エピソード3




進入部員歓迎逆レイプ大会

                                       


 


 口封じのための逆レイプが終わった後、私の世界観は180度転換して
しまいました。今まで、セックスは卑猥で隠微なもので、他人には隠すべ
きものという当たり前の常識に縛られた世界観を持っていた私ですが、そ
れが男性優位社会の仕組まれた世界観だということに気づいたのです。
 女性は男性の従属物ではなく、もっと個人的にセックスを楽しんでいい
のだということに気づいたのです。そして男性優位社会に反撃する手段も
先輩たちから教えられた気でいました。

 今思えば滑稽でしかないのですが、その時はあまりの衝撃に頭が麻痺し
ていたのかもしれません。
 傲慢な男達をいじめることにすっかりはまってしまったのです。だから
今度行われる、私たちが主役となる新入生歓迎の逆レイプ大会を、私は心
待ちにしていました。

 この前の逆レイプでは顔またぎまでしかさせてもらえませんでしたが、
新入生歓迎の逆レイプ大会ではきちんと男またぎできる、そのことに期待
で胸を膨らませていました。
 
 それは夏休みの合宿の時でした。
 毎年わが剣道部では夏休みの10日間、海辺の合宿所で集中合宿が行
われます。

 その年の合宿は7月20日からの10日間でした。
 普段はあまり練習にこない4回生もお楽しみに参加するためか今回は
参加して、総勢25人の女子剣道部員が海辺のいつも契約している民宿
に集まりました。

 この民宿は専用の道場を持っていて、私たち剣道部以外にも、他の大
学の柔道部や空手部などが良く利用している合宿所でした。
 でも道場がそんなに大きくないこともあり、一度にひとつのクラブし
か利用できません。だから誰に気兼ねすることも無く、この施設を使う
ことができるのです。

 4月に入った新入生も三ヶ月が過ぎ、全員口封じ(エピソード2参照)
もすんで、すっかりクラブの一員になっています。

 言葉遣いも両親が聞いたら腰抜かすような事を平気で言えるようになって
いました。そんな風にクラブの一員になった私たちですが、初めての合宿は
やはり体力的にとても厳しいものでした。

 毎朝5時に起きて近くの砂浜を5キロほど走らされます。
 その後は、素振りなどの基本的な科目を練習して練習試合が待ってるん
です
 その学年で1番負けた人はさらに追加で腕立てふせや腹筋などのきつい
トレーニングをさせられていました。
 私は剣道暦が新入生の中では三番目に長いこともあり、それはありませ
んでしたが・・・・・・。それが朝食前の練習メニューなのですから。

 毎日の、きついけど単調なメニューは6日目にちょっとした変化があり
ました。夕食前の日課の砂浜マラソンの時でした。時刻は夕方の6時頃で
す。もう少しで合宿所につこうかというところで、女の人の悲鳴が聞こえ
てきたんです。
 私たちの走ってる方向から見て左手が雑草の生えた土手で、その上の駐
車場の方から聞こえてきたんです。
 そして少しすると、そこからの石段を一人の男性が二人の暴走族風の男
達に追われながら走り下りてきました。

「うわ−助けてくれー」
 何事かと足を止めていた私達に気づくと、逃げてきた男性は私達に助け
を求めてきました。
「た、助けてください。彼女が暴走族に捕まってるんです」
 二十代前半くらいのその男性は先頭の増田先輩に向かって叫びました。
 追ってきた二人の暴走族は私達の人数にちょっと警戒するように距離を
とって止まりました。
 私は咄嗟に増田先輩がその暴走族たちを退治して、アベックを救出する
ことを想像しましたが、現実はそんなに甘くありませんでした。
「どうして私達が危険な真似をしてあなた達アベックを助けないといけな
いのかしら。自分の彼女くらいは自分の手で守りなさいよ。行くわよ」
 増田先輩は冷たく言い放つと、再び走り出しました。
 他の部員もそれに続きます。
「女なんかに頼るなよ、情けない男だなあ」 
 二人の暴走族は心なしかほっとした表情でそう言うと、逃げてきた男性
を上の駐車場まで引っ立てていきました。

 私はなんとも言えないわだかまりというんでしょうか、何かが胸につか
えた感じですっきりしませんでした。
 できれば助けてやりたいと思いました。
 女とはいえ二十五人もの竹刀を携えた剣道部員がいるんですもの、暴走族
の四〜五人くらい退治するのはわけないのに。
 でも、増田先輩はリーダーとして部員をすこしでも危険にさらすことは
避けたかったのかもしれません。

「先輩、そろそろ新人歓迎会ですよね。獲物は活きの良いのがいいですよね。
たとえばアベックを襲ってレイプするような暴走族とか・・・・・・」
 増田先輩の後ろを走っていた由美子先輩が言いました。

 増田先輩は立ち止まり、振り向くと竹刀を砂浜に力強く突き立てました。
「そうねえ。助けてやりたい気もするけど・・・・・・。皆も同じ意見なの?」
 増田先輩は迷ってるふうでしたが、周囲の部員の雰囲気をみて決断を下し
ました。
「確かに活きのいいのがいいわよね。本当は明日の予定だったけど、ま、
いいか」
 にっこり笑った増田先輩はすごく素敵でした。
 周囲から、よーしと歓声が上がりました。
 みんなも私同様に感じていたんでしょう。

 私達が引き返して駐車場に駆け上がってみると、そこでは数人の暴走族が
一人の倒れた男に暴行を加えていました。

 倒れている男性はさっき私たちの方に逃げてきた男の人でした。
 腹部を蹴られて、苦悶の表情でのた打ち回っています。
 その男性が苦し紛れに吐いたのでしょう。
 周囲には吐しゃ物がちらばり、すっぱい胃液の臭いが漂っていました。

 さらに奥の方のワンボックスカーからは女性の悲鳴がかすかに聞こえてきて
いました。
 どうやら女の人をその中に連れ込んでレイプしている様子でした。車のバネ
がぎしぎしきしむ音が卑猥に聞こえてきました。
 唖然としている暴走族に、ものも言わずに増田先輩が竹刀を振りかざし、襲
いかかりました。

 防具をつけている相手を一発で失神させてしまう増田先輩です。
 当然手加減しているでしょうが、四人の暴走族たちはあっという間に昏倒させ
られてしまいました。
 倒れている男達には目もくれず、私達は奥のワンボックスカーの方に行きました。

 ぎしぎしと規則正しくゆれているワンボックスカーの中で、何が行われているか
は見なくても分かりました。
「何だおまえら?」
 二十五人の剣道部員に取り囲まれたワンボックスカーから、血相を変えた男が降
りてきました。
 車の中では素っ裸に剥かれた女性に3人の男が群がっていました。
 見たくなかったけど、女の人の股間が濡れ光ってるのが丸見えでした。

「四人いるけどどれにしようか」
 怒鳴る男を無視して増田先輩が由美子先輩に聞きます。 
「やっぱりあれのでかいのがいいですよね。こればっかりは見てみないと分かりま
せんよ」
 中の三人も何事かとレイプを中断しておりてきました。
「このやろう!」
 無視されたことに激昂した男が、その目を血走らせて由美子先輩につかみかかろう
としました。
 その瞬間増田先輩の竹刀が唸りをあげてその男の腕に振り下ろされました。
 木の枝が折れるような音がして、男のひじが反対側に反り返り、男はその場に転
げて転がりました。その男の悲鳴が周囲に響きます。

「あんた達も腕を折られたかったらどうぞ、かかってきなさいよ」
 由美子先輩が得意げに言います。
 三人の男達はすっかりびびってしまった様子で、どうしていいか分からずおろおろ
しています。
「分かったよ。女は返す。それでいいだろ」
 やっとその中のリーダーらしい男がふてくされたように言いました。でも、それも
精一杯の強がりというのが見て取れました。ワンボックスカーの中で呆然としていた
女性は、よろめきながらも必死で立ち上がってきた彼氏に助け出されました。

「どうもありがとう」
 何とかそれだけ言って二人は自分達の車に乗り込み、そそくさと去っていきました。
 
 街灯にぼんやり照らし出され、周囲から隔絶した別世界のような海辺の駐車場には
二十五人の剣道部員と八人の暴走族が取り残されました。
 この中から今日の獲物を物色していくのです。
 私は久しぶりの、というか二度目の逆レイプに体が熱くなるような興奮をすでに覚
えていました。
 増田先輩に昏倒させられてた4人も何とか起き上がり、腕を折られた一人を除いた八
人が横1列に並ばされました。二十五人の屈強な女剣士がその彼らをぐるりと取り囲ん
でいます。
 
「どういうつもりだよ。女たち帰したからもういいだろ」
 リーダー格の男が言いました。
 彼らは良く見ると高校生くらいで、男というより男の子という感じでした。
「いたづら小僧にはお仕置きしてあげなきゃね。まずそこでズボンとパンツ脱いで
丸出しにしなさい」
 由美子先輩の声はすごく嬉しそうでした。予想もしなかったことを強要されて、
彼らはもじもじとしています。
「さっさとしろよ。金玉叩き潰してやってもいいんだぞ」
 由美子先輩の恫喝は何度聞いてもぞっとするくらい迫力があります。
 七人の暴走族たちは、それまでふてくされたようにして何とか保っていた体面を
砕かれたように急に従順になりました。全員がズボンと下着を脱いで下半身丸出し
になりました。二十五人の女性達にじっくりあそこを観察されて彼らは恥ずかしそ
うにうつむいていました。

「何だよ、どれもたいした事無いじゃん」
「こいつが一番ましかな。でもみんなちぢこまってるから分からないわ」
「そうだ、ズリやらして立ってるとこ見ようよ。そうしたら分かるわよ」
 誰かの意見で男の子達のオナニーショーが始まることになりました。
 命令されて彼らはいやいやながらも自分達の物をしごき始めました。

 でもなかなか大きくならないみたいでした。
「大勢に見られてぶるってんのか。情けないちんぽだね。しょうがない。お姉さん
方に手伝ってもらいましょう」
 由美子先輩の合図で2回生の先輩達が男の子達の後ろに一人づつつきました。

 そして後ろから手を回してペニスをつかみ、しごきあげます。
 片方の手では玉を揉みながらじんわりと男達を感じさせていきます。

「ほら、両手は邪魔になるから万歳してな」
 彼らは次第に勃起しはじめました。
 先輩達の歴戦のテクニックにかかったら、彼らなんてバイクや車でいきがってい
ても洟をたらした子供同然という感じでした。

「そろそろ完全に立ってきたみたいね。どれがいいかなあ。おお、この子けっこう
大きいよ。16センチくらいありそう」
 由美子先輩の言うとおり、その子、背は高くないけど、肩幅が広くて胸の厚いが
っしりした子が一番大きいみたいでした。
 
「どうやら今夜の獲物が決まったみたいね。その子は最後までいかせないようにね。
後の楽しみに取っておいて。他の子はさっさといってもらいましょう」
 増田先輩が言いました。

 その言葉の後、先輩達の擦り上げるスピードがぐんと加速して、あっという間に
獲物の子以外の子達は、小さくうめき声をあげながら、次々に街灯の光を反射した
真っ白い真珠のような白濁液を地面に発射しました。

「君はもっといい事をしてあげるから、ちょっと待ってなさい」
 増田先輩の合図でその男一人を連れて合宿所に帰ろうかという時、一人の4回生
が言いました。

「ちょっと待って。こいつらあんだけの事しといて、気持ちよく一発抜いておしま
いじゃあ、その獲物に対しても不公平よね。もうちょっと懲らしめてやらない」
「懲らしめるって、ぼこぼこにしてやるんですか。そんなの簡単だけど・・・・・・」
 由美子先輩が言いました。
 首を振る四回生はもっと別な仕置きがしたいみたいです。
「ふふふ、こいつらにさっきの女の子が受けた屈辱と痛みを与えてやるってのは
どう?」

「屈辱と痛み?なるほど、了解しました。後は任せてください。ちょっと夕食の
時間が遅れるかもしれないけど、いいですよね」
 由美子先輩はすぐに納得した様子で、後のほうは増田先輩に対して言いました。

「それじゃあ、二人一組になって、と、一人余っちゃうか」
 由美子先輩は何をさせようというんでしょう。
 私には想像もつきません。

「輪になってやらせればいいんじゃない」
 増田先輩はわかってるんでしょう。
 由美子先輩にそうアドバイスしました。

「なるほど、それなら余りは出ないですよね」
 由美子先輩の命令で7人の族たちは1列縦隊に並ばされました。

 みんなこれから何をやらされるか不安そうにしています。

「じゃあ、そのまましゃがんで四つん這いになれ」
 命令にしぶしぶ彼らが従いました。
「そのままぐるっと輪になって・・・・・・。早くしろよ。こっちは夕食前で気が立って
るんだからな」
 由美子先輩は命令を下すたびに竹刀を振って音を立てました。
 びゅん、びゅんという竹刀の風切音がやけに大きく響きます。
 四つん這いになって輪になった彼らは、ちょうど自分の顔の前に前の男の剥き出
しのお尻が来る状態になりました。

「はい、そこで目の前にある可愛いお知りの穴をたっぷり舐めてやりな。充分なめ
とかないと、前のお友達は切痔になっちゃうかもよ」
 由美子先輩の言葉に他の先輩達はくすくす笑い出しました。
「冗談じゃないぜ。いいかげんにしろよ。こんな汚いけつ舐められるかよ」
 笑われて頭に来たのか、とうとう一人が切れて立ち上がりました。
 
「何言ってんだい。こっちだっておまえらに好きで付き合ってんじゃないよ。お仕
置きだっておまえらの玉いっこづつ叩き潰して終わりにしたほうが時間がかからな
くていいんだ。本当につぶしてやろうか」

 由美子先輩の竹刀がことさら鋭い音を立ててその男の股間に襲いかかりました。
 下からすりあげるように襲ったその切っ先は、彼のペニスのわずか5センチの所
でぴたりと止まりました。

 ひっとうめいて腰砕けにしゃがみこんだ彼のペニスの先からは勢いよくおしっこ
が飛び出しました。

「ははは、おもらししてるよ。恥ずかしいやつ」
「びびってるくせに歯向かうからよ」
 先輩達から嘲られた彼はとうとう泣き出してしまいました。

「泣いても無駄よ。さあ、ちゃんと四つん這いになってお尻を突き出しなさい」
 しゃくりあげながらも、彼は今度は従順に由美子先輩の命令に従います。

「あなた達、どうせレイプしたのはさっきが初めてじゃないんでしょ。いままで
他人を苦しめてきた報いがきたと思いなさい、さあ、始めて。自分が舐めてもら
ってる以上に前のお尻を舐めてやるのよ。今度歯向かった人は本当に玉潰しだか
らね」
 荒々しい由美子先輩の後に聞く増田先輩のそんな言葉は、どんな脅しよりも彼
らに効いたみたいでした。
 静かだけど逆らえない雰囲気があるんです。

 やっと彼らは言われたとおりに前の男のお尻を舐め始めました。
 う、にがい、とかうひゃ、とか舐めた感想や舐められた反応がごちゃごちゃにあ
がります。
 7人の男達が輪になってそんなことをしている光景は、なんとも奇妙なものでした。
 何だか一匹のヒトデかイソギンチャクみたいな軟体動物がうねってるような感じが
しました。

「じゃあ、空いてる手で前の男の物をこすって立たせなさい。擦るのは慣れてるでしょ」
 歯向かう気力を無くした彼らは言われた通りに前の男の物を刺激しはじめました。

「しっかり立たせるのよ。立たせきれなかったやつは二人とも罰を与えるからね」
 なかなか勃起しない子もいたようですが、それでも罰を受けるのを恐れて、何と
か全員元気になったようです。

「いいわよ、それじゃあ、おまえ、前の男の尻を犯しなさい」
 由美子先輩の命令は彼らも予想していたんでしょう。
 それほど抵抗するでもなく、犯され役の男はお尻を突き出し、犯す男は勃起した
ペニスをその男の少し緩んでべとべとになった肛門に近づけました。

「ほら、いつも女の子を犯してるみたいに気前よくぶすっと挿しな」
 男のペニスがゆっくり前の男の肛門を押し広げる様子が、街灯の灯かりに照らされて
浮かんでいます。
 すっかり暗さに目の慣れた私たちにはわずかな街灯の明かりでも充分に見ることが
出来ました。

 う、うぐ。痛い。それ以上入れないで・・・・・・。
 前の男が腰を引こうとしました。
「逃がさないように腰を捕まえるんだよ。いつもやってるだろ」
 由美子先輩に叱咤されて、犯し役の男が腰をがっちり捕まえ、一気に奥まで突っ込
みました。

 ウギャー。かえるが引き裂かれたみたいな声が聞こえました。
「ほら、入ったらきちんと射精するまで終わるんじゃないよ。ちゃんと出したかどうか
調べるからごまかすな」
 犯されている男が、地面に爪を立てています。
 やっぱりかなり痛いんでしょう。
 女が始めて犯されるときと、どっちが痛いかしら・・・・・・。
 
 ぐっぐっと腰をお尻にぶつけるようにして男同士のセックスが続きました。
 パンパンと規則正しい音がして、数分後、大きく腰をぶつけたと思うと、ウっと言う
声がして犯し役の男が射精したようでした。
 その後、犯し役だった男が後ろの男の犯され、さらにその男がまた後ろの男に犯され、
といったことが、時間節約のため同時進行で始まりました。

 全員が前の男のお尻の中に二度目の白濁液を発射しました。
 よし、抜いていいよという由美子先輩の声。
 うわ、きたねーという声が上がるのはやっぱり浣腸もせずにそのままやったから当然
でしょう。

「はいそれじゃあ、自分のお釜を掘ってくれた素敵なちんぽを舐めてきれいにしてやり
なさい。逆らったら玉潰しだからね」
 多分暗くてよく見えなかったからでしょうか。
 彼らは案外逆らわずに言う事を聞いていました。
 うげーとかつばを吐く音が聞こえました。

 夕食前だと言うのに、とんだ余興でした。
 合宿所に帰ってもすぐには食欲が湧きませんでした。

 私たちが夕食を済ませる間、今日の獲物の子は道場の倉庫に縛られて転がされていま
した。

 何とか遅い夕食を取って、みんな食欲は満足です。これから、いよいよ新入生歓迎の
逆レイプ大会です。
 私は期待で胸がドキドキでした。

「沢渡さん、まだ処女なんでしょ。覚悟は出来てるの?」
 斎藤さんが聞いてきました。
 私たちは道場に来て、マットを引いたりして準備をしていました。
「覚悟というか、どうにでもなれって感じかな」
 私は正直に言いました。

「はい、皆さん。それじゃあお楽しみの逆レイプ大会でーす。今回は新入生歓迎だから、
二回生は準備係ね。始めましょうか」
 増田先輩がそう言って合図すると、縛られたままのさっきの獲物が連れられてきまし
た。彼はすっかりおびえていて、すぐにでも泣きそうになってました。

「許してください。ひどい事しないでください」
 震えた声で、許しを乞う彼は足も震えてるみたいでした。
「怖がらなくてもいいわよ。君はみんなで可愛がってあげるんだから。他の子達みたい
に手荒な事はしないから」
 由美子先輩が彼の縄を解きながら言います。
 彼は縄を解かれ、服を全部脱がされて、仰向けに寝かされました。
「可愛いわね。さあ、元気になりましょうね」
 今回は準備係の2回生の一人が、彼の股間のまだふにゃふにゃな物を口に含みました。
 う、ううー。彼がうめき声をあげています。
 怖いけど気持ちいい、変な表情をしていました。
 両手、両足は2回生の先輩が一人づつ押さえていました。
 あそこをしゃぶられ、別の先輩に乳首を刺激されたりして、彼のペニスはぐんぐん元
気になっていきました。
 
「いいわよ、最初は斎藤かな。こっちにきなさい」
 2回生の先輩達の手で、ギンギンになってゴムも装着された彼の上に、斎藤さんは下
着を脱いで立ちました。下から斎藤さんのツルツルの股間を凝視して、彼は怖さも忘れ、
すっかり興奮状態でした。

「じゃあ、一回生はひとり一回づつ、この子がいくまでね」
 増田先輩が言いました。
「あまり早くいかないでよね。少しは楽しませてくれないと蹴るからね」
 斎藤さんが一言釘を指して、彼のペニスをつかみました。
 それを無造作に自分の股間にあてがいます。
 前技もまったくなしですが、斎藤さんのあそこは既に潤ってるのでしょう。すんなり
根元まで収めてしまいました。彼の腰の上で、斎藤さんは気持ちよさそうに動いていま
す。
 斎藤さんのあそこに締め上げられた彼のものが弾けるのにあまり時間はかかりません
でした。多分5分も持っていません。ううっとうめき、腰を突き上げるようにして彼は
いきました。

「何よ。もう少しだったのに。早すぎたら蹴るっていったでしょ」
 斎藤さんは不満を爆発させていましたが、蹴る事はしませんでした。
 まだ後の人が待ってるからです。
 新入生は私と斎藤さんを含めて、8人います。私は順番は6番目でした。
 みんな逆レイプは初めてですが、実際に処女なのは私と、もう一人だけでした。
 2人目、3人目が続けて腰に乗りました。
 若いだけあって、先日のサラリーマンより回復が早いみたいでした。やっぱり最初よ
り、2回目、2回目より3回目のほうが長持ちします。斎藤さんはくじ引きで最初に当
たったのを、悔しがっていました。
 
「今年の娘はみんな素直にやってるわね。あんた達の時は泣き出す娘がいたのにね」
 由美子先輩が、押さえ係の2回生の人たちに言いました。
 言われた2回生は照れ笑いしています。

 5人目がまたがり、私の番が近づいて来ました。
 私はとっくに興奮状態で、早く跨りたいくらいでした。
「先輩。やわらかくなっちゃって、入りません」
 5人目の木下恵さんが不満の声をあげました。4回いった時点で、彼は弱音をはきだ
していました。
「もう無理だ−。いいかげんにしてくれ」
 3回目くらいまでは気持ちよく発射していた彼ですが、とうとう我慢できなくなった
みたいで、暴れだしました。2回生が体重をかけて、両手両足を押さえつけます。
「勘弁してくれよ。もう嫌だよ」
「何言ってるの。まだ始まったばかりじゃない。これからが本番だからね。無理やりで
も立たせてあげるから」
 由美子先輩は二回生に命じて、お尻用のバイブレーターをもって来させました。
 それにゴムをかぶせてゼリーをぬり、彼のアヌスに持っていきました。

 うぎゃー。ちょっと大げさなんじゃないのと思うくらいの声を彼は上げました。
 そんなに痛いのかしら。
 それを始めて、少しずつ彼のペニスが元気を取り戻しました。ゆっくり時間をかけて、
彼の乳首を刺激したり、玉を握ってちょっと圧迫したり、そんなテクニックで彼は再び
ビンビンになりました。
 そして5人目の木下さんが終わり、私の番になりました。

 私は既に下着も脱いでいました。
 私のあそこからは触りもしないのに、太腿に伝うくらい愛液が垂れていました。
 自分がこんなに淫乱だなんて初めて知りました。
 
 私はゴムをつけた彼のペニスを握りました。思ったほど硬くなくて、弾力に富んでい
ました。初めて男の人のものを握ったんです。そして、それを自分の割れ目にあてがい
ました。
 みんなが注目する中、体重をかけて、一気に押し込みました。ズキンとする痛みがあ
りました。自分の中で、何かが裂けて、押し広げられます。串刺しにされるような感覚
に私の心臓が高鳴りました。
 
 そのまま、見よう見真似で腰を動かしますが、うまくいきませんでした。すぐにヌル
ンと外れてしまいました。
「許してくれよー。もう痛いよ」
 彼はか細い声でつぶやいていました。そんな彼の情けない声を聞くと、もっといじめ
てやりたくなります。
 さっきはアベックを襲ってやりたい放題をやっていた不良なんです。たっぷり懲らし
めてやらなきゃ。私も最初は痛かっただけですが、慣れるにしたがって気持ちよくなっ
て来ました。
 男の腰にまたがって自分の股間を男の物に擦りつけると、だんだん気分が高まってき
ます。自分で自分の乳首をつねったりして、絶頂を迎えるのにそれほど時間はかかりま
せんでした。
 私は、彼の腰の上で大きく反り返り、絶頂を迎えました。

 脱力して彼にもたれかかると、彼の疲れた顔が目の前にありました。
 愛などまったく感じない彼の顔を見て、セックスって愛が無くても気持ちいいものだ
と改めて思いました。

 この子はただの道具なんだと思いました。バイブレーターと同じく、女を喜ばせるだ
けのために生きてる奴隷。そんな感じがしました。
 私はいっちゃいましたが、彼はまだ発射していません。ルール上私はまだ彼から下り
る事はできないんです。一人一回づつ彼が発射するまで跨る、というルールだったから
です。
 私は、半ばやわらかくなっている彼の物を、はさみつけて擦りあげてやりました。
「腰をまわすようにして擦り付けるのよ」
「沢渡さんがんばって」
 周りの声にも励まされて、やっと6回目を発射させる事が出来ました。彼も疲れたで
しょうが、私もくたくたになってしまいました。

「許してください。もう痛いです。お尻ももう勘弁してください」
 無駄とは分かっていても彼は懇願を続けていました。
 いくら願っても聞き入れられない悔しさにか、涙を流して泣き出してしまいました。
 痛々しい彼のペニスは赤く腫れ上がり、所々擦れて血がにじんでるみたいでした。
「あと2回で許してあげるから、もう少しがんばってね」
 由美子先輩はいつになく優しく言いました。


 最近インターネットのいろんなサイトで逆レイプされたいという男の人が目に付きま
すが、たった2時間くらいの間に10回もいかされる苦しさを分かってるんでしょうか。
 男は溜まってくるととにかく何回でも発射したいと思うのかも知れませんが、実際に
は気持ちいいのは3回まで、それ以上は地獄の強制射精が続くんです。

 腰はがくがく、あそこは真っ赤に腫れ上がり、精液には血が混じるほどの拷問なんで
す。仮に拷問されるのが好きなマゾの人でも、多分泣き出して二度とやって欲しいなん
て思わなくなると断言できます。

 彼はその後、約束どおり残りの2回を終わって解放されました。一人で歩けない彼を
みんなで抱えて、車に乗せ、彼の言う場所まで送りました。いつもならまだ4〜5回は
やってるところですが、今回は新入部員の歓迎会ということで、上級生達のお楽しみは
また今度、早々とお開きになりました。
 
 処女を失った事はやっぱりショックでした。
 でも、それ以上にショックだったのは、いつの日か愛する人にそれをささげようと思
っていた以前の自分をすっかり子ども扱いし、否定してしまう新しい自分が完全に確立
してしまった事です。
 自分がすっかり変わってしまった事に改めて気付いた私が、それをまったく後悔して
いないという事実でした。


      夕陽に染まる  エピソード3  終わり



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