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『チャイルドゲーム』(2001 米)
spc仏製純ホラー
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『着信アリ』(2003 日)
spc知らずに見てしまったどうしようもない和製ホラー
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『忠臣蔵外伝 四谷怪談』(1994 日)
spc狂気の四谷怪談!オススメ!
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『血を吸う宇宙』(2002 日)
spcSFホラーコメディ、、、かなあ
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チャイルドゲーム Un Jeu d'Enfonts(2001 仏/ホラー)
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あるアパートに住む一家。夫、妻と幼い兄妹。幸せに暮していた彼等の元に、以前その部屋に住んでいたという老兄妹が現われる。それを境に、子供たちは何かに取り憑かれたようになり、奇妙な行動を取り始めるようになる。ハウスキーパーは自殺し、夫は幻覚を見、主人公の妻は知らず知らずのうちに出入り業者に身をゆだねるようになり、生活は徐々に崩壊を始めていく。
監督はロラン・チュエル。
純粋なホラーです。予算が無かったんでしょうが(笑)、過度な演出がないのは好感が持てます。ポランスキー監督の『ローズマリーの赤ちゃん』の流れを汲む作品、という感じがします。
 (NOV 14, 2002) movptopB.gif
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着信アリ (2003 日/ホラー)
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柴崎コウ主演の和製ホラー映画。
CMが怖すぎるとのことで、100件以上のクレームがきたそうである。で、映画がつまらなかったっていうクレームはどのくらい来たのだろう?(笑)
まったく予備知識なく映画館に行ったので、冒頭のクレジットで監督三池崇史、原作秋元康の名前を見たときに、愕然とした。この映画で、最も血の気が引いた瞬間だった。
柴崎コウがどうのこうの、っていう話以前の問題の映画。
今、ホラー売れてるから俺も作っちゃおう、という安直さプンプンの、プロデューサー秋元的発想そのまんまの駄作。
内容は解説するまでもないけど、死んだ人からの電話が来るとその人は死んで、またその人から別の携帯に電話が入って、、、という、なんの付加ストーリーも無い小学生レベルの話。
B級ホラーもどきしか撮れない監督の演出力はこの際脇に置くとして(まあ、秋元康の原作を映画化しますなんて監督だから、とても職業的なのかも知れない)、最悪なのは、幽霊になった吹石一恵が言う「私たちの上には空がある(、、、みたいな。覚えて無いよ、こんなもの)」というセリフ。
終了間近、ストーリーに全く関係無く(少なくとも、そうとしか思えない)唐突に出てくるこのセリフは、どういう意味?と思わず首を捻る。
それもそのはず、このセリフは、この映画のエンディング(テーマ)曲『いくつかの空』(歌:柴崎コウ 作詞:秋元康)の伏線なのである。ストーリー上の伏線じゃないんだよ、びっくりしちゃうよね。
映画が先か、曲が先か知らないけど、とにかくこのセリフによって、この映画は曲の宣材になり下がったのだ。そんなレベルのものだから、つまらなくて当然ってことですね。
知らなかったこととはいえ、金を払って宣材を観てしまった僕は、秋元の狡猾な商才にまんまとひっかかってしまったわけである。がっくし。
ところで、この映画、2004年正月に公開されたのだが、桜の咲いているシーンが出てくる。ストーリー的には季節感は関係無いから、おそらく2003年のその時期に撮影されたのだろう。してみてると、公開まで随分月日が経ちすぎ。
あまりにもつまらなくて、オクラ入りになりかけたか? それとも曲の問題か?
 (FEB, 2004) movptopO.gif
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忠臣蔵外伝 四谷怪談 (1994 日/ホラー?)
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ちょいと近作の四谷怪談もの。ひさしぶりに、見直しました。
監督は深作欣二。
忠臣蔵外伝というサブタイトルは、鶴屋南北のオリジナルでは、民谷伊右衛門が赤穂浪人という設定のため。本作は、四谷怪談を大幅に脚色し、赤穂浪士の打ち入りと四谷怪談を並行して描いていく。松竹100周年記念作品として、製作されたもの。
民谷伊右衛門役は、佐藤浩市。お岩、高岡早紀。
実はこれ、結構、おススメものです。
戸板返しも無いほど脚色されていますが、結構いい脚色だと思います。展開も演出も良く、うまく赤穂浪士の話と絡み付いて、飽きません。
荻野目慶子、渡辺えり子の怪演が光ってます。狂気の四谷怪談、という感じでしょうか。
巨乳ファンには、高岡早紀が惜し気もなくバストを披露してくれています(笑)。
ただし、エンディングは観なかったことにした方がいいでしょう(笑)。
こういう風に、あれあれあれという間に、がっくりズレちゃって首を傾げたくなるのは、深作欣二ならではですね(笑)。
ちなみに、トップとエンディングクレジットに流れるカルミナ・ブラーナは大好き。
 (AUG 10, 2002) movptopO.gif
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血を吸う宇宙 (2002 日/SFホラー?)
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どうしようかなあ、と思いつつ、一応解説書くことにしました(笑)。
監督は『発狂した唇』の佐々木浩久。ホラー映画をいっぱい撮っているようですが、未見です。主演、中村愛美。
幼い娘を誘拐された若妻(中村愛美)。しかし夫は警察に対し「娘などいない」という。若妻の体験は精神異常の幻覚なのか、周りの人間に入れ替わった宇宙人の仕業なのか、、、。
と、いうお話。
SFホラーコメディなんだろうな。嫌いじゃないんだけど、、、ってな感じ。
こないだ発売されたばかりのオススメ本、『新耳袋 』第7夜のエピソードが挿入されていたので、おや、っと思っていたら、クレジットに著者の木原・中山氏の名前がありました。
 (JUL 30, 2002) movptopO.gif
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