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『the EYE [アイ]』(2001 香港・タイ)
spc話題のアジアンホラー。話題になっているほどでは、、、
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『アイデンティティ』(2003 米)
spcアイデア良いです。それなりに面白い
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『赤い影』(1973 米・伊)
spc古い作品ですが、名作(らしい)観ておいて損はなし
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『赤ずきんの森』(2000 仏)
spcフランス製B級ホラー映画
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『悪魔の呼ぶ海へ』(2000 米)
spcこれが、第一級のスリラー? ええかげんにせえよ
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『悪霊喰い』(2003 米)
spcごめん、よく覚えて無いけど、まあまあだったかな?
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『アザーズ』(2001 米・西・仏)
spc英国幽霊譚を描いた、正統派ゴシックホラー
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『アナトミー』(2002 独)
spcドイツの医学サスペンス。お手のもの?
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『アメリ』(2001 仏)
spcホラーやSFとは全然関係ないけど、おススメ!
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the EYE [アイ] the EYE (2001 香港・タイ/ホラー)
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eye 角膜手術を受け視力を取り戻したマン(アンジェリカ・リー)は、たびたび奇妙な人影を見るようになった。それが幽霊だと知った彼女は、若き心理療法士とともに、角膜提供者の秘密を求めてタイを訪れる、、、。
上映中ですが、東京でさえ単館ロードショー。地方の方はしばらく(ビデオ化まで)観れないですね。
あまりの怖さに試写会では途中退場者が続々、なんて前評判がありましたが、、、。
『リング(1998)』+『回路(2001)』+『シックス・センス(1999)』+『プロフェシー(2002)』+「 愛」ってな感じでしょうか。
前半の、移植手術直後のぼやけた視点での幽霊は、なかなかいいんですけど(『回路』(監督黒沢清)の影響かな)、視力がはっきりしてくるにつれ、「ああ、中国らしい幽霊だ」と怖くなくなってしまいます。
もっともこの映画、後半は「怖さ」ではなく「愛」がテーマになってしまいますんで、監督サイドとしてはそれで構わないんでしょうが。
それにしても、前半はやたらに音がうるさい。突然でかい音がすれば、びっくりするのは当り前。どうもスプラッタ以降、映像でじわじわ恐怖をもりたてるよりも、音で驚かすっていう安直手法が蔓延している感じ。
多少は許してもいいけど、「びっくりする」と「怖い」は違うということを認識してほしいな。
角膜移植で幽霊が見えるようになったくせに幽霊の声まで聞こえる、幽霊観が統一されてない、黒タイツの死神(苦笑)はやめてほしい、などなど、いろいろありますが、スプラッタホラーを観るよりは、はるかにマシってとこでしょうか。
たぶんビデオよりは映画館で観た方がいい映画だとは思うけど、地方回るかなあ。
監督、オキサイド&ダニー・パン兄弟。
トム・クルーズがリメイク権を買ったそうですが、どうなるのかなあ。
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アイデンティティ Identity (2003 米/サスペンス)
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どしゃぶりの雨の夜、郊外のモーテルに足止めされることになった10人の男女を謎の連続殺人鬼が襲う。
犯人が誰かわからぬままに次々に殺されて行く中、彼等全員が同じ5月10日生まれであることに気付く、、、。
う〜、解説しにくい〜。ネタばらしになっちゃうからなあ〜。
アイデアはすごく面白いです。
ただ、アイデアのみに流れて、わりとあっさりしたネタばらしとか人格分裂の設定とかがおろそかになってしまっているような気がします。
これ、もったいないなあ。もっといい作品になると思うんだけどなあ。
設定に従いながらも、各個人の人格をもっとしっかり描いて、サスペンス的な演出をうまくやって緊張感やハラハラ感を盛り上げれば良かったのになあ。残念です。
演出をもうちょっとがんばらないと。でも、監督は『17才のカルテ(2001)』のジェームズ・マンゴールドなんだなあ。『17才のカルテ』も好きなんだけど。
いやはや、ほんとにもったいない作品。
 (APL 09, 2004) movptopO.gif
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赤い影 don't look now (1973 米・伊/サスペンスホラー)
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全然知らなかった作品なのですが、最近いくつかの雑誌などで目にしたので見てみました。
ああ、1970年代って感じの映像ですが、、なんとなく『ローズマリーの赤ちゃん(監督:ロマン・ポランスキー)』を連想させる、不可思議な作品。
設定とかセリフでの説明がないので、ちょっととまどってしまうところもありますが、見終わった後で考えると、ああ、そうかっていう感じ。
監督が撮影監督出身のニコラス・ローグなので、映像で語ることにこだわったのかも。
見ている最中よりも、見終わった後にじわじわくる作品ですね。心理的ホラーファンなら見ておくべき作品ですね。
1998年度の、英国映画協会の映画関係者1000人によるベスト映画100の内、第8位になっています。
ところで、これ、もしかすると『サイン(2002/監督:ナイト・シャ マラン)』の元ネタ?
う〜ん、やっぱり、1960〜70年代からのパクリかあ。
 (JUL 05, 2002) movptopO.gif
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赤ずきんの森 Promenons-nous dans les bols (2000 仏/ホラー)
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人里離れた屋敷。5人の若者(演劇科の学生?)が、屋敷の主人の子供の誕生パーティのために招かれた…。
おなじみ、次々と友人が殺されていくB級ホラーの典型。
監督は、リオネル・デルプランク。知らん(笑)。初長編作品らしい。映画界では、新人はホラー映画が登竜門なのか?
がっくりするほど、つまらない映画。フランスもアメリカもB級はかわらないねえ(笑)。もっとも、この映画、B級というより、C級とかD級に近い気がするけど(笑)。
「赤ずきん」がなんの意味もない。『白雪姫の森』でも『マクベスの森』でも、構わないんじゃないの?
学生たちも、適当にキャラを貼りつけただけの、紙のように薄っペらい人格。レズビアンのカップルがいたり、無意味なセックスカットは、もうどうしようもないくらい典型的。こういうの見てると、ホラー映画ファンてのは変態性欲者に近いと思われているんでしょうか。
こんな映画、誰も借りないぞ。借りちゃったけど(笑)。
 (JUL 05, 2002) movptopO.gif
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悪魔の呼ぶ海へ The Weight of Water (2000 米/スリラー???)
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宣伝文句によれば、「ハリウッド豪華スタッフ・キャストによる驚愕の第一級スリラー」。この惹句を考えた人は、本当にこの映画を観たんだろうか?
100年前にアメリカ東海岸で起こった殺人事件を取材に(?)来た女性カメラマン。カメラマンの夫(詩を書けなくなった詩人)とその弟と弟の恋人の人間関係と、殺人事件の謎解きが並行に進む。
殺人事件の犯人は、最初のくだりで見当がつく。あとは終わるのを待つだけ。
人間関係と殺人事件を並行に描いているのだが、全然別の話なので、2つの話を交互に見せられているようにしかみえない。
ラストに出たテロップによれば、殺人事件は実際に起こった事件らしいのだが、それがどうしたって感じ。
監督は『ストレンジ・デイズ(1995)』のキャスリン・ビグローという女流監督。『ストレンジ・デイズ』は未見(たぶん)。監督は美人だそうだが、これも未見。
とにもかくにも、この映画は一級どころかスリラーでさえない。、、、映画でもないかも。
 (NOV 19, 2002) movptopO.gif
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悪霊喰い THE ORDER (2003 米/ホラー)
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NYの小さな教会の司祭アレックス(ヒース・レンジャー)の恩師ドミニクが不審な死を遂げる。ドミニクは死の直前、「罪喰い」という異端の儀式を受けていたことをアレックスは知る。
ドミニクの死を調べるアレックスの前に「罪喰い」を行った男が現われた、、、。
ごめんなさい、映画館で見たんだけど、あんまりよく覚えて無い(笑)。
「罪喰い」ってのは、ようするに反キリスト教の人間の魂を救済するために、死の直前に、その人間の悪業を食べてしまうことらしい。儀式を行う人間は、その為に自らを犠牲にして、不死の身となってその罪を永遠にその身にとどめることになる。
偉いじゃないかって思うんだけど(笑)。
そんないい人を教会が殺そうってのが、わからないなあ。どんなにいいことをしても、邪教は邪教なんだなあ。心が狭いよねえ、キリスト教って。
てなわけで、そればっかりが記憶に残って、映画の雰囲気とかが全然思い出せません(笑)。
監督、ブライアン・ヘルゲランド。
 (APL 09, 2004) movptopO.gif
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アザーズ The OTHERS (2001 米西仏/ホラー)
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劇場公開中!
1945年、イギリス領ジャージー島にひっそりとたたずむ大きな屋敷。そこには、夫が出征中のグレース(ニコール・キッドマン)と光アレルギーの2人の子供が住んでいた。カーテンで締め切られたその屋敷の中で、長女のアンは「自分たちとは別の存在」<アザース>に気がついていた…。
正真正銘、正統派のゴシックホラーです。
アメリカ・スペイン・フランスの合作なんですが、英国幽霊譚を堪能できます。
監督・脚本は『バニラ・スカイ(2001)』のオリジナル『オープン・ユア・アイズ(1997)』のアレハンドロ・アメナーバル。
なるほど、という感じがしないでもない話の展開。…う〜ん、ちょっと歯切れが悪くなるのは、ラストが言えないため。これが3年前だったら、手放しで賞賛するんですが。でも、個人的には『オープン・ユア・アイズ』よりは全然いい。
良くも悪くも、英国の幽霊観がとてもよく描かれている映画です。
血も一滴も出ないので、スプラッタ嫌いの人でも楽しめます。こういう正統派ホラーは少ないので、大切にしましょう(笑)。
映画館で観た方がいい映画です。
 (JUL 05, 2002) movptopO.gif
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kidman'sEye
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アナトミー ANATOMY (2000 独/サスペンス)
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全ドイツでの医学試験で第2位になった女子大生バウラは、ハイゼンベルグ大学での解剖講習を受けることになった。
そこはドイツ最高の解剖学を誇っていたが、同時に、アンチ・ヒポクラテス連盟という純粋な医学の知識のためには殺人さえ辞さない秘密決社の巣窟だった、、、。
全然期待してなかったので、結構まともに観れました(笑)。
監督、ステファン・ルツォヴィツキー。
女子大生バウラ役は『ラン・ローラ・ラン(1988)』のフランカ・ポテンテ。
実にドイツらしいサスペンス映画です。
 (JUN 06, 2003) movptopO.gif
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アメリ Le Fabuleuy Destin d'Amelie Poulein (2001 仏)
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ホラーでもSFでもありません。その前に観たゴジラをぼろクソ書いてしまったので、つりあいのためにオススメ作品として載っけました(笑)。
もっとも、監督は、『ロスト・チルドレン(1995)』、『エイリアン4(1997)』のジャン=ピエール・ジュネ。
友人を持つことなく、空想癖を持ったまま成長したアメリ。ある日、アメリは、彼女のアパートに40年前住んでいた少年の宝箱を見つける。その宝箱を持ち主に返すことをきっかけに、アメリは他の人々の人生を変えていくようないたづらに目覚める。しかし、アメリ自身は、なかなか自分の殻を抜けだすことができなかった、、、。
ハートフル・コメディっていうのかしらん? どちらかというと、女性向けの映画かなあ。
インスタント写真にまつわる謎の男のエピソードは秀逸。
主演はオドレイ・トトウ。口を開けて笑うと、すごくおばさん臭い顔になる(笑)。
全体的な表現は、米のTVドラマ『アリー・myラブ』の延長的な感じがする。出来は、こっちの方が全然いいけど。関係ないけど、『アリー・myラブ』の主演のキャリスタ・フロックハートがハリソン・フォードと結婚するって、ほんと?
 
オドレイ・トトウのファンには、『氷の海に眠りたい(1998/仏TV映画?/ビデオ化済)』というサスペンス映画もオススメ。オドレイ・トトウの、おっぱいが観れます(笑)。
 (AUG 03, 2002) movptopO.gif
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