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『幽霊物件案内』(小池壮彦)
spc著者自らが集めた現代怪談集
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 『幽霊物件案内』(小池壮彦著 発行同朋舎・発売角川書店/「実話」怪談集
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著者自らが集めた現代怪談集。
稚拙な文章と過度の修飾語で辟易したり、しょうもないイラストで興が冷めることもない。淡々と筆記している簡潔な文章は、逆にイマジネーションを拡げ、なかなか。『新耳袋』ほど有名になってないせいか、話の内容も素朴であり、それ故リアル感がある。
ただ、この本、題名と章タイトルの付け方が、いまいちピンとこない。
この題名から思いついたんだけど、アパートやマンションなど、実際の「難あり」物件を紹介するのはどうだろう。もちろん、実名は出せないだろうが、地域名と間取り、周囲の物件に比べての格安さなどを記載できれば、面白いと思うんだけどなあ(笑)。
ホテルや旅館も加えるなら、どれくらい安くしてもらえたとかね。
よくある怪談でも、「安くしてもらった」とか「ただにしてもらった」とか書いてあるんだけど、普通に泊まれば幾らで、実際の値段はいくらだったのかってのが書いて無いんだよねえ。アパート幽霊物件にしても、相場に比べてどれくらい安くなるのかとか、入居してから幽霊とか出て引っ越す場合、敷金礼金はどうなるのかとか、知りたくない?(笑)
誰か、やらないかなあ(笑)。
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