香港の人気ラジオ番組「ホラー・ホットライン」。ディレクターのベンはアメリカのレポーター・メイヴィスの取材中に、クリスと名乗る視聴者からの電話を受ける。それは、少年時代に友人たちと見た、巨大な頭と8つもの眼を持った赤ん坊の話だった。
ホラーホットラインはその話で持ちきりとなり、メイヴィスは、事実には興味のないベンを巻き込んで真相をつきとめようとするが、、、。
昨今のアジアンホラー映画的な幽霊話というより、昔ながらの中国の怪異譚を題材にしえいるところが興味深い作品。面白くなるのかなあ、ってとこで終わっちゃうんだけど。
予算なかったのかなあ。たぶんそうだろうけど(笑)、エンディングで『ブレアウィッチ・プロジェクト』になっちゃうのはひどいなあ。
原題の「恐怖熱線」って、「ホラー・ホットライン」のことなんですね。巨大な頭の赤ん坊が、眼からレーザー光線か何か発射するのかと思ってしまいました(笑)。
監督、鄭保瑞(チェン・ポウソイ)。
(APL 09, 2004)
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