指名を真に受けた「ラエル」こと、ボリロンは「ラエリアン(「ラエル」の信者のこと)・ムーブメント」を創設。現在では、20か国に支部があり、数万人規模の信者がいるという。
へえ〜。もちろん、ラエリアンは「ラエル」を救世主と仰いでいるし、キリスト教の西暦紀元のマネをして、ラエルの生誕年(1946年)を「クロード・ラエル紀元」元年に定めているんだってさ〜。
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ちなみに、「ラエル」はエルサレム近郊に神殿建設を計画しており、ラエリアンは収入の1/100を納めているそうな。ふ〜ん。米ユタ州に本部のある宗教団体よりはマシかしらん。あそこは確か、年収の1/10だったと思ったけど。
それにしても、エルサレムなんてただでさえ、ゴタゴタしてるのにねえ。
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さて、このお騒がせ団体は、2002年にヒトクローンの実験をしていることを発表しました。
確か、「キリストは異星人のクローン技術により生れた」なんて言っていってたはずだから、人道的配慮なんてものは関係なく、むしろ、当然のことなのだろう。
受胎に成功って、薄ら笑いを浮かべた女性の博士が会見してたけど、その後どうなったのかな。とっくに生れているはずだけど。
まあ、嘘だったんでしょうね。
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