光に乗って地球にやってきた異星人と地球人との交流を描いた映画。
NYのセントラルステーションに現われ、精神病院に収監されてしまうK−PAX星人プロート役に、ケビン・スペイシー。
淡々と柔かい作風は好感がもてる。監督はイアン・ソフトリー。名前通りですね(笑)。
それにしても、あまりに淡々としているので、もしかして最後は、プロートはトラウマで記憶をなくしたただの人間、ってことで納得しちゃう人がいるんじゃないかなあ。
タキオンで移動とか質量の話とか出てくるので、たぶんK−PAX星人は精神のみが光速を越えて地球に来訪していると思うんだけど、そうすると、北へ行ったり、ベラが消えたりというのはよく分からないなあ(他にも分からないところはいっぱいあるけど(笑))。
原作は米でベストセラーだそうだけど、原作に描かれてて映画でネグっちゃった設定があるのかしらん?
(NOV 04, 2002)
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