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『オールモスト・ブルー』(2000 伊)
spc映像美に溺れすぎ。映画になってない
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『陰陽師』(2001 日)
spcごめん、どうでもいいや(笑)
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オールモスト・ブルー Alomost Blue (2000 伊/サスペンス?)
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UACV(凶悪犯罪分析課)に所属する若き女性捜査官、グラッツィア・ネグロ(ロレンツァ・インドヴィナ)は、大学生ばかりを殺し続けている殺人犯を追っていた。一方、盲目の青年シモン(クラウディオ・サンタマリア)は、趣味の盗聴をしている最中に、殺人犯のチャットする声を聞いてしまう。音を色として感じるシモンは、殺人犯の声を緑色としてとらえていた。
シモンはネグロに協力して殺人犯を見つけ出そうとするが、目前で逃げられ、逆に狂気の殺人犯から狙われてしまうのだった、、、。
デビット・ドナテロ賞(イタリアアカデミー賞)の最優秀新人監督賞を受賞したサスペンス・スリラー。
監督は本作が長編一作目のアレックス・インファセリ。マイケル・ジャクソンやプリンス、ニルヴァーナのプロモーションビデオを作っているだけあって、画作りはなかなか。
でも、それだけ。ストーリーの後半は支離滅裂。編集(もしくは撮影)途中で力尽きたって感じ。この話、解決したのかさえも分からない。
意味あり気なラストの殺人犯の表情のアップ。でも、全然理解できませんでした。さらにその犯人の顔から延々とクレーンを引いていくカットで、撮影しているスタッフが写るのは、何の意味があるのでしょうか?
この作品、原作がある。タイトルの「オールモスト・ブルー」は、シモンが知覚する、女性捜査官ネグロの声の色。青がもっとも安心できる色らしい。おそらく原作では、シモンとネグロの感情の動きが主題のひとつになっている気がするが、映画ではほとんど感じられない。
映像美に溺れて、ストーリーやキャラクターの心の動きの描写などを全く重視していない作品。
 (DEC 04, 2002) movptopB.gif
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陰陽師 (2001 日/伝奇)
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まあ、たかだか夢枕莫の小説の映画化なんで、時代考証や、『今昔物語』や『宇治拾遺物語』などに残る安倍清明のエピソードとの相違のことは考え無いことにしよう(笑)。
しかし、東宝の美術と特撮は、もうどうしようもないほど、レベルが低くなっちゃったねえ。円谷英二が見たら、泣くぞ
映画とは全然関係ないけど、「安倍清明」はホントに「セイメイ」って発音するのかなあ。神社名として音読みは問題ないんだけど、当時、人名(僧名は除く)を音読みで発音したかは、ちょっと疑問である。
ちなみに『陰陽師2』が2003年に公開予定。それまでブームが続くといいんだけどねえ。
 (MAR 28, 2003) movptopO.gif
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