書き下ろしモダンホラーのアンソロジーです。当時、書き下ろしのホラーということ自体、非常に珍しいことだったようです。それでも、この本は好評を博したそうです。
残念ながら、もう絶版と思われます。
個人的に好きなのは、1巻のスティーブン・キングの『霧』とか2巻のT・D・クラインの『王国の子ら』でしょうか。
キングの『霧』は、別の作品集にもありますが、実は書き直しされており、ラストのニュアンスが若干変っています。オリジナルはこちらの方です。
※本屋で平積みを見た気がするので、再版されたんだと思います。(2004年6月現在)
|